妊娠中に参加できるマタニティ教室やフィットネスを紹介
妊娠や出産は、体の変化が大きい時期です。妊娠中から出産のことを考えて不安でいっぱいになっているママも多いのではないでしょうか。
今回は関東を中心に、妊娠中の心のケアや出産時に必要な体力づくりをサポートしてくれる施設をご紹介します。年間を通して開催しているところもあれば、期間限定のところもあります。
ご自身の体の調子や状態に合わせて、無理のない範囲で積極的に参加していきましょう。
マドレボニータ
マドレボニータは、産前産後ケア教室を全国で開催しています。その他、産後に関する知見の収集や分析、産前産後ケアプログラムを実施できるインストラクターの養成および認定も行っています。
過去には内閣府男女共同参画局による「女性のチャレンジ賞」を受賞するなどの実績もあります。書籍の発行などメディア面でも活躍しているので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。
そんなマドレボニータによるマタニティ教室は、1回あたり120分のコースを1週間に1度、3回通って完結するプログラム。「有酸素運動」「コミュニケーション」「セルフケア」のパートに分かれています。
「有酸素運動」は、お産に必要な筋力や持久力をつけるために、バランスボールを使用して行われる運動です。バランスボールを使えば、骨盤まわりや関節に負担があまりかからないため、妊娠中でも安心して行えます。
「コミュニケーション」では、出産と産後の子供との生活を見据えたコミュニケーションワークが行われます。バースプランの作成や、陣痛中や産じょく期のパートナーとの思いをすり合わせるコミュニケーションの方法などを考えます。
「セルフケア」では、むくみや坐骨神経痛、腰痛といったマイナートラブルや、陣痛中のマッサージなどのスキルを身につけられます。教室を卒業した後も正しくセルフケアができるようになれる状態を目指します。
詳細情報
- 参加時期:妊娠中期(妊娠16週以降)から
- 定員:10名前後
- 参加費:約12,000円
- 住所:千葉、睦沢、東高円寺、赤羽、吉祥寺
参加費には「傷害保険料」90円が含まれ、参加する人は全員加入が必要です。受講日から1ヶ月以内でキャンセルをする際は、キャンセル料が発生しますのでご注意ください。
ポートサイド女性総合クリニック〜ビバリータ〜
こちらのクリニックでは、「エゴスキュー認定セラピスト」である岡安美智子先生と、産婦人科医でもあり「トランスフォーメーショナルコーチ®」でもある清水なほみ先生による「心身の器を整えて母子にとって最適なお産をするワークショップ」が行われます。
内容は、心理学的なアプローチ方法によって、妊娠中の体の変化に対する不安や、分娩時を想像したときに感じる不安を解消し、母子ともに最適なお産の紹介。
さらには、「エゴスキュー認定セラピスト」の岡安美智子先生による「安産に適した『器』作り」をテーマに、自宅で簡単にできるエクササイズの実践です。エクササイズは、普段からあまり体を動かす機会がない方でも簡単に行える内容になっています。
詳細情報
- 日時:6月3日 10時~12時(9:45受付開始)
- 定員:10名
- 参加費:3,000円
- 住所:横浜市神奈川区大野町1-25ヨコハマポートサイドプレイス3階
- 電話番号:045-440-5567
日本マタニティフィットネス協会
日本マタニティフィットネス協会では、女性のライフステージにフォーカスをして、妊娠や出産という女性の体に大きな変化をもたらす時期を中心に用意された運動プログラムを運営しています。
気になる内容は、水中でエアロビクス運動を行う「マタニティアクア」や「マタニティビクス」、「マタニティヨガ」などがあります。お子さんと一緒に参加できる「親子マタニティビクス」もあります。
マタニティフィットネスは、主治医に相談のうえで、妊娠13週頃から分娩直前まで行えます。プログラムに参加する際は、医療資格者によるメディカルチェックが行われます。
日本マタニティフィットネス協会のプログラムは、全国の産婦人科病院やスポーツ施設などで行われています。お住まいの地域や近くの地域にあるかどうか検索してみましょう。
詳細情報
- 参加時期:妊娠13週頃から
- 参加費:施設によって異なる
お気に入りの教室を見つけてお産に挑もう
女性にとって妊娠や出産は、体にとても大きな変化と負担をもたらすものです。できれば妊娠中に出産に向けての知識や体力をつけておきたいですよね。
出産時に後悔しないように、できることを少しずつやっていきましょう。ただし、無理は禁物です。かかりつけ医と相談しながら、無理のない範囲で楽しみながらやっていってくださいね。