全国の親に聞いた!「生後1年以内の行事と出生時の思い出」について調査
待望の赤ちゃんが誕生し、これから思い出をたくさん残していきたいですよね。赤ちゃんは1年以内にお祝いする行事が多くあります。
親自身も、一度は自分が赤ちゃんだった頃の写真を見たことあるのではないでしょうか。学校の授業などを通し、自分の出生について親に聞いたり、出生時の写真や自分のアルバムを見たりしたことがあると思います。特に生後1年以内の行事であるお食い初めや、お宮参りなどの写真が残っているかもしれません。
今回は、行事に関するアンケート結果を紹介。ほかのママたちがどのように取り組んでいたのかを知ることができます。
なお、調査は20~50代と多くの方が対象となっているため、最近赤ちゃんが生まれた親だけでなく子育てが一段落した親も含まれています。
調査概要
- 集計期間:2018年5月2日~5月4日
- 調査方法:インターネット集計
- 調査対象:20代~60代、子供のいる男女
- 調査人数:全国384名
- 調査機関:株式会社アスカネット
1年以内の行事とその記録についての調査結果
今回の調査では、生後1年以内ではどのような行事があるのか、またどんな行事をお祝いしたのかをアンケートしました。地域独自の行事もあるかもしれませんが、一般的に知られている行事に関する回答が寄せられています。
Q1. 生後1年以内の行事として知っているものはどんなものがありますか?
一つ目の質問は「生後1年以内の行事として知っているものはどんなものがありますか?」というもの。1番知名度が高かったものは「お宮参り」でした。
「お宮参り」とは、生まれた土地の神様にご挨拶をする行事です。無事に産まれたことを感謝する意味もあります。続いて食べ物に困らないようにと願う「お食い初め」、3月3日や5月5日を初めて迎える「初節句」になりました。
Q2. お子様が生まれた時、どんな行事を実際にお祝いしましたか?
子供が生まれたとき、実際にお祝いをした行事に関する質問にも「お宮参り」をあげる回答が一番多い結果に。1問目に続き、「お食い初め」「初節句」も同様の結果になりました。
「お宮参り」のお祝いでは、写真館で撮影をしたという方が159人、スマホや携帯で撮影した方が125人、デジタルカメラや一眼レフで撮影した方は123人という回答に。
筆者自身子供が3人おり、上2人はお宮参りをしたのですが3人目は多忙でやり損ねてしまいました。
Q3.お子様の出生時の思い出のものを残しておいてよかったと思いますか?
子供が生まれ、思い出のものを残しておいてよかったか?という質問では、92.2%が「はい」と答えています。出生時の思い出を大切にしている人が多いことがわかりますね。
赤ちゃんの時期はあっという間に過ぎてしまうため、思い出のものを残しておけば大きくなったとき一緒に見ることができますよ。
筆者も、子供の生まれたときの写真や映像はしっかり残しています。
お子様の出生時の思い出のものが残っていてよかったと思ったエピソード
実際に、出生時の思い出を残してよかったという方たちのコメントが届いています。
自分が妊娠した時、改めて自分の赤ちゃんの頃の写真や母子手帳を確認しました。将来、思い出の品を子どもに渡してあげるのを楽しみしています。また、子育てで「しんどい」と思った時、子どもが小さかった頃のことを思い出すと「元気に生まれて来ただけで嬉しかったなぁ」と気持ちが落ちつきます。(20代 女性) ※1
分娩台の上で産まれたての子どもを抱っこしている写真は、いつ見ても幸せな気持ちになるので撮影していてよかったなと思いました。 (30代 女性) ※2
自分が子どもの誕生をどれだけ楽しみにしていたのかなど、写真を見ながら話すことができました。(30代 男性) ※3
写真や映像などに思い出を残しておくことで、子供の成長を感じることだけでなく自分自身が育児に息詰まったとき、心を軽くできる魔法のような存在にもなるのですね。
また親だけでなく、子供が大きくなったとき一緒に見ることができます。
お子様が生まれたときの思い出を残しておけばよかったと思うエピソード
さきほどは残しておいて良かったエピソードのコメントをご紹介しましたが、残しておけば良かったと思うエピソードにもコメントが寄せられています。
「なんでもない日」の動画も撮っておけばよかったと思いました。親の若い姿は子どもが見て喜ぶので自分も写っていたほうがよかったかもしれません。(30代 女性) ※4
出生時は自分がヘトヘトで気が回らず、子どもと自分が一緒に写っている写真がなかったことが悔やまれます。夫に撮ってもらえばよかったです。(30代 女性) ※5
出生時は、子どもの写真ばかり撮ったので、家族みんなの写真もたくさん撮るべきだったと思います。(30代 女性) ※6
残しておけば良かった思い出としては、イベントではなく日常を写したものや子供だけの写真や映像ではなく、家族や自分自身が一緒に写っているものという回答が多くみられました。
かわいい子供を撮影するあまり、一緒に写り忘れていることってありますよね。筆者も子供と夫の写真などは多くあるのに対し、筆者自身が一緒に写っているものが少ないことに気づきました。
子供の成長は一瞬なので、忘れずに撮っておきたいですね。
Q4.ご自身の出生時の思い出として残っているものはなんですか?
「自身の出生時の思い出として残っているものはなんですか?」という質問に対し、圧倒的に「写真」という回答が多く見受けられました。
次いで「アルバム」や「母子手帳」といった定番のアイテムが挙がりました。母子手帳は生まれた記録がしっかりされているので、自身の子供と見比べるのもおもしろいですよね。
写真は時代を反映しているため、自身が覚えていないことも記録していることがあります。なので、思い出としてたくさん残しておきたいものです。
Q5.お子様の出生祝いの贈り物としてもらってうれしいものはどのようなものですか?
赤ちゃんが生まれると親戚や友人からお祝いをいただくことがあります。現金やベビー服、消耗品など内容はさまざまです。実際にもらってうれしいものはどんなものかアンケートしました。
一番多く挙がったのは「子供の名前が入っているもの」(40.6%)、二番目は「生まれた日に関するもの」(32.8%)、最後に「生まれたときの大きさや重さがわかるもの」(26.6%)という結果になりました。
筆者も子供が生まれたときはお祝いをいただきましたが、名前入りのスタイやバスタオルは残しておけるのでうれしかったです。
今しかない瞬間を残しておきませんか?
忙しいママにとって思い出を残すことは大変なことでもありますが、赤ちゃんは一瞬にして成長してしまうため後悔のないようにしたいですね。
また写真や映像だけでなく、成長記録を書くママもいるのではないでしょうか。子供の仕草や言葉、自身の気持ちを記録しておくのも大切な思い出になります。
ママだけでなく、周りの人にも協力してもらい一瞬一瞬を大切にしていきましょう。大人になったとき、あんなことがあった、こんなことがあったんだねと笑って話せる日がきます。
心の中だけでなく、形として思い出を残しませんか?