よそのお宅の家計支出は月いくら?平均データ
総務省「家計調査」によると、40歳未満かつ2人以上世帯が1ヶ月に支出している平均額は273,165円。費目ごとの内訳と割合は次のとおりです。
- 食費:23%(63,596円)
- 住居費:9%(25,345円)
- 光熱水道費:6%(17,691円)
- 家具・家事雑費・衣料費:8%(22,800円)
- 保険医療費:3%(9,347円)
- 交通・通信費:16%(44,967円)
- 教育費:14%(11,174円)
- 教養娯楽・交際費:14%(37,246円)
- その他:15%(40,999円)
注意したいのは、ただ平均データを我が家の家計を比べるだけではあまり参考にならない点です。世帯によって収入はもちろん、お金の使いみちや支出の優先順位、価値観などが異なるためです。
例えば住居費の平均支出は9%と、だいぶ低いように思えます。仮に世帯月収が30万円だとして、その9%ならば2.7万円。賃貸住宅の家賃としても住宅ローン返済額だとしても、なかなか考えられない金額ですよね。その理由は、親と同居していたり、寮に入っていたりする場合も含まれているからです。
子育て世帯にとって理想の支出割合は?
子育て世帯にとっては、どのような支出割合が理想なのでしょうか。保育園や幼稚園に通う未就学児がいる家庭を例にして、考えていきましょう。
理想の割合は夫婦の考え方やライフスタイルによって異なるため、あまり細かくせずに費目を絞り、なおかつ5の倍数としたシンプルな数値でご紹介したいと思います。
なお、具体的な金額を把握できるように、手取り月収25万円だといくらになるのかもあわせて記載しています。
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