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監修:清水なほみ

【医療監修】吐きづわりならベッドサイドに食べ物を。気分が悪い時間を短くする方法

妊娠中の不快な症状として知られているつわり。その中でも、食事がとりにくくなるのが「吐きづわり」です。食べても吐き戻してしまうため、精神的にも肉体的にもつらい思いをするでしょう。症状が強い場合は妊娠悪阻(にんしんおそ)で入院となる可能性もあります。そんな吐きづわりを少しでも楽にするために、生活の中でできるヒントをご紹介します。

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吐きづわりで何も食べられない…。

妊娠初期に起こりやすい吐きづわりは本当につらいもの。起きている間ずっと気持ち悪い、唯一吐き気を忘れられるのは寝ているときだけ…という人もいるでしょう。ママリにも以下のような声が寄せられています。

つわりになって約2週間。
食べられる物がどんどん減って、今は食パンと緑茶だけしか受け付けません(;_;)
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妊娠初期のものです。
つわりが本格的に始まってきて、昨日の夜から食べたものを吐いてしまいます。
夜も気持ち悪く朝方起きて吐いてしまい、ゼリーだけなら大丈夫(食べづわりの時は必ずゼリー)と思って食べたらそれも吐いてしまいました。
胃が空っぽになるとすっきりします。
少しでも入っていると気持ち悪く、胃が痛かったです。
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食べられる品目が限られているだけではなく、食べ物を口にしたらすぐに吐き戻してしまう状況は苦しいですよね。好きだったものですら食べられず、体重が減少してしまうこともあるようです。

吐きづわりの根本的な解決は難しい

胃痛 PIXTA

吐きづわりの要因の一つとしては、妊娠にともなうホルモンバランスの変化が挙げられています。また、妊娠初期は胃の動きが弱くなり、食べたものが胃で消化される際に時間がかかるようになることも、胃痛やムカムカのきっかけになっているようです。そのほか、日常生活でのストレスや心的要因があるという説も。

ただし、つわりが発生するはっきりとした理由は明らかになっていないのが実情です。根本的な解決をするのはむずかしく、それぞれの症状に対処していくことが現実的でしょう。

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記事の監修

ポートサイド女性総合クリニック〜ビバリータ〜 院長

清水なほみ

通常の婦人科診療のみならず、最新の脳科学×心理学×医学を統合的に駆使した診療を行う婦人科医。日本で100名しか習得者がいない、トランスフォーメーショナルコーチのテクニックを学び、診療の現場においても、3年間で延べ6000人の患者に同テクニックを用いて診療を行っている。
中学時代のいじめや研修医時代のうつ経験から、「病は気から」を科学的に解明するための研鑽を積む。何気ない会話の中で患者に気付きを与え、片頭痛やイライラをあっさり「忘れさせる」診療には定評がある。5分で病気の「本当の原因」を見抜くため、患者からは「先生は占い師ですか!」と驚かれる。

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