杉並区の場合、時短勤務をする場合でも、通常勤務時間を記載します。例えば雇用契約上は1日7.5時間勤務で、復帰後は時短勤務で1日6時間となる場合でも、雇用契約上の7.5時間で記載してよいということです。ただし、就労日数が減る場合は指数が変わるため、きちんと状態にあった記載をしなくてはいけません。
育児休業中の場合は、休業する前の勤務時間で申請することができます。
その他の調整指数
杉並区の主な調整指数は以下のようなものがあります。(一部抜粋)基準指数と合計し、選考の対象になります。
- 生活保護世帯:+2点
- ひとり親世帯で65歳未満の同居人がいない:+3点(月20日以上就労している場合は⁺4点)
- 未就学児が3人以上いる世帯:+1点
- 兄弟姉妹が利用希望月前から利用している認可保育所等を第 1希望とした申込み:+1点
- 認可園以外の保育所に、1日4時間以上かつ月12日以上月ぎめで預けている(実績6ヶ月以上):+2点
- 区内の認可保育所等の利用を、保護者の育児休業取得を理由として終了した児童が、当該育児休業明けに再度入所を申し込む場合:+10点
認可園以外の保育所に預けている期間は、長くなるとさらにポイントが高くなります。1年以上の場合は+3点、1年半以上の場合は+4点。ただし、育休中や求職中に預けても期間として加算されません。
産後休暇中に上の子を退園させ、その後再入所を希望する場合の指数は+10点と非常に高くなっている点がポイント。より多くの保育を必要とする人に保育の受け皿を提供し、退所してもまた戻れるように配慮されています。
詳しくは杉並区の「保育施設利用のご案内」を参照してください。
杉並区認可保育園、保育料はいくら?
杉並区の認可保育園の保育料は、区民税所得割額によって算定されます。全26段階に分かれていますが、その一部をご紹介します。以下は3歳未満児で第一子の場合の保育料です。
- 生活保護世帯、住民税非課税世帯:0円
- 中間額(233,700円以上256,300円未満):32,500円
- 最高額(850,900円以上):68,500円
第二子の場合は減免があり、第三子の保育料は延長保育料を除き無料となります。詳しくは杉並区のホームページでご確認ください。
認可外保育所に入所した場合の助成制度
杉並区には、認可外保育園に入所した場合に保育料の一部が助成される制度があります。対象となるのは以下の保育施設です。
- 東京都認証保育所
- 杉並区グループ保育室
- 杉並区保育室(委託型)
- 認可外保育施設
東京都認証保育所と、基準を満たす認可外保育施設については、区外に子供を預けている場合でも、杉並区民であれば助成対象となります。
月ぎめ契約で、月160時間以上保育園に預けていることが条件で、助成額は所得によって異なります。詳しくは杉並区保健福祉部保育課に問い合わせてくださいね。










