手作りお菓子で素敵なスイーツタイムを過ごそう
子供だけでなく大人にとってもおやつの時間というのはうれしいものですよね。家事や育児の合間、ひと休みしたいときに甘いおやつがあると心身共に安らぎます。
できることなら手作りのおやつを準備したいけれど、毎日作るのは大変ですし、お菓子を作ったことがないママの場合ハードルが高い…ということも。しかし、市販のおやつよりも安く済む場合があることや、甘さや味の傾向を自分好みに調整できたり、添加物や化学調味料を使わず作れたりするのは魅力的。
そこで今回は、親子で手軽に作ることができる簡単おやつレシピ5選を紹介したいと思います。混ぜて焼くだけの簡単作業なので、お菓子作り初心者のママやキッチンに立ったことが無いというパパでも大丈夫。子供と一緒にお菓子を作って素敵な時間を過ごしませんか?
この記事では筆者考案の手作りお菓子レシピをお送りします。
甘い香りがたまらない!混ぜて焼くだけ、手作りおやつレシピ5選
筆者はいろいろなお菓子を作るのですが、きっかけは母でした。母は仕事をしていましたが、休日はお菓子を作って家で待っていて、帰宅したときに香る甘い匂いはたまらなく幸せを感じました。
そんな思い出がある筆者としては、同じように感じてほしいと思っているので時間があれば作っています。しかし子供たちは小さいため時間や手間をかけられません。
時間がなくても簡単に作ることができる、混ぜて焼くだけのお菓子レシピを集めましたので、ぜひ参考にしてみてください。
1.サクッ、ふわっ!2つの食感がおいしい「ビスコブラウニー」
Ray_M
まずは子供が大好きなお菓子の一つ『ビスコ』を使った焼き菓子、ビスコブラウニーをご紹介します。サクサクなビスコと濃厚なチョコレートが相性抜群の焼き菓子です。
今年のバレンタインデーに作ったお菓子で、長女がお友だちに配るため焼きました。表面はサクッ、中はふわっとした2つの食感はやみつきになります。
チョコレートは湯せんで溶かしても良いですが、もっと手軽にするため電子レンジで溶かすので難しいことはありません。一見難しそうですが、下準備をしたら混ぜるだけなので、意外に簡単。1度食べたら癖になるおいしさです。
材料(18cmスクエア型)
- A薄力粉:70g
- A純ココア:15g
- Aベーキングパウダー:2g
- Bミルクチョコレート:130g
- Bバター:70g
- C牛乳:20g
- C卵:2個(約100g)
- C砂糖:60g
- ビスコ:12個
作り方
- Aを合わせて泡立て器で混ぜておく。Bを耐熱容器に入れて600wの電子レンジで30秒ずつ加熱し溶かして混ぜる。Cの牛乳は600wの電子レンジで20秒温め、卵、砂糖と混ぜる。
- 溶かしたBに混ぜたCを入れてよく混ぜる。素早く混ぜたら合わせたAを入れて混ぜる。
- 混ぜた生地を18cmスクエア型に流し入れて平らにする。上にビスコを押し込むように並べたら、170度に予熱したオーブンで25〜30分焼く。
- 串を刺して生の生地がつかなければ焼き上がり。粗熱が取れたらラップで包み、冷めたら完成。
2.チョコ好きにはうれしい「濃厚チョコレートマフィン」
Ray_M
筆者の子供たちはチョコレートが大好きなので、チョコレートのお菓子を出すととても喜びます。こちらは生地にココアを混ぜ込み、溶かしたチョコレートを上からかけて濃厚に仕上げました。
子供のおやつ以外にも、休日の朝ご飯やプレゼント・手土産などにおすすめです。グルグルと混ぜてオーブンへ入れて焼くだけ。
今回のレシピでは、薄力粉、ベーキングパウダー、ココアを混ぜていますが、さらに簡単なレシピにしたい方は薄力粉の分量をホットケーキミックスにし、ベーキングパウダーを入れずに作りましょう。
ホットケーキミックスとココアでも十分おいしく焼きあがります。マフィンカップは100円均一で購入した大きいタイプのものを使用。
マフィン型を持っている方はそちらで焼いてください。
材料(マフィンカップ4~5個)
- A薄力粉:130g
- A純ココア:20g
- Aベーキングパウダー:6g
- バター:60g
- 砂糖:60g
- 卵:2個(約100g)
- 牛乳:50g
- 板チョコレート:1枚(約50g)
作り方
- Aを合わせてふるっておき、泡立て器で混ぜる。
- バターを室温に戻しやわらかくなったら、砂糖と合わせて混ぜる。クリーム状になったら卵、牛乳を少しずつ加えながら混ぜる。
- Aの粉類を入れてヘラで混ぜる。混ざったらマフィンカップの7分目まで生地を入れる。170度に予熱したオーブンで20〜25分焼く。
- 串を刺し生地がつかなければ焼き上がり。マフィンが冷めたら溶かした板チョコレートを上からかけ、固まったら完成。
4.ホットケーキミックスで、ちょっと大人な味を「ティラミスパンケーキ」
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普段筆者はホットケーキミックスを買わないのですが、モニター企画でいただいたものを数年ぶりに使ってみました。正直、ホットケーキミックスはおいしくないイメージを持っていたのですが、今のホットケーキミックスはおいしくて驚き!
ふわふわでしっとりとした焼き上がりに感動しました。そのホットケーキミックスでパンケーキを焼いてトッピングを一工夫。お店で食べたパンケーキを再現したく、作ったのが「ティラミスパンケーキ」です。
市販のホイップクリームにマスカルポーネチーズを混ぜ、コーヒーソースとココアでティラミスの味わいに。甘いパンケーキにほろ苦いコーヒーソースが絶品。
コーヒーソースは苦いので、子供にはかけないで食べさせてあげましょう。お好みでチョコレートやナッツをトッピングして召しあがれ。
材料(2人分)
- ホットケーキミックス:150g
- 卵:1個(約50g)
- 牛乳:100ml
- 市販ホイップクリーム:1本
- マスカルポーネチーズ(なければクリームチーズ):適量
- 純ココア:少々
- Aインスタントコーヒー:小さじ1
- A湯:大さじ1
- お好みでチョコレート、ナッツ:適量
- バター:大さじ1
作り方
- ホットケーキミックスに卵、牛乳を入れて生地を作る。フライパンを煙が出るまでしっかり温める。
- 温めたらフライパンの底を濡れ布巾に1〜2秒当てて熱を均一にする。バターを入れて弱めの中火にかけ、生地を丸く流し入れる。
- 表面に泡がふつふつ出てきたらひっくり返して、中まで火を通す。
- ホイップクリームとマスカルポーネチーズ(なければクリームチーズ)を混ぜる。焼いたパンケーキにクリーム、お好みでチョコレートやナッツをトッピング。
- 純ココアとコーヒーソースをかけて完成。
5.リンゴは混ぜて電子レンジへ「サクサクアップルパイ」
Ray_M
サクサクなアップルパイは、バターの香ばしさとリンゴの甘味を思う存分楽しめる一品ですが、家で作るのは至難の業。そんな印象を持つアップルパイを市販のパイシートを使って手軽に作ります。
中のリンゴは砂糖と合わせて電子レンジで加熱するので手間がかかりません。高いバターを買う必要もないですし、オーブンが無い方はトースターでもOK。
焼きたてはとろ~り、冷めてもサクサクなアップルパイをコーヒーや紅茶と一緒に食べませんか?専用の型も買う必要はありません。市販のパイシートを少し伸ばして焼くだけでできますよ。
材料(18×25サイズ1個)
- 市販パイシート:2枚
- リンゴ:1個(約400g)
- 砂糖:大さじ5
- レモン汁(なくてもOK):大さじ1/2
- シナモンパウダー(なくてもOK):適量
- 卵黄:1個分
作り方
- リンゴの皮をむき、芯を取り除いたら適当な大きさにカットする。耐熱容器にリンゴ、砂糖、レモン汁を入れて混ぜ、ラップをせず600wの電子レンジで5分加熱する。
- 加熱後、冷ましたら汁気を切ってシナモンパウダーをふりかける。
- 冷凍パイシートを冷凍庫から出し、少し柔らかくなったら麺棒で伸ばす。穴の開いていないパイシートを使う場合はフォークで数ヶ所穴を開ける。
- 汁気の切った2.のリンゴをパイシート端1cmほど残して載せる。端1cmに卵黄を塗り、もう1枚のパイシートをかぶせてフォークの背を押し付けくっつける。
- 表面に卵黄を塗り、200度に予熱したオーブンで15分焼いたら完成。トースターの場合は1000wで予熱を5分ほどしてから焼く。
簡単お菓子で毎日頑張る家族へご褒美タイムを
今回ご紹介したお菓子は、お菓子を手作りしたことがないママやパパでも簡単に作ることができるレシピばかりです。聞きなれない材料もあるという方もいるかもしれませんが、スーパーで購入できる材料なので探してみてくださいね。
もし見つからなければ通販でも購入可能。ママ1人で作るのもたのしいですが、子供と一緒にお菓子を作れば何倍もたのしい時間を過ごせますよ。
キッチンに立つ時間は大切なコミュニケーションにもなりますし、どんな風にできるかな、おいしくできるかな、楽しいね!など、話をしながら作ってみませんか?
子供もいつも以上にたのしく、おいしく食べてくれること間違いなし。ぜひ挑戦してみましょう。他にも紹介しきれなかったお菓子がたくさんあるので、ブログをのぞいてみてください。