1. トップ
  2. 住まい
  3. 街選び・暮らし
  4. 今すぐ開こう「防災会議」!もしもの時家族を守るために

今すぐ開こう「防災会議」!もしもの時家族を守るために

東日本大震災を機に、一般家庭でも防災グッズや食品を備蓄するなど人々の防災意識は高まっています。地震だけではありません。洪水や豪雨、火災など自然災害はいつどこで自分や家族に降りかかるか分からないもの。そう、災害は家族一緒の時におこるとは限りません。そんなもしもの時、あなたの家庭では家族の安否確認方法を決めているでしょうか?学校や幼稚園、保育園へ行っている子供の避難場所は把握していますか?非常時に家族が離ればなれにならないように、今すぐにできる対策をご紹介します。

プレミアム記事

PIXTA

家族が一緒にいるときに起こるとは限らない「災害」

災害は必ずしも自宅で、家族一緒にいる時におこるとは限りません。ママやパパは職場、子供が学校や幼稚園・保育園など、家族バラバラの時間帯におこる可能性も。現に東日本大震災の発生時、首都圏では約500万人が自宅以外の場所で震災を経験し、帰宅困難になりました。また、その際携帯電話や固定電話もつながらず、家族の安否を確認できないという事態もおこっています。

損保ジャパン日本興亜が2017年2月8日~11日、全国の20〜69歳の男女1112名を対象に行った調査によると、「携帯電話やスマートフォン以外で親族・友人の連絡先が分かるものを持っていない」という人が半数以上という結果に。同じく半数以上の人が、「災害時の家族の安否確認方法を決めていない」と答えています。

多くの人たちが、家族との連絡方法を決めていないことが分かります。しかし、災害時に家族の安否が分からなかったら、とても不安ですよね。筆者も6年前の東日本大震災で福島にいる家族と数時間連絡がとれず、ハラハラした気持ちで過ごしたことを今でも鮮明に覚えています。

出典元:

家族で開いておきたい「防災会議」

家族会議 PIXTA

災害では、防災グッズなど備蓄品をそろえることも大事ですが、もしも家族バラバラで災害にあった時の安否確認方法、避難場所を把握しておくことも必要です。

いざという時に備え、家族で「防災会議」を開いて下記のようなことを話し合って確認しておきましょう。

1.家族の安否確認方法

安否確認のための連絡方法を決めておきましょう。災害時は電話回線が混み合い、スマートフォンや携帯電話がつながらない可能性も。後述する伝言サービスの種類を把握し、家族が利用するものを複数決めておくとよいでしょう。

自宅から避難する際は、玄関先などに張り紙をして他の家族や近隣に無事を知らせる方法も。その際は一緒に避難する家族の安否や避難場所を記します。地域によっては、「命のハンカチ」と呼ばれる安否確認用のハンカチを玄関先に結び付け、無事を知らせることにしている場合もあります。張り紙やハンカチ等を活用し、速やかな安否確認へ役立てましょう。

子供が学校や保育園、幼稚園に通っている場合は、それぞれの施設に非常時の安否確認方法について聞いておきましょう。

プレミアム記事を読むには?
この記事の続きは、アプリをダウンロードしてママリプレミアム(月額400円)に登録するとお読みいただけます。
アプリをダウンロードする
プレミアム記事が今なら7日間無料

おすすめ記事

「家族」「災害」 についてもっと詳しく知る

出典元一覧

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧