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絵本読み聞かせアプリのメリット・デメリット&おすすめアプリ10選

「絵本を読み聞かせる時間がない…」というママパパにおすすめなのが「絵本アプリ」です。最近では無料で使える読み聞かせアプリも多く、寝かしつけ絵本としても大活躍してくれますよ。そこでこの記事では、厳選したおすすめの絵本読み聞かせアプリ10選を紹介します。無料で使えるものから絵本が読み放題になる読み上げアプリまで、さまざまなアプリを紹介していきますので、アプリ選びの参考にしてくださいね。

PIXTA

絵本の読み聞かせアプリのメリット・デメリット

パパママに時間がないときに便利な絵本の読み聞かせアプリ。「使ってみようかな…」と思われているなら、その前にメリットとデメリットを把握して効果的な使い方をしたいですね。

絵本読み聞かせアプリのメリット

まず、絵本読み聞かせアプリのメリットから確認していきましょう。

  • タブレットやスマホだけでたくさんの絵本が読める
  • 絵本を購入するより安価になるケースが多い
  • 自宅にいながらすぐに読みたい絵本が読める
  • アニメーションで絵本の世界が楽しめる
  • 子育ての負担が減る

本屋さんで一冊ずつ購入しなくても、自宅にいながらたくさんの絵本を読めるようになることが絵本アプリの最大のメリットでしょう。その分、絵本が好きな子どもであるほど、絵本代の節約になるケースも…。

絵本が苦手な子どもでもアニメーション絵本なら読みやすく、パパママが読み聞かせてあげなくても楽しんでくれるので子育ての負担も減りますね。

絵本読み聞かせアプリのデメリット

絵本の読み聞かせアプリには数々のメリットがありますが、もちろんメリットだけではなくデメリットもあります。

  • 親子のコミュニケーションが減りがち
  • ブルーライトが子どもの目に負担となる可能性がある
  • スマホだと文字が小さく読みにくい

絵本の読み聞かせは親子の大切なコミュニケーションの一つ。アプリに頼りきってしまうと、コミュニケーション不足になる可能性も…。

そして、スマホやタブレットから発せられるブルーライトの影響も懸念されます。ブルーライトの強い光は、眠気を起こすホルモンの分泌を妨げてしまい、寝付きが悪くなってしまいます。

出典元:
  • 綾木 雅彦, 森田 健, 坪田 一男「住宅照明中のブルーライトが体内時計と睡眠覚醒に与える影響」住総研研究論文集42 巻,3 ブルーライトと全身の健康(2016 年)
  • 神戸常盤大学「健康保健センターニュース No.1 『ブルーライトの浴びすぎに注意しましょう!』」(https://www.kobe-tokiwa.ac.jp/univ/news/topics/_no1.html,2022年5月11日最終閲覧)

絵本の読み聞かせアプリおすすめ10選

タブレット PIXTA

それでは、これから絵本の読み聞かせアプリを使っていきたいと考えているパパママに向けて、おすすめのアプリを10個紹介していきますね。

2022年の最新情報をまとめましたので、これから絵本読み聞かせアプリを使っていきたいと思われているママパパはこちらの記事を参考にして、いろいろなアプリを試してみてくださいね。

1.ミーテ 絵本読み聞かせ記録アプリ

「ミーテ」は公文教育研究会が配信する完全無料の絵本読み聞かせアプリです。幼児教育の第一人者とも言える公文の絵本アプリは信頼感があり安心して使えますね。

読み聞かせアプリとしての特徴は、絵本ごとの子どもの反応を記録できること。読み聞かせ日記をつけられるようになっていて、子どもが好きな絵本の傾向を知るためにも便利です。

ただし対象年齢は0~2歳となっており、成長した子どもなら物足りないと感じられるかもしれません。無料の読み聞かせアプリなので、一度インストールして試してみてもよさそうです。

【対応OS】

  • iPhone:iOS 9.0以降
  • Android:5.0 以上

2.絵本スタジオ~録音して家族の声で読み聞かせしよう!

「絵本スタジオ」は、人気の声優が絵本を読み上げる本格派アプリ。しかも、パパママが読み聞かせを録音することもできます。絵本は5ページまで無料でお試しできて、気に入れば1冊250円(税込)で購入可能です。

一度購入した絵本はもちろん、何度でも繰り返し読めてリーズナブル。パパママが忙しいときでも、子どもに寂しい思いをさせることが少なくできるかもしれません。

収録されている絵本は、世界の童話や日本昔ばなしを中心とした全40作品。

【対応OS】

  • iPhone:iOS 9.0以降(MacではmacOS 11.0以降で対応)
  • Android:7.0 以上

3.【見放題】えほんであそぼ!じゃじゃじゃじゃん

アニメーション絵本が楽しめる読み聞かせアプリ。無制限ですべての絵本を視聴できる「読み放題コース」は月額960円ですが、シリーズごとに120~480円を支払って視聴する方法もありますし、無料で読める作品もあります。

アプリの内容は、世界の名作童話と日本昔ばなしに加え、『おかあさんといっしょ』で放送されている歌も配信されています。

絵本が苦手な子どもも、アニメーションなら興味を持ってくれるかもしれません。また、毎月新しい絵本が追加されるので飽きずに使い続けられる絵本アプリです。ママパパに向けた暮らしに役立つ情報も配信されているので、家族みんなで楽しめますよ。

【対応OS】

  • Android:デバイスにより異なる

4.よみあげ絵本

「よみあげ絵本」は絵本の種類が30種類と少なめですが、完全無料で、文字のサイズを調整できるシンプルなインターフェースで使いやすいところが魅力。

また、英語での読み上げ機能もついているところが特徴的なアプリでもあります。英語の読み上げは中学生向きと少々難しいですが、英語への関心をもたせたり、英語に親しませたりするために役立ちますね。

アプリの絵本読み上げは「日本語音声+日本語字幕」「日本語音声+英語字幕」「英語音声+日本語字幕」「英語音声+英語字幕」の4種類から選べるので利用シーンにあわせて使い分けられます。

【対応OS】

  • iPhone:iOS 8.0以降(MacではmacOS 11.0以降で対応)

5.聴ける!遊べる!絵本読み聞かせアプリみいみ

プロのナレーターによる絵本読み上げが収録されているアプリです。月額500円(税込)が必要ですが、1か月間はすべての機能を無料で使えるので、「本格的な絵本アプリをお試ししてみたい」という方におすすめですよ。

【対応OS】

  • iPhone:iOS 12.0以降
  • Android:6.0 以上

6.おやすみ前のおとえほん

読み上げと同時に、絵本の世界観を盛り上げてくれる音楽が流れる絵本アプリ。全60話が収録されていて、月額360円(税込)ですべての絵本が読み放題になるというリーズナブルさも魅力です。

【対応OS】

  • iPhone:iOS 9.0以降

7.ディズニー マジカルえほんワールド

ディズニー作品をアニメーションで楽しめ、まるで映画を見ているかのようなワクワク感を味わえるアプリです。

iOSなら月額500円(税込)、Androidなら540円(税込)で絵本の読み上げだけでなく、ディズニーのパズルを楽しめる機能も使えますよ。

【対応OS】

  • iPhone:iOS 8.0以降
  • Android:4.4 以上

8.日本昔話・世界の童話がいっぱい「ゆめある」動く絵本

日本昔ばなしと童話が80作品も収録されているのに、すべての作品が無料で読み放題というおすすめのアプリ。さらに動画を保存しておけばオフラインでも楽しめます。絵本の登場人物が動くのでアニメのようで子どもも夢中になるはずです。

【対応OS】

  • iPhone:iOS 8.0以降
  • Android:2.3 以上

9.「スマほん」動く絵本が読み放題!赤ちゃん・幼児・子供向けの読み聞かせえほん(教育・知育アプリ)

世界の名作童話だけでなく、ジブリやアンパンマンのしかけうたえほん、触って楽しむ恐竜図鑑までさまざまな機能が搭載されている大ボリュームアプリ。

読み放題コースや童話6冊パック・3冊パックなど課金形態が複数用意されているので、必要な分だけ購入できるのもよいですね。

【対応OS】

  • iPhone:iOS 5.1.1以降
  • Android:4.4 以上

10.ナイティナイト リトルシープ!

「寝かしつけ絵本としてアプリを使いたい」という方におすすめなのがこちら。落ち着いたトーンの読み聞かせを聞きながら、画面上の動物たちを寝かしつけていくという内容です。

動物たちの寝かしつけているうちに、子どもも「おやすみ」の雰囲気になりますよ。

【対応OS】

  • iPhone:iOS 9.0以降
  • Android:6.0 以上

読み聞かせアプリの上手な活用法

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読み聞かせアプリにはさまざまな種類がありますが、いずれのアプリも「上手に絵本と使い分ける」ことが大切です。絵本読み聞かせアプリに頼りすぎてしまわないためには、次のようなポイントを意識しましょう。

パパママの時間がないときだけ利用する

読み聞かせアプリは子育ての手間を軽減してくれて子どもにとっても楽しいもの。ただし、パパママの読み聞かせに比べると、親子のコミュニケーションは減ってしまいますよね。

パパママが忙しくて、どうしても読み聞かせてあげられないときだけ使うようにしましょう。

子どもの成長にあわせて作品を選ぶ

たくさんの作品の中から、子どもの成長にあわせて選べる絵本読み聞かせアプリ。子どもの勉強に役立つ内容や、英語の読み上げが配信されているアプリもありましたよね。

子どもが楽しくひらがな・カタカナ・アルファベット・英語などの文字を学ぶための教材として使うのも、上手な活用方法の一つでしょう。

寝かしつけ絵本として活用する

ゆったりとしたトーンの作品を選べば、子どもの寝かしつけ絵本としても活躍してくれるのが読み聞かせアプリ。

紹介したアプリの中には無料のものもあるので、子どもがスムーズに眠ってくれる寝かしつけ絵本を探しているという方は、ぜひ試してみられてはいかがでしょうか。

読書のお手本として使う

本を読むのが苦手な子どもにとって、絵本の読み上げアプリは読書のお手本となります。

紙の絵本だと次々と読み飛ばしてしまう…という子どもでも、ゆっくりと朗読してくれる読み聞かせアプリなら、使っているうちに読書のやり方を学べそうですね。

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絵本読み聞かせアプリは上手に取り入れて!

amana images

無料で数多くの絵本が読み放題になる読み聞かせアプリ。毎日を忙しく過ごしているパパママにとってとても助かる存在なので、使うタイミングや場所を考えて上手に活用していきたいですね。

無料でインストールできる絵本アプリばかりを厳選しましたので、ぜひ一度試してみてください。

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出典元一覧

  • 綾木 雅彦, 森田 健, 坪田 一男「住宅照明中のブルーライトが体内時計と睡眠覚醒に与える影響」住総研研究論文集42 巻,3 ブルーライトと全身の健康(2016 年)
  • 神戸常盤大学「健康保健センターニュース No.1 『ブルーライトの浴びすぎに注意しましょう!』」(https://www.kobe-tokiwa.ac.jp/univ/news/topics/_no1.html,2022年5月11日最終閲覧)

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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