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強制的にお金が貯まる「財形貯蓄」とは?メリットとデメリット

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月1万円からスタート。コツコツ貯めて100万円達成

一般財形貯蓄で毎月1万円、ボーナス時に1回11万円ずつ積み立てれば、1年で34万円に。これを3年間続ければ、計102万円貯められます。

  • 給与天引き:1万円×12ヶ月=12万円
  • ボーナス時:11万円×年2回=22万円
  • 3年間の合計:34万円✕3年=102万円

ボーナスなしで100万円を目指すなら積立額をアップ

ボーナスがない人は、毎月の金額をもう少し増やし、貯蓄にあてる期間も、上のケースより1年間長く設定します。それでも4年後は100万円近くの積立額になります。こちらのケースも一般財形貯蓄で積み立てるイメージです。

  • 給与天引き:2万円✕12ヶ月=24万円
  • 4年間の合計:24万円✕4年=96万円

5年後にマイホーム購入の頭金として450万円貯める

住宅財形貯蓄を使い、毎月の金額を大幅にアップして住宅購入の頭金を貯める方法もあります。550万円以下の貯蓄金額なら利息等に税金はかかりませんし、住宅購入のためなら非課税で払い出しすることができるのもメリットです。

  • 給与天引き:5万円×12ヶ月=60万円
  • ボーナス時:15万円✕年2回=30万円
  • 5年間の合計:90万円×5年=450万円

無理のない金額から始めてみよう

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財形貯蓄制度は、自分が勤めている会社に手続きをするだけで、手軽に始められる積立制度です。いったん手続きをしてしまえば、自然とお金が貯まっていく楽ちんさも魅力です。

ただし、会社によっては財形貯蓄制度を導入していないこともあるため、まずは会社の総務部・福利厚生担当に確認をしましょう。

財形貯蓄制度に限らず、積み立ては少額でもコツコツ長く続けていくことが大切です。貯蓄に慣れないうちから大きな金額で始めると、続けていくこと自体が難しくなってしまいます。はじめのうちは無理のない金額で、慣れてきたら少しずつ金額を増やすようにしてください。

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