妊娠後期の胃のむかつきがつらい
胃がむかむかするとつらいですよね。症状は個人差がありますが、常に胃がもたれていたり、胃酸が逆流してきて口の中が嫌な感じがしたりする人もいます。ママリにも以下のような声が寄せられています。
最近ムカムカや食欲減退、おなかが減らないなどいろいろと出てきています💦
さっき小腹が空いたのでミカン半分とチョコ2欠片食べたら、食事後同様気持ち悪くなってしまいました🙇
満足感は得られず…
妊娠初期のつわりに似たような症状で、食べられない、吐き気がするなど症状が出る人もいます。この時期の胃の不快感が原因で体重が減ってしまう人もいます。
胃のむかつきが起きる理由
妊娠後期は赤ちゃんの成長とともに大きくなった子宮底長(しきゅうていちょう)がみぞおちまで上がり、胃や肺、心臓を圧迫します。そのため、胃のもたれやムカムカが激しくなったり、食欲が落ちたりします。
臨月が近くなると、お産に向けて胎児の位置が下がるため徐々に胃や心臓への圧迫がなくなり、胃の不快症状もおさまるようです。一時的なこと、ととらえましょう。
ただし、胃のむかつきだけでなく上腹部の痛みや頭痛なども伴っている場合、HELLP症候群の可能性も考えられます。嘔吐するほどの吐き気や腹痛を伴う場合は、念のため受診するようにしましょう。