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『ぐりとぐら』『はらぺこあおむし』など、パパ・ママからわが子へ伝えたい、ロングセラーの名作絵本6選

ママやパパは寝かしつけの時間など、子供に絵本を読んであげることもあると思います。でも、毎月のように新作絵本が刊行されるため、どんな絵本を読んであげたらよいのか迷うことはありませんか?そんなときは一度原点に帰り、ママが子供のころに読んでもらった絵本を選んでみてはいかがでしょう。今回は、ママやパパが懐かしい気持ちになれるロングセラーの絵本をピックアップして紹介します。初めて知る方は、新鮮な気持ちになれるかもしれません。

PIXTA

ロングセラーや定番の絵本を再び手に取ってみませんか?

子供を寝かしつけるとき、毎晩の絵本の読み聞かせがお約束となっている方や、お昼ご飯を食べる前の室内遊びの時間などに絵本を読み聞かせするという方もいるかと思います。

また、ページをめくることを覚えると文字はさておき、大好きな絵本のイラストを子供1人で繰り返し見ているということもあるかもしれません。

「絵本読んで」というわが子のリクエストに対し、お家にある絵本は読み飽きてしまった…ということはありませんか?図書館にでかけても、どんな絵本がわが子の好みに合うのか分からないということも。

迷ったときは、原点回帰。定番名作絵本がおすすめです

読み聞かせ amana images

どんな絵本を読んでみようか、と思ったとき「扉絵を見て選ぶ」という方もいるかもしれませんね。しかし、絵本の内容がなんだかしっくりこなかった、絵本の中身が怖く感じて子供が泣いてしまったなどということも。

そんなときには原点回帰。ママが幼いころに読んでもらった絵本を読み返してみませんか。暗唱できるくらいたっぷり読んだ絵本でも、子供と一緒に読むことで視点が変わって、新しい発見があるかもしれません。

懐かしい?それとも新鮮?ママも読んだ定番絵本6選

ここからは、ロングセラー絵本としても知られる定番の絵本をピックアップして紹介します。紹介する絵本の中には、キャラクターグッズを持っているという方もいるかもしれませんね。

これらの絵本は世代を超えて受け継がれている絵本ばかり。子供も大好きになれる本を中心に紹介します。

1.思わずパンが食べたくなっちゃう、『からすのパンやさん』

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からすのパンやさん

カラスが営む1軒のパン屋さんのお話。カラスの家族がたくさんのパンを焼き、そこから楽しいストーリーが展開されていきます。

1歳11ヵ月の男の子に買いました。
たくさんの種類のパンのページでは、わぁ!と感嘆の声がでました。

消防車や救急車もでてくるので、そのページでずっととまっています(o^^o)文字数は多めですがなんとか読めました。パン作りをよくするので同じパンを作ってあげるのが楽しみです(o^^o) ※1

筆者が子供を連れて児童館などに遊びに行くと、支援員の方が新聞紙くらいの大きさの『カラスのパンやさん』を読んでくれたことを思い出します。

この絵本は、筆者も幼いころ幼稚園で読んだ記憶がありますが、ストーリーを知ったのがごく最近のこと。地方の街でしたので、近所にはベーカリーと呼ばれるようなパン屋さんがありませんでした。絵だけをみて「おいしそう…」と思っていた記憶だけが残っています。

刊行から45年程経過した絵本ですが、パンがたくさん描かれたページは定番のパンばかり。読んだ後はパンが食べたくなる1冊です。子供と一緒に「どれが食べたい?」と問いかけたり、「カラスさんのお顔、笑っているね」などと話しかけたり、ストーリー以外で楽しむこともできます。

2.なにができるのかな?とわくわくしちゃう『ぐりとぐら』

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ぐりとぐら

ふたごの野ネズミ、ぐりとぐら。お料理することが大好きな2匹は道の真ん中に落ちていた、大きな卵でカステラを作ります。

私たち夫婦も子供の頃に読んだ絵本です。
何十年経っても良書は色あせないですね。
子供が最も気に入っている絵本の一つです。
大きな卵、大きなフライパンで大きなカステラを作る、、、
なんて楽しい話でしょう。
ウチの子はほぼ全部暗唱できるくらい読みました。笑 ※2

パパやママも読んだことがある、という方がいらっしゃるかもしれませんね。ぐりとぐらが作るカステラは、この絵本を読んだことのある誰もが「食べてみたい」「作ってみたい」と思わずにはいられないほど。

筆者は幼いころ、「どの位大きなたまごなのだろうか」と冷蔵庫にある卵と比較したり、「ぐりとぐらの大きさはどの位なのかなぁ…」と自分と同じ大きさのぐりとぐらを想像したりしました。

今回、初めてぐりとぐらが野ネズミということを筆者は発見しました。野ネズミだからそこまで大きくないですよね。では、拾った卵はなんの卵だったのでしょうか…。

子供の想像力を引き出すように、親子で話し合うきっかけになるといいですね。

3.あおむしさんの気持ちでむしゃむしゃ食べよう『はらぺこあおむし』

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はらぺこあおむし

日曜日の朝に生まれた小さなあおむしが、毎日毎日なにかをむしゃむしゃ…。

しかけ付きの絵本は、赤ちゃんが初めて出会う絵本としても定番です。

私の実家にもあるのですが随分古くなっていたので購入しました。
私もこどもの頃、あおむしが食べた小さな穴が可愛くて大好きな絵本でした。
我が子も同じ本を読んで、好きになってもらえるなんて素敵ですよね。
はらぺこあおむしはいつの時代もこどもたちのともだちなのですね。 ※3

今では育児グッズや洋服などでも、はらぺこあおむしの物が展開されています。とてもなじみの深い絵本ではないでしょうか。

おなかがすいたあおむしさんが食べる色とりどりの食べ物は、子供にも受け入れてもらえるものばかり。穴があいたしかけ絵本だから、ママが穴から指をだして、あおむしさんのまねをしてみるのもおもしろそうです。

『はらぺこあおむし』は赤ちゃんがページをめくりやすいように厚紙で作られたものや布絵本など、同じ物語なのに数多くのバージョンが発表されています。それだけ多くの方に支持されている絵本ということが分かります。

4.リズムよく読める絵本『しろくまちゃんのほっとけーき』

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しろくまちゃんのほっとけーき

ママのお手伝いをしながらホットケーキをやくしろくまちゃんのお話。

ホットケーキがおいしく焼きあがるまでのプロセスが、とてもおいしそうに描かれている絵本です。

擬音系の絵本はいくつか持っているのですが
もう少し文章を読んであげたいと思って
有名なこちらを購入してみました。
まだ言葉は理解できませんが、カラフルな絵柄に
興味津々で、特に見開き2ページにズラッと
フライパンが並んでホットケーキを作る場面が
お気に入りなようです。他のこぐまちゃん
シリーズも読んでみたくなりました。 ※4

絵本を見ているだけでも「どうやったらホットケーキができるのかな」という、子供の好奇心が満たされます。なにかお手伝いさせてみたいな、と思うママやパパは、この絵本を導入題材として一緒に読んでみてはいかがでしょうか。

お手伝いをするにはまだ早い幼い子供には、ホットケーキができるまでの擬音を読むだけでも楽しめます。

言葉が出るようになった子供なら、おままごとのお皿を持ちながら「じゅうじゅう」としろくまちゃんになりきってごっこ遊びを始めるかもしれませんね。

5.ノンタンはわが子の投影『ノンタンおねしょでしょん』

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ノンタン おねしょでしょん

ノンタンがおねしょをして、ぬれたふとんを乾かそうとすると…?というお話。

お友達の家にノンタンがあったことから興味を持った二歳の娘に購入しました。
ノンタンは親である私も大好きだった作品。今の子供も読むのかと半信半疑でしたが、いつの時代も子供の好きな本は変わりませんね。
毎日読んでとせがまれますし、私が読めない時は一人で読んでいます。
おねしょでしょん、というフレーズはとってもリズミカルですぐに覚えて楽しんでいます。 ※5

うしろめたい気持ちになるのが、おねしょ。ママが怒らなくても「失敗しちゃった」という気持ちでいっぱいになってしまう子供もいますよね。

ノンタンもおねしょをします。ネガティブな気持ちになっちゃう失敗も「大丈夫だよ」とノンタンが励ましてくれる絵本です。

ノンタンシリーズは、さまざまなことを通して約束を守ることや仲良く遊ぶことなどを教えてくれます。アニメ化もされたことがあるので、パパやママも懐かしく読めるのではないでしょうか。「ノンタンはわが子の投影」と思うと、子育ての疲れも吹き飛んでしまうかも。

ノンタンの絵本は、歌を歌うように節を付けて読んであげると楽しいですよ。リズミカルでテンポよく読める本ですので、子供もお気に入りの1冊になると思います。

6.ノスタルジックな1冊『おばけのてんぷら』

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おばけのてんぷら

うさこさんがてんぷらを揚げていると、良いにおいにつられておばけがやってきました。

「おばけのてんぷら」、私も子供の頃に「おばけって、どんな味や歯ごたえがするんだろう」とわくわくしながら読んでたのが懐かしいです。天ぷら、そんなに好きなメニューじゃなかったけれど、この本で読むと素晴らしいご馳走みたいに感じたなあ。40年も前の絵本ですが、今読んでも変わらず楽しい。ちょっと怖くて、ちょっとユーモラスなおばけは、せなさんならではですね。我が家の3歳児は料理に興味津々なので、ウサギがてんぷらを作る材料を買い出したり、衣を作って揚げる様を食い入るように見ています。天ぷらを作ってあげたら、「あ、絵本に出てきた!」と興奮してました。本自体、装丁が頑丈。それに、使ってある紙がつるつるというか、ざらざらというか、ちょっと変わった手触りの紙が使ってあって、ちぎり絵風の絵柄と雰囲気ぴったり。絵本は目で耳で、そして指先でも楽しめるんだなあと感心します。 ※6

ママも子供のころ、読み聞かせをしてもらっていたかもしれない絵本です。

せなけいこさんの絵本というと、筆者は『ねないこだれだ』を思い出してしまい、怖いなぁというイメージが先行していました。しかし、この『おばけのてんぷら』がそのイメージを払しょくしてくれました。

おばけがふつふつと煮えたぎった油の中に入れられそうになる、あのスリルがいまだに忘れられません。子供心に何度も読み返した1冊です。絵本では「温度やサクサクなどの食感」が想像しにくいですよね。特に子供ならなおさらです。

晩御飯にてんぷらを揚げて、おばけのてんぷらや、うさこさんのメガネのてんぷらを想像してみるのも楽しそうですね。

実家に帰ってみると、絵本が発掘できるかも

読み聞かせ PIXTA

帰省したときに、ママやパパが幼いころ読んでいた絵本が見つかるかもしれません。

改めて読みなおしてみると、「古さを感じないストーリー」だったり、「あれ、こんな展開だったんだ」と昔の記憶と違うことを実感したりと、新しい発見があるかもしれません。

また、今回紹介した絵本は本屋さんでも定番のコーナーに並んでいるものばかり。シリーズ化されている絵本も多いので、何冊かそろえてお家に常備させるのもいいと思います。

懐かしい絵本、初めて見る絵本、それぞれの感想があると思います。40年以上前の時期に刊行された絵本も楽しいですよ。

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