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4歳の平均身長はどれくらい?順調に成長させる3つのポイントも解説

子どもは日々成長しているものですが、ふと「身長はちゃんと伸びているのだろうか?」と不安になることも…。同年代の子より低すぎたり高すぎたりしないか、今後も順調に伸びていくのかという成長に関する不安は、多くのパパママが感じることです。そこでこの記事では、4歳の子どもの平均身長を踏まえたうえで、これからも身長を順調に伸ばしていくためのポイントを解説していきます。

PIXTA

4歳の平均身長は?

厚生労働省の「21世紀出生児縦断調査(特別報告)」によると、4歳6か月の子どもの平均身長は男女別に次のようになっています。

  • 男の子:104.0cm
  • 女の子:103.2cm

この結果は調査で導き出された平均身長であり、もちろんもっと身長が低い子も高い子もいます。子どもの成長には個人差があるので、平均身長のデータだけでは成長が順調かどうかはわかりません。成長の度合いを知るためには「成長曲線」を活用することがいちばんの方法です。

出典元:

子どもの成長度合いを知るための成長曲線とは

身長計 PIXTA

それでは、子どもの成長度合いを知ることができる「成長曲線」についてご紹介します。

成長曲線とは、子どもの成長の変化を曲線グラフとして表示したもの。表は縦軸が成長度合い、横軸が年齢になっているので、年齢ごとの身長をグラフに記入していけば、成長の変化を可視化できるようになります。

言葉での説明ではイメージが湧きにくいでしょうから、実際に成長曲線のグラフを見てみましょう。

成長曲線(男子)

厚生労働省

成長曲線(女子)

厚生労働省

グラフにはすでに曲線が描かれていますよね。こちらはあらかじめ表示されている他の子の平均身長と、低身長・高身長の子の成長グラフです。他の子の成長グラフと比較して同じような形のグラフが描ければ順調に成長していると言えるでしょう。

成長曲線の表はインターネットからダウンロードできるので、身長が伸びないのではないか、他の4歳児より大きいのではないかと不安を感じている方は活用してみてくださいね。

また、年齢が上がると目にする機会が減ってきますが、母子手帳にも記載されていますよ。

出典元:

4歳児の身長が平均を大きく下回る主な原因

悩む PIXTA

成長曲線のグラフに子どもの身長を描き込んでみて、「うちの子は4歳児の平均身長より小さい…」と悩んでしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。もし4歳児の身長が平均を大きく下回っているなら、次のようなことが原因だと考えられます。

成長ホルモン・甲状腺ホルモンの異常

子どもの身長を伸ばすためのホルモンである「成長ホルモン」や、身長の伸びに関連する「甲状腺ホルモン」。これらのホルモンの分泌に異常があると、子どもの身長が伸びにくくなります。

事故や病気などで脳が障害を受けると成長ホルモンが分泌されにくくなりますが、それ以外にもわずかに成長ホルモンの分泌が少なくなることもあります。すると毎年の身長の伸びが他の子どもより小さくなり、4歳ごろになり「身長が伸びない」と気づき始めるのですね。

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骨・臓器の異常

ホルモンの分泌に問題がなくても、骨や臓器に異常がある場合も身長が伸びにくくなります。身長を伸ばすためには骨が成長しなければなりません。そして臓器は、食べたものを消化・吸収するために必要不可欠なもの。

骨や臓器の異常で考えられるのは、軟骨異栄養症や小児慢性腎不全、心臓・肝臓・消化器に発生する病気です。もし病気であっても治療により身長を伸ばすことはできますので、あまり深刻にならないでくださいね。

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染色体の異常

4歳で身長が伸びない場合に考えられる次の原因は、染色体の異常です。ターナー症候群、プラダー・ウィリー症候群などが考えられますが、こちらも治療で改善させられます。

ターナー症候群では心臓病や難聴、中耳炎などが合併されやすいですが、X染色体に起こる異常なので女の子しか発症しません。約2,000人に1人の割合で見られるそうです。

プラダー・ウィリー症候群は男女ともに10,000人に1人の割合で発症する可能性のある先天的異常で、筋力低下、肥満、発達障害、性腺機能障害などの症状が現れることもあります。もし不安があれば病院で検査をして、適切な治療を受けてくださいね。

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子宮内発育不全

子どもの体に特別な異常がなくても、子宮内発育不全で身長が伸びにくくなることもあります。生まれたときの身長や体重が小さかった、早産だった…という場合は、子宮内発育不全かもしれません。

子宮内発育不全では3歳までは順調に成長するものの、3歳になるころから低身長になるケースが多いとされています。ただもし子宮内発育不全でも成長ホルモン治療により、4歳からの身長を大きくすることができますよ。

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過度なストレス

ここまでは4歳で平均身長を下回る原因として、子どもの体について説明してきました。しかし実は、ストレスが原因で身長が伸びにくくなることもあるのをご存じでしょうか?

例えば、災害などが原因で急に生活環境が変わるなどの場合です。食事をしっかりと食べていて、運動もしていて、特に病気や異常もないようであれば、ストレスが原因で身長が伸びにくいとも考えられるでしょう。

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4歳児の身長を順調に伸ばしていくポイント

3つ amana images

それでは、これからも順調に4歳児の身長を伸ばしていくためのポイントを解説していきます。子どもの成長に欠かせない3大ポイントは「栄養」「睡眠」「運動」です。

食事とおやつで必要な栄養を与える

食事 4歳 PIXTA

4歳の子の身長を伸ばすためには、栄養バランスの良い食事が欠かせません。食事で補えない分はおやつとして与えましょう。特に成長に関わる次の3つの栄養素は不足しないように意識してください。

カルシウム

骨や歯を作る(含まれる食品:牛乳・乳製品・小松菜・小魚)

タンパク質

筋肉や内臓などの原料になる(含まれる食品:肉・魚・鶏卵・大豆製品)

ビタミンA

細胞の成長をサポートする(含まれる食品:ほうれん草・にんじん・レバー・鶏卵など)

身長を伸ばすためにはまず骨を成長させなければなりません。そして、成長をサポートさせるビタミンAや、体そのものをつくるタンパク質も重要。4歳の子の身長を伸ばすには、3つの栄養素を含んだ食品を積極的に取り入れましょう。

規則正しく質の高い睡眠をとらせる

「寝る子は育つ」と言われますが、実際に睡眠中は「成長ホルモン」が多く分泌される成長の時間。4歳児に必要な睡眠時間は10~11時間だと言われているので、深く長い眠りが身長を伸ばすためのポイントです。

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最近は子どもの夜型化が進んでいると言われていて、寝る時間になってもなか…

しっかりと運動をさせる

「成長ホルモン」は睡眠中だけでなく、運動中も分泌量が増えます。そのため、4歳児の身長を伸ばすためには運動も欠かせない要素です。

体を使って遊ばせることは、身体の発育だけでなく脳や心を育てたり、身体能力を高めたりするためにも役立ちます。本格的な運動はまだ早いでしょうから、音楽にあわせてリズムを取る、縄跳びをする、公園の遊具で遊ぶなど、遊びの中で体を動かせるようにしましょう。


日中にしっかりと身体を動かせば、たくさんご飯を食べてぐっすりと眠れるようになるので、4歳児の身長を伸ばすための基本になると言えますよね。

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4歳児の身長を伸ばすには「栄養」「睡眠」「運動」が大切

4歳 寝る PIXTA

4歳の子の平均身長はおおよそ100cmですが、もし平均身長より小さい・大きいと感じても、成長曲線の伸び方が他の子と似ていれば大きな問題はないでしょう。

子どもの身長が伸びないと心配されている4歳児のパパママは、今回の記事でご紹介したように、「栄養」「睡眠」「運動」の3つのポイントを基本にして、子どもの生活を見直してみてはいかがでしょうか。気になるところを改善していけば、さらにすくすくと成長してくれるはずですよ!

ただし、身長や子どもの成長に関して何か心配なことがある場合には医師などに相談してみましょう。

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