2017年上期はどんな名前が人気だった?
かわいい我が子が産まれた瞬間から一生を共にする事になる名前。
親から子供への最初の贈り物でもあるがゆえ、どんな名前が良いかな?字画は悪くないかな?苗字とのバランスは?など、考えだすととまらなくなりますよね。
さて、先日アカチャンホンポから「2017年上期命名・お名前ランキング」が発表されました。
アカチャンホンポでは、毎年店舗で登録された赤ちゃんの名前を集計して発表をしています。近年の名づけのトレンドや傾向が分かり非常に参考になるんです。
今回は女の子の名前に注目してみていきます。
アカチャンホンポ「2017年上期命名・お名前ランキング」女の子編
- 咲良(サクラ)
- 結菜(ユウナ)
- 凜(リン)、結衣(ユイ)
- (3位同率)
- 陽菜(ヒナ)
- 凛(リン)
- 陽葵(ヒマリ)、さくら(サクラ)
- (7位同率)
- 結愛(ユア)
- 莉子(リコ)
アカチャンホンポ「命名・お名前ランキング」の2017年上期の結果を見てみると、ここ数年の傾向である植物や自然のものを連想させる名前が多くランク入りしていますね。
名前によく使われる漢字を見てみると「陽」は男の子女の子共に使われる事が多く、男の子では「ハル」「ヨウ」と読ませるのに対し、女の子では「ヒ」と読ませるという違いがあるのが面白いですね。
「結」「愛」「菜」など、名前につくと女の子らしい印象の漢字もよく使われています。
ママ世代では「〇〇コ」と名前の最後に「コ」がつく名前が大多数だったのが、ここ近年ではトップ10に入ることが少なくなり、「ユウナ」、「ヒナ」などのように名前の最後に「ナ」がつく名前が上位にくる傾向。
また、漢字一文字の名前もランクイン。一文字で2音、3音の読みは共にまだまだ名付けの人気傾向にあるようです。
- アカチャンホンポ「命名・お名前ランキング」(http://www.akachan.jp/maternity/ranking/,2017年9月21日最終閲覧)
かわいらしい女の子の名前候補16選
妊娠、子育て、妊活中の女性向けアプリ・ママリには連日こんな投稿が。
子供のことを思うが故に考えすぎてしまい、ママが煮詰まってしまっている状況が目に浮かびます。似たような投稿も数多く見受けられました。
名前を考えるとき、いったん悩み始めるとどんどん迷走してしまい、しまいには出口が見つからなくなってしまうのが怖いところ。そういうときはいったん頭の中をリセットするためにも、他の人のアイデアをもらってみるのがよいかもしれません。
もちろん最終決定権があるのはママやパパですが、たくさんの先輩ママから意見をもらったうえで自分たちが答えを導き出した名前にはきっと自信がもてるはずです。
今回は漢字二文字の名前と、漢字一文字の名前にわけてそれぞれ8個ずつかわいらしいなと感じるものを紹介します。
こんな2文字の名前はどうですか?8選
ママリの回答には素敵な名前の案がたくさん!どの名前もママパパたちの愛情がひしひしと伝わってきます。
まずは筆者がかわいいと感じた二文字の名前を紹介します。
七菜(なな)
女の子らしい響きの「な」が二つ並んだかわいらしい印象の名前ですね。「なな」ちゃんはさまざまな漢字の組み合わせがありますが、「七菜」ちゃんだと春の七草を連想させるので、1月の上旬頃に生まれる子に名付けてもよいかもしれませんね。
志歩(しほ)
回答された方も書いていますが、「志を持って歩む」という由来がとてもかっこよく感じます。音の響きは柔らかなので、女の子らしいけどしっかりとした芯を持った子になりそうなイメージです。
杏果(きょうか)
性別がわかってすぐ名付け本を購入し、画数を調べながら決めました。旦那とも意見が合ったのですんなり決まり、お腹にいるときから名前で呼んでましたよ✨
親子3人、イニシャル一緒です🎶
「杏」という漢字を使った名前はいくつか見聞きしたことがありますが、それに「果」を追加した点が珍しいなと感じます。アンズの実のように、鮮やかなオレンジ色のように明るい笑顔がトレードマークになりそう!
史乃(しの)
最近人気が出ている少し古風な名前。女の子にもその流れはきています。こちらは奥ゆかしさ、日本人らしさを感じさせる響きでよいですね。
玲奈(れいな)
ラ行の音と「ナ」があるので、女の子らしい響きをもった名前で素敵ですね。同じ漢字で「れな」とも読めるようです。
朱音(あかね)
原色の赤とはまた違う風合いの色である「朱」を名前に入れているので、落ち着きのあるイメージになりますね。「あかね」ちゃんと聞くと「茜」の漢字が思い浮かびやすいので、「朱音」だと少し珍しさも出ます。
琴乃(ことの)
可憐でおしとやかなイメージの名前です。3音全て母音が「オ」なので響きもまとまりがあり、呼びやすくて良いなと感じました。
舞桜(まお)
まさに桜の咲く時期生まれの女の子なイメージの名前です。使っている漢字も「桜の花(びら)が舞っている」情景を連想させるので、日本らしさを感じますね。
こんな一文字の名前はどうですか?8選
次に筆者がかわいいなと感じた漢字一文字の名前を紹介します。
近年人気のある漢字一文字の名前、漢字の意味をダイレクトに感じられる素敵な候補がたくさんありました。
蘭(らん)
蘭の花のような清純さ、美しさを感じられるような名前です。蘭=長持ちする花として有名なので、そこから連想してたくましさも持ち合わせていそうなイメージです。
穂(みのり)
実り豊かな秋の時期にぴったりな名前。豊かな大地のように広い心を持った、優しい女の子になりそうです。
渚(なぎさ)
夏の日差しのようなキラキラとした笑顔が似合いそうな名前です。明るく活発で、周りの友達まで元気にさせそうですね。自然を連想させる漢字を使用し、かつ漢字一文字だとスケールのある素敵な名前になるな、と感じます。
梓(あずさ)
音の響きから、スッと筋の通っている凛としたイメージ。良い意味でたくましさや、他人の意見に流されない自分の信念を持っていそうな印象を受けます。
栞(しおり)
かわいいながらもすっきりとしておさまりの良い響きの名前です。思わず「しーちゃん」というあだ名で呼び掛けたくなりますね。
悠(はるか)
男の子の名前にも人気な「悠」の漢字ですが、訓読みの「はるか」だと、一気に女の子らしい印象ですね。響きから、おおらかで心優しい子になりそうなイメージです。
碧(みどり)
「みどり」という名前に使える漢字は複数ありますが、こちらはその中でも深い色味のグリーンを連想させる「碧」を使用したもの。その色のように、落ち着いた性格のなかにキラっと光る宝石みたいな天性を持ち合わせていそうです。
珠(たまき)
真珠や美しいものを例えるときに用いる「珠」の漢字を使っているので、落ち着いた大人っぽさを連想させます。「珠」という漢字に「キ」と読む漢字をくっつけて「タマキ」とすることもあるようです。
これにしてよかった!と思える名前を見つけ出せますように
筆者自身には現在3歳の娘がいますが、実際に名前を考える際悩んだことを思い出しました。
「この名前良いかも」と思っても苗字とつなげると響きがおかしくなったり、夫婦でこの名前にしよう!と考えがほぼ決まりかけた矢先、先に生まれた仲の良い友人夫婦のお子さんに偶然同じ名前が使われたり…。
かなり試行錯誤しましたが、今振り返って当時考えた案と照らし合わせてみても、最終的に名付けた名前が一番本人に合っているなと思います。
簡単には決めることができずに悶々としてしまうこともあるかもしれませんが、パパと二人で最終的に決めた名前はきっと素晴らしいものになるに違いありません。
赤ちゃんにとっても、そしてママやパパにとっても最高の名前を見つけ出せますように。