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監修:齋木啓子

熱が下がったらブツブツが。登園はいつから?突発性発疹の解熱後のケア

3〜4日ほど続く38℃くらいの高熱と、熱が下がった後に出る発しんが特徴的な突発性発疹。大半が乳児のうちにかかるため、赤ちゃんの「初めての高熱」の原因になることも多く、しばしばママをあわてさせる病気です。とはいえ、突発性発疹そのものは怖い病気ではありません。解熱後どう対応したらよいのかについて、ご紹介します。

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突発性発疹の発しんの特徴

突発性発疹は、熱が下がった後に発しんが出てはじめて診断できる病気です。ただ、中には発しんが出ないケースもあります。ここでは、突発性発疹の解熱後に出るポツポツの一般的な特徴を見ていきましょう。

解熱とともに体を中心に顔や手足に発しんが出る

解熱後に発しんがみられやすいのは、体幹部や顔です。大きさは3〜4mm程度の楕円形に近い形で、色はピンク色〜鮮やかな紅色です。盛り上がりはなく平面的で、かゆみはないといわれています。しだいに手足にも広がりますが、数日間経つと跡を残すことなくきれいに消えます。

発しんがほとんど出ない子もいる

発しんは出現してから3~4日で消失しますが、軽い場合はほとんど気づかないこともあります。また、不顕性感染といい、感染しても症状が出ないケースが20~40%程度あるといわれています。

発しんはだいたい3~4日で消える

発しんのピークは、出現後2日目前後です。それ以後はだんだんと落ち着いていき、3〜4日ほどで消えます。治った後の肌はきれいで、発しんのあとが残ることはありません。

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記事の監修

家庭医、在宅医

齋木啓子

2004年島根医科大学卒。独立行政法人国立病院機構姫路医療センターにて初期研修、CFMDにて家庭医療後期研修および在宅フェローシップ、Leadership Training Fellowship-distant(LTF-distant)修了。
12年にふれあいファミリークリニックを開設し、院長として勤務。17年にEU Business SchoolにてMaster of Business Administrationを取得し、LTF-distant運営・指導に当たっている。現在は悠翔会在宅クリニック新橋で院長として勤務。
家庭医療専門医、在宅医療専門医、経営学修士。

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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