出産前にしておいた方が良いのはどんなこと?
妊娠が判明してから出産までの日々は、おなかにいるわが子に会えるのが楽しみでたまりませんよね。ですが、ふとした瞬間に急に不安になってしまう方もいるかと思います。
陣痛に自分は本当に耐えられる…?今までの生活リズムがどれくらい変わってしまう…?など、特にはじめての妊娠・出産だと本当に分からないことだらけで、考え始めたら止まらなくなり不安が増してしまうという声も。
妊娠、子育て、妊活中の女性向けアプリ「ママリ」にもこんな声が投稿されていました。
出産時の陣痛に対する対処法や、入院時の持ち物など、初めて経験することはいくら情報を仕入れたとしてもなかなかイメージが湧きにくいもの。筆者自身もはじめての出産の際、本当に退院後に必要なものがそろっているかどうかが心配になりすぎて、何度も赤ちゃん用品店に足を運んでしまった…という経験があります。
少しでも実際に経験した人からの体験談などを聞いて、必要なものの準備や、自分自身の心構えを万全にしておきたいですよね。そんなときは先輩ママたちのアドバイスを参考にしてみませんか?
やっておくと後悔しない!先輩ママからのアドバイス集
ここからはママリに寄せられた、先輩ママからの「出産前にやっておくといいこと」に関する投稿をいくつか紹介します。
実際に出産を経験した先輩ママだからこその具体的なアドバイスは、どれも読んでいて「確かに…」と感じるものばかり。意識や行動を少し変えるだけで実践できるものばかりなので、ぜひ皆さんも参考になるものがあれば実践してみてくださいね!
1.体力作り
私は正直舐めてました(◞‸◟;)笑
途中で諦めようかと思うくらいでしたが、赤ちゃんが出んかったらこの痛みがずっと続くんや!と思って必死でした‼︎笑
終わった後は抜け殻だったので
体力作りは大事ですね!
最初に紹介するのは「体力作りは大切!」という先輩ママからの投稿です。
陣痛開始から出産までかかる時間には個人差がありますが、どんな出産であっても自分の想像以上に体力を消耗します。普段あまり運動をする習慣がない、自分は体力が無いと自覚している場合には、ストレッチや軽い筋トレを行っておくと、出産中にスタミナ切れ…という事態を軽減できるかもしれませんよ。
筆者自身も出産日が近くなってから近所の公園を散歩、家の中の階段の上り下りなどを行い、意識的に体を動かすようにしていました。
ただし絶対安静と言われている場合や、体調が安定していないときに無理して行うのは禁物。運動しても大丈夫かどうか不安な場合は、担当のお医者さんに確認してから行うことをおすすめします。
2.たっぷりの睡眠
「可能なときにたっぷり睡眠を!」とアドバイスするママもずいぶんといました。
先輩ママの投稿の通り、寝不足のままでは分娩時いきむための力の温存が難しくなりがちです。また出産後からは、2~3時間おきの授乳がスタート。ママはしばらくの間まとまった睡眠を確保することが難しい状況になります。少しでも万全なコンデイションで出産にいどむため、そして産後の体力回復を少しでもスムーズにするためにも、寝られるときはしっかりと寝ておくことをおすすめします。
3.出産時必要な荷物の再確認・共有
陣痛中に使うものと
入院中に使うものふたつに分けておくといいですよ♡
一つにまとめてしまうと必要なものが陣痛中に使えなくなってしまうので(ノ_<)
後は旦那さんと荷物の確認ですね😊もしかしたら後から荷物をもってきてもらう場合があるので、どこに何が入ってるのかとか
出産後に提出する書類をまとめて
ご主人に伝えておくとか😊
出産の際に病院へ持っていく荷物の再確認も大切です。
「あとで買っておこう」と購入を後回しにしたまま必要なものが抜けもれている、分娩時・入院時使うものが分けられておらず、必要なものがすぐ取り出せないなどの事態を防ぐために、一度用意した荷物の中身が過不足ないかどうかをチェックしておきましょう。自分以外の人が開けた場合でも、必要な物をすぐに取り出せるとよいですね。
また投稿者の方も言っていますが、荷物だけでなく、子供が出産したら提出が必要な書類も数多くあります。ママが入院中の場合にはパパなどに提出を頼むことになるので、どの書類をいつまでにどこへ提出すべきか、互いに共有・確認しておくと万全です。
4.入院時必要な物の中身チェック
次は絶対かなり長めのを渡すと決めています!(笑)
入院時必要な物の中身は、詳細までチェックしておくことが大切です。
入院中は前開きで丈の長いパジャマを着ておいた方が、授乳時や内診時に便利。また、授乳用ブラジャーは多めに持っていかないと、胸から母乳があふれるせいですぐびしょびしょになり、着替え分が無い…という事態になることも。市販されている授乳パッドを購入しておくのも一つ。
退院時の洋服も、子供を産んだら妊娠前の洋服がすぐ着られるわけではないので、ゆとりのあるもの、なるべく前開きのものがおすすめです。
「自分の用意した入院用荷物の中身が本当に必要数あるかどうか、入院中の生活に合った物を選んでいるかどうか」という視点で、時間があるときに再度確認しておきましょう。
5.長い時間が必要な趣味をやっておく
出産してみて、次に映画館へ行けるのは数年後、恐らくドラえもんかな(笑)。
あと、本はなかなか読めません。
特に、ミステリー好きの私は読み始めたら没頭してしまうので育児をしながらは難しいかなと思います💦
子供が寝てる時間は、家事もあるし、できれば寝たいし。
読みたい本を、もっとたくさん読んでおけば良かったと思います。
最後に紹介するのは「長い時間が必要な趣味をやっておく」というもの。
赤ちゃんが生まれてからは、自分のための時間を確保することがかなり困難になります。もし映画や読書、編み物など、比較的時間を必要とする趣味があれば、ぜひ赤ちゃんが産まれる前に思う存分楽しんでおくことをおすすめします。自分の好きなことをしている時間はリラックスできて、ママにもおなかの赤ちゃんにも幸せな時間が訪れるのではないでしょうか。
筆者自身はミュージカル観劇が好きなのですが、出産したらなかなかゆっくり行けないな…と思い、急きょ当日券を購入して好きな演目を何度か観に行きました。「おなかの子供が大きくなったら、いつか一緒にミュージカルを観に行きたいな」と、感慨深い気持ちになりながら帰り道を歩いたことを覚えています。
深く考えすぎずにゆったりとした気持ちで構えましょう
今まで経験したことがない出産を間近に控えると、得体の知れない不安な気持ちがどっと押し寄せてくることも。筆者自身も赤ちゃんが生まれた後のことを考えていたら、突然感情が高ぶり、涙が止まらなくなってしまったことがあります。
そのとき母親から「ニコニコしていても、メソメソしていても出産日は必ずやってくる。赤ちゃんがおなかの中で不安に感じないように、あなたが好きなことを楽しみ、大きな気持ちでゆったりとその日を待っていた方がいいわよ」と言われ、確かにそうだな、と当時感じました。
出産が大変なことは事実です。ですが、妊娠発覚からこれまでつわりや圧迫感、貧血など、いくつもの大変なことを乗り越えてきたあなたならきっと大丈夫。すでに身も心も強いママになっていますよ!待ちに待ったわが子に会えるまで、あともう少し。ぜひその瞬間を楽しみにしながら、残り少ないマタニティライフを満喫してくださいね。