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余った食材も無駄なく使おう
たくさんの材料を使って、毎日食事の準備をするのは大変ですよね。使う予定だった食材も余ってしまったという経験はありませんか?
料理のバリエーションを増やそうとさまざまな材料を使っていると、つい中途半端に余ってしまう材料があるのではないでしょうか。使いみちがない材料があるとき、何か良いアイデアがあるとうれしいですよね。
今回は、そんな余り物食材を上手に使えるレシピを紹介します。料理が得意というママだけでなく、料理初心者のママやパパ、料理に挑戦したいお子さんでも作ることができるお手軽レシピをピックアップしました。
余らずともその料理を作りたくなるレシピばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。
余り食材で作るお手軽レシピ
今回は、普段ご家庭で使用する機会の多い「キノコ」「油揚げ」「レタス」「ピーマン」に絞り、レシピを紹介します。作り方を覚えれば、調味料次第でバリエーションも広げることができますよ。
早速どんなものがあるのかのぞいてみましょう。
1.ご飯にあう!「白身魚のキノコあんかけ」
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キノコは、シメジ、エノキ、マイタケなど、種類が多いためさまざまなおいしさを楽しめる食材。余り食材ということで、量は少なくてもおいしい料理に変身できます。
この「白身魚のキノコあんかけ」は、カレイやタラなどにダイコンおろしと合わせたキノコあんをかけて食べる絶品レシピ。
魚の調理が苦手と言う方は、冷凍のものを使うと簡単で時短になるのでおすすめ。あんかけも電子レンジでパパっと作ることができます。炊きたての白米と相性抜群ですよ。
材料(2人分)
- 冷凍白身魚(カレイ、タラなど):2切れ
- Aダイコンおろし:50g
- Aキノコ類:余った分
- A水:1カップ(200ml)
- A酒:大さじ1
- Aしょうゆ:大さじ3~4
- A砂糖:小さじ1
- 水溶き片栗粉:適量
作り方(所要時間約10分)
- 冷凍白身魚を解凍せずに鍋に入れ、少量の水を入れて蒸す。その間にAを別の耐熱容器に入れ、600wの電子レンジで3〜5分加熱する。
- Aに火が通ったら水溶き片栗粉でとろみをつける。火が通った白身魚にキノコあんをかけて完成。
2.子供たちに大好評「豚バラとキノコのトマトクリームスパゲッティ」
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こちらは、わが家の定番メニューである「豚バラとキノコのトマトクリームスパゲッティ」。
豚肉のうま味がギュッと詰まった豚バラ肉と余ったキノコを炒め、酸味もありつつクリーミーなトマトクリームと合わせることでコクをグッと味わえる一品です。
キノコはどんなものでもOK。トマトクリームソースを覚えれば使う食材を変えてアレンジを楽しむことができます。トマトも缶詰ではなく使いやすいケチャップを使用すればOKで、調理も楽々。子供たちから大好評のメニューですよ。
材料(2人分)
- 豚バラ肉:150g
- キノコ類:余った分
- ケチャップ:1/2カップ(100ml)
- 牛乳:1カップ(200ml)
- 粉末コンソメ:大さじ1
- 砂糖:小さじ1
- オリーブオイル:大さじ2
- 塩:少々
作り方(所要時間約15分)
- 鍋に湯を沸かして乾燥パスタをゆでる。
- ゆでている間にソースを作る。フライパンにオリーブオイルを入れ、食べやすい大きさに切った豚バラ肉をサッと炒める。
- キノコ類を加えて炒めたらケチャップを入れ、煮詰める。牛乳、砂糖、粉末コンソメを加えて煮詰める。
- ゆでたパスタの水気を切り、3に入れてソースを絡める。最後に塩で味を調えたら完成。
3.詰めて煮るだけ「油揚げの巾着卵」
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油揚げが余ったときはみそ汁に入れる方もいると思いますが、いつも同じレシピでは飽きてしまいますよね。そこで思いついたメニューが「油揚げの巾着卵」です。
油揚げにだしのきいた汁がたっぷり染みこみ、ジューシーな味わいにハマること間違いなし。特に寒い時期にぴったりのレシピとなっています。
おでんの具としてもおすすめですよ。
材料(2人分)
- 油揚げ:余った分
- 卵:1~2個(M玉)
- 絹ごし豆腐:150g(1/2丁)
- 和風顆粒だし:小さじ1
- 乾燥ヒジキ:小さじ1
- Aだし汁:2カップ(400ml)
- Aしょうゆ:大さじ3
- A砂糖:小さじ1
作り方(所要時間約10分)
- 油揚げを半分に切り、熱湯をかけて油抜きをする。
- 溶きほぐした卵、くずした絹ごし豆腐、和風顆粒だし、乾燥ヒジキを混ぜて油揚げの中に流し入れ楊枝で閉じる。
- 鍋にAを合わせて煮立たせたら2を入れて中火で煮る。中まで火が通ったら完成。
4.休日のランチに「魚肉ソーセージとレタスのチャーハン」
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休日のお昼は買い物をしたり、たまった家事をしたりと意外に休む時間がないのではないでしょうか。おなかを空かせた子供とパパを大満足させるだけでなく、時間をかけずに作れるレシピがあるとうれしいですよね。
そんなママたちの願いをかなえてくれるレシピが「魚肉ソーセージとレタスのチャーハン」です。魚肉ソーセージはそのまま火を通さず食べられるので、時間をかけて炒める必要はありません。
レタスのシャキシャキした食感を残すには、サッと炒めるのがポイント。お好みで卵を追加してもOK!休日のパパっとランチはこれで決まりです。
材料(2人分)
- 魚肉ソーセージ:2本
- レタス:余った分
- ごま油:大さじ2
- すりおろしニンニク:小さじ1
- ご飯:2膳分(約300g)
- 塩こしょう:少々
- 青ネギ:少々
作り方(所要時間約10分)
- 魚肉ソーセージは食べやすい大きさに切る。レタスは適当な大きさにちぎる。
- フライパンにごま油、すりおろしニンニクを入れて中火にかけて香りを出す。魚肉ソーセージ、レタスをサッと炒める。
- ご飯を加えて炒めたら、塩こしょうで味付けをする。最後に青ネギをかけたら完成。
5.大人は七味でピリッとアクセント「豚肉とピーマンの甘辛炒め」
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ピーマンを使った料理は子供がなかなか食べてくれないと悩むママもいますよね。苦みがあり、どうしても箸がすすまない子供を見ると困ってしまいます。
子供も食べやすく、大人も満足するレシピとして紹介したいのが「豚肉とピーマンの甘辛炒め」。味付けは少し濃いめにすることで、ピーマンを食べやすくしています。
甘辛いたれにピリッと七味でアクセントを加えるのが大人流。ご飯と一緒にほお張れば幸せ間違いなしです。
材料(2人分)
- 豚バラ肉:200g
- 塩:少々
- 薄力粉:大さじ2
- ごま油:大さじ2
- ピーマン:余った分
- タマネギ:200g
- Aしょうゆ:大さじ2
- Aみそ:小さじ2
- A砂糖:大さじ2
- A酒:大さじ1
- 七味(お好み):少々
作り方(所要時間約15分)
- 豚バラ肉は食べやすい大きさに切り、塩をもみこみ薄力粉をまぶす。ピーマン、タマネギは千切りにする。
- フライパンにごま油を入れ、豚バラ肉を炒める。一度取り出し、同じフライパンでタマネギとピーマンを炒める。
- 火が通ったら豚バラ肉を戻し、合わせたAを絡めて完成。
余った食材は新しいメニュー開発に打ってつけ!
余った食材をどう使おうか考えたときこそ、新たなメニューが生まれる瞬間です。汁物や炒め物だけでなく、少しの工夫で今までにないメニューになるので、いろいろ挑戦してみてください。
また、紹介したレシピの調味料や食材をアレンジすることで、バリエーションが広がり料理が楽しくなります。和風だけでなく、洋風、中華、イタリアン…料理は無限の可能性を秘めているものです。
余った食材をうまく利用し、無駄なくおいしく楽しみましょう!