ママたちの気になる食費節約術
毎日の食事作りは、準備や後片付けだけでなく、かかる費用の管理もしなければならず大変ですよね。家族が多ければ、それだけ食費もかかってきます。2019年10月からは消費税が10%に引き上げられる予定ということもあり、今のうちに節約術を習得し、できればなるべく最低限にとどめたいもの。
しかし、具体的に何をすれば食費が節約できるのか分からない、というママもいるのではないでしょうか?あまり難しいことをせず、食費が浮く方法があれば知りたいですよね。
妊娠、子育て、妊活中の女性向けアプリ「ママリ」でも、このような悩みを持つママから質問が届きました。
質問者さんの切なる悩みに共感するママたちもいるはず。筆者も食費には長年悩まされており、子供が3人に増え年々上がる一方。それに加え、好き嫌いがでてしまうと食材の減り方も偏ってきます。
筆者は1歳、3歳、7歳の子供と夫の5人家族。食費はお米代を含めて23,000円に設定しており、週1回のまとめ買いをしていますがなかなかうまくはいきません。
しかし、これ以上設定を多く見積もってしまうと余裕があるからと買わなくてよいものまで手に取ってしまうので、設定は低くしてあります。食べ盛りの子供たちのおなかを満足させつつも、予算をしっかり守りたいという気持ちをバランス良く保つのは難しいこと。
そこで、今回は他のママたちがどのような節約術を行っているのか調べてみました。
ママたちが実践!食費節約術を学ぼう
今すぐ知りたい食費節約術を、「ママリ」に寄せられた投稿からピックアップしました。実践しているママだからこそ分かること、感じることを知ることができます。
ママたちの意見を参考に、今日から節約術を取り入れてみましょう。
1.買い物は安売りを狙う
スーパーで良く見かける安売りの広告。お店によっては時間帯、曜日、日にちなど、決まったときに安売りをすることがありますよね。そのタイミングを狙って買い物をすると節約になります。
もちろん、安いからと言って買い過ぎては意味がありません。必要なものを必要な分だけ安く購入することがポイントになります。
筆者もネット広告や新聞折り込み広告などをチェックし、いつ、どの場所で安いかを確認してから買うものを決めていますよ。
2.2日連続同じメニュー
食費の無駄といえば、必要のないものを購入することもそうですが、食材を腐らせてしまうこともその一つ。せっかく買ったのに使わず廃棄するのは、お金を捨てているのと同じ。
食材を腐らせる前に使いきるママの意見は、2日連続同じメニューにすることだそうです。多めに作って余ったものは次の日に。味も染みて、料理の手間も省け、食材の無駄は無し。メリットだらけの方法ではないでしょうか。
2日連続は飽きてしまうという方は味を変えてみたり、違う食材を加えてみたりすると良いですよ。例えば、肉じゃがを作ったら次はカレー。ポテトサラダを作ったら次はコロッケ…など。作る楽しみも増えるかもしれません。
3.冷蔵庫の中身が無くなるまで買い物には行かない
食材を安く買うことで食費を抑えられますが、買い方、使い方も重要。こちらのママは、冷蔵庫の中身が無くなるまで買い物へはいかないそうです。
冷蔵庫の中を把握しておらず、同じ食材を買ってしまったということありませんか?二重に買うことも防げますし、腐らせる心配もありませんよね。
全て無くなってからでは不安…という方は、「ここまで減ったら買いに行く」とボーダーラインを決めておくのもよいかもしれません。
4.おかずのもとなどを買わない
時短調理に便利なおかずのもとは、忙しいママにとって欠かせない存在かもしれません。しかし、決して安いわけではないため食費を抑えたいというならば、購入頻度を減らすと良いのではないでしょうか。
味もおいしくて、パッと手早く使える手軽さは捨てがたいもの。絶対に買わない…ということではなく、少し買う回数を少なくしてみてはいかがでしょう。
サラダで使うドレッシングも意外に手作りできるもの。筆者おすすめの手作りドレッシングは、ごま油、砂糖、しょうゆ、すりおろしニンニク、すりごまを混ぜた中華風ドレッシングです。できる範囲で手作りしてみましょう。
5.肉類は小分けにして冷凍保存
購入した肉類はラップなどで1回分の量ごとに包み、冷凍保存をして節約。筆者も同じように大きめパックの肉類を一度に購入し、小分けして冷凍。使うときに解凍するようにしています。
筆者の場合は1回に分ける量を少し多めにし、おかずが多くなるようにしてお弁当に入れたり、次の日のお昼ご飯に回したりしていますよ。このようにすることで調理時間も短縮できるのです。
ラップで包み、ジップロックなどの保存用袋へ入れることでしっかり冷凍できます。
6.買い物はまとめ買いしよう
買い物は週1回とまとめることで無駄を無くします。お店へ行くたびに買ってしまうと、いつの間にか食費がオーバー…ということが。
そうならないため、可能な食材は多く買って小分けに冷凍し1週間過ごします。もちろん、必要な食材があるときはそれだけを買って終わりです。
お店へ行く回数が増えると、誘惑も増えてしまうので注意しています。
7.使って育ててまた食べられる食材を活用
豆苗やカイワレは安いだけでなく、水につけて育てることでまた食べることができます。育て方は水を入れた容器に根元をつけ、日の当たる場所に置いておくだけ!
1日1回は水をかえて衛生的にしておきましょう。水をかえないとカビが生えるので注意してください。伸びてきたらカットして使いましょう。筆者も育てて使っているので、本当に優秀な食材と実感しています。
8.おなかがすいているときは買い物に行かない
おなかがすいているときに買い物をしてしまうと、必要以上に食材が欲しくなるので避けましょう。できるだけご飯を食べた後やおなかがすいていないときに行くのがおすすめです。
筆者もなるべくご飯の後にして、余計なものを買うのを避けています。おなかがすいていると、あれもこれもかごへ入れてしまい、レジで会計を見るたびにやってしまった…と思うので気をつけていますよ。
ほんの少しのことですが、意識することで食費を抑えられるのです。
ママたちの節約術をマネして食費を無理なく抑えよう
食費を一生懸命抑えようと努力しているママたちのテクニックは、どれも今すぐ取り入れたいものばかりでした。筆者も同じように実践している節約術があったので、良かったと思いました。
他にも筆者は業務スーパーを利用したり、余計なものを買わされないよう1人で買い物をしたり、野菜が高いときは冷凍カット野菜を利用したりしています。
今回紹介できなかったアイデアもたくさんあるため、ぜひ「ママリ」の投稿をのぞいてみてください。きっとママたちの欲しい情報が手に入りますよ。
皆さんも無理なく節約術を取り入れて、楽しく買い物をしてください。