子連れでの結婚式参列、どうしたら良いの?
このくらいの月齢の子どもと結婚式に参列されたことのある方いらっしゃいましたら、子どものフォーマルはどのようなものを着せられたか、参考にさせていただきたいので教えて下さい。
子連れでの結婚式参列はとても不安なもの。当日に着せていくものやご祝儀など、今まで1人や夫婦で結婚式に参列する時には考えていなかったことも、色々と準備をしなくてはいけません。
子連れ結婚式でのさまざまな疑問を解決していきましょう。
夫婦+子供で参列するときの、ご祝儀の相場は?
夫婦で、子供を連れて結婚式に出席するときは、御祝儀をどのくらい包めば良いのでしょうか。一般的に、大人1人が出席する場合のご祝儀の相場は1人3万円程度といわれています。夫婦で出席する場合は、単純に2倍包むのではなく、5万円ほどが相場です。
子供のご祝儀は、以下の目安で考えましょう。
- 席が必要なく、食事もいらない場合:ご祝儀は増やさなくてよい
- お子様ランチが提供される場合:1万円
- 大人と同じ食事が提供される場合:2万円
子供の分のご祝儀も一緒に、親のご祝儀袋に包み、連名で名前を書いて贈ります。
- 正門律子「誰にでも選ばれる人の「マナー」マネジメント」130(マガジンハウス,2010年)
- 現代マナー・作法の会「オールカラー 困ったときにすぐひける マナー大事典」147(西東社,2015)
- 主婦の友社(編)「冠婚葬祭贈答のお金マナー 表書き」4(主婦の友社,2010)
- 杉本祐子「ネット検索ではわからない正解をズバリ回答! 冠婚葬祭・おつきあいのQ&A」87(主婦の友社,2016)
- 筆まめ「結婚式のおよばれマナー」(http://bridal.fudemame.net/manners/congratulatory/name/,2017年7月27日最終閲覧)
- 主婦の友社「冠婚葬祭はじめてのマナー」41(主婦の友社,2015)
先輩ママに聞いた!男女別、子供の結婚式参列時の服装
結婚式に参列する時、子供はどのような服を着せれば良いのでしょうか。特に初めての参列では、他のママがどうしているのかわからず、不安になりますよね。
そこで、先輩ママたちに、子連れで結婚式に参列した際の子供のコーデ写真を見せていただきました。コーディネートの参考にしてみてください。
男の子は小物でおしゃれに
大人の男性ならスーツが一般的ですが、赤ちゃんや幼児でスーツを着せるのは大変ですね。男の子のフォーマル衣装は、赤ちゃんならセパレート風ロンパース、大きくなったらベストや半ズボンなどを使ったシンプルコーデがおすすめ。
モノクロの色合いになりやすいですが、小物を上手に取り入れることで可愛らしく、おしゃれなフォーマルの装いになりますよ。
10ヶ月:セパレート風のロンパースでおむつ替えも楽に!
パッと見るとセパレートの吊りズボンに見える服装ですが、これはロンパース。まだ10ヶ月の赤ちゃんでは、おむつ替えも頻繁で、セパレートの服を着るのは難しいかもしれません。そのような時は、セパレート風のロンパースが便利に活用できそうですね。
首元の蝶ネクタイが、フォーマル感をかもし出していて、とてもおしゃれです。靴はシンプルで色味を合わせたスニーカーに。フォーマルの靴は、慣れていないと歩きにくい場合があるため、履きなれた靴の方が安全かもしれませんね。
1歳:おしゃれなスタイがあれば食べこぼしても安心
1歳での参列には、おしゃれなスタイで。蝶ネクタイが正装らしく、素敵です。こちらも服の上下が一体になったロンパース型。爽やかな色合いで、夏の式にぴったりですね。
「この時期はせんべいが大好きだったので、赤ちゃんせんべいで乗り切りました」と話すママ。ちょっとした食べこぼしやよだれが出ている場合も、スタイをつけておくと服が汚れずに安心です。
1歳半:きっちりベストで正装らしさを出しつつ、普段使いできるアイテムで
1歳半では、セパレートのYシャツ、ズボンにきっちりとしたベストを着て参列。Yシャツとズボンは普段着にできるものだそうですが、ベストがフォーマルなので全身がカッチリとしたコーディネートに見えますね。
胸のロゼットはママの手作りだそう。暗めの色合いになりがちなフォーマル服も、一気に鮮やかになりますね。男性が使うチーフのようで、素敵です。
女の子はドレスやケープで華やかさアップ
女の子はドレスやワンピースなどの華やかな服装で、お姫様のように参列する例が多いようです。女の子にとって花嫁さんは永遠の憧れ。おしゃれをして参列しながら「いつかは私も主役になりたい」と夢見るのかもしれませんね。
おしゃれなドレスは着慣れないため、動きにくい面があるかもしれません。ケガをしないように気をつけて見守ってあげましょう。
3ヶ月:お宮参りのドレスをそのまま使って出席
生後3ヶ月で、パパの友人の結婚式に参加したという赤ちゃん。お宮参りのドレスをそのまま着ることができ、参列できたそうです。まだ赤ちゃんなら、お宮参り時のドレスが着られないか試してみても良いかもしれませんね。
また、このドレスは2重になっていて、暑い時はドレス部分を脱いでロンパースだけにすることができるそう。披露宴会場の温度に合わせて、調整できる服装で行くと安心ですね。
1歳2ヶ月:冬の式ではモコモコケープとタイツが活躍
寒い冬の式では、暖かいケープやタイツが活躍。室内では脱ぎ着できるデザインにすると良いでしょう。
靴はリサイクルショップでフォーマル靴を300円で手に入れたというママ。フォーマルのベビーシューズは活躍する機会が少ないままサイズアウトするため、中古品を利用するのも一つのアイデアです。頻繁に使わないだけに、きれいな中古品が手に入るかもしれませんよ。
4歳:爽やかなドレスで子供自身もご機嫌に
4歳ごろになると、女の子の中にはおしゃれをしたい気持ちが出てくる子が出てきますね。そのような女の子にとって、結婚式でのおしゃれな服装は、憧れのような思いがあるかもしれません。
先輩ママによると、爽やかな水色のワンピースに、娘さんはとてもご機嫌だったそう。ワンピースの裾が長すぎないため、転びにくそうで良いですね。靴は黒いエナメル風の靴で、さまざまなフォーマルなシーンで役に立つでしょう。
子供が大きくなってきたら、体や足のサイズが上がるペースもゆっくりになってきますので、フォーマル用の洋服や靴が1セットあると安心でしょう。
7歳:ドレスと上着は自分で選ばせた
7歳の女の子は、ドレスも上着も通信販売で購入。女の子本人が自分で選んだといいます。靴はママが選んだもの。まるでお人形のようでとても可愛らしいですね。
紙が短めでも、カチューシャでアレンジするとおしゃれに仕上がります。絵本の中のお姫様になったような気分で、特別な1日を楽しめたのではないでしょうか。
事前の準備をしっかり行い、家族で結婚をお祝いしよう
子供を連れての結婚式参列は、事前の準備と心構えが大切です。おしゃれなフォーマル服でも食べこぼしなどで汚してしまうかもしれないため、念のためシンプルな着替え用の服を用意しておくと安心ですね。
また、夫婦で参列する場合、子供が飽きてぐずってしまった時の対応について、パパとママでよく話し合いをしておくと安心です。招待してくれたご夫婦にとっても、参列したパパママ、子供にとっても、素敵な思い出が残る一日になると良いですね。