出産に向けて本当に必要なものって?
妊娠中や出産を間近に控えると、当日のためにさまざまな準備が必要になりますよね。手続きはもちろんのこと、お産に関わるさまざまなアイテムを買いそろえるのではないでしょうか?
しかし、リストを見て何がいるのかイメージできてはいても、具体的にどんなものをそろえればよいか、本当に万全な準備ができているのか不安になることもあるかもしれません。
スマホアプリ「ママリ」にもこのような投稿がありました。
出産するにあたって
入院の準備をしなきゃ💦と
思っているところです。
産院でほとんどそろってることもあり
あまり荷物は要らないのですが
これは持って行って良かった💡と
いったものや
これは個人的に準備しておいた方が
良かった💡
と思う物があれば
参考までに教えてもらえたらと
思います🐥🎵
よろしくお願いします☘️
産院によってはパジャマを貸し出ししてくれたり、歯ブラシやコップ、シャンプーやタオルまで準備してくれたりする病院もあれば、すべて自分が用意しなければいけないなど、さまざまです。
投稿者さんが出産予定の病院では、入院の際に病院側で必要なものは準備されているため、自分で準備するものがほとんどないとのこと。とてもありがたいのですが、それはそれで不安になる気持ちも分かりますよね。
実際、お産のときにあってよかったもの、用意しておくべきものとはどのようなものなのでしょうか?
先輩ママに聞く、出産時本当に役立つアイテム11選
先輩ママたちが、実際に出産のときに役立ったというアイテムを紹介します。
よく耳にするものから意外なものまで、さまざまな声がありました。実際に出産経験のあるママだからこそ説得力がありますよね。どのようなアイテムがあるのか一緒に見ていきましょう。
1.王道のテニスボールはやっぱり必要
お産のとき、テニスボールが役立つということをよく耳にしますよね。
多くの先輩ママたちからおしりに当てて痛みを抑えたり、いきみ逃しに使ったり、テニスボールに助けられたとの声が寄せられました。中には、テニスボールがあったからお産が乗り越えられたとの意見も。また、持って行かなかったことを後悔したとの意見もありました。
テニスボールも入院グッズの一つとして入れておきましょう!
2.水分補給に欠かせない、ペットボトル用ストロー
もっとも意見が多かったのが、こちらの「ペットボトル用ストロー」。陣痛と戦っている間、座り直して水分を補給するのはなかなか酷なもの。ペットボトル用のストローがあれば、寝転んだままでも水分がとれるため、多くのママたちがあってよかったと答えています。
これはぜひ持っておきたいアイテムですよね。ペットボトル用ストローは100均にも売っているとのことなので、お散歩ついでに店舗へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
3.栄養補給にゼリー飲料が最適
あとは、出産終わったあとは時間によってはお食事の時間と開いちゃうし、産後もやたらとお腹がすいて辛かったので、小腹満たしにゼリー飲料は役立ちました!
陣痛中は痛みで食事どころではないというのが本音かもしれませんが、長期戦になると疲れも出て力も入らなくなってしまいますよね。
もうひと踏ん張り頑張るには、何か口にしたいもの。そんなときは「ゼリー飲料」が最適です。起き上がらずに口にすることができ、素早く栄養補給やエネルギー補給ができます。
また出産を終えた後、時間によっては食事時間まで空きがあるかもしれません。そんなときにも「ゼリー飲料」が小腹を満たし、役に立ってくれますよ。
4.産褥ショーツやブラは多めが安心
産院ですべてそろえてくれるとのことでしたが、産褥ショーツやブラがまったく足りなかったという意見もあります。
出血などで下着が汚れてしまったり、数が足りなくなったりすることも考えられます。先輩ママたちの声を聞くと、洗濯することを考えて4枚ほどあれば安心とのこと。産院で用意してもらえるものはどれくらいかを確認し、足りないように感じたら準備しておきましょう。
5.お風呂に入れなくても汗ふきシートですっきり
産後、しばらくお風呂に入れないということをご存じですか?数日経って先生の診察を終えた後にシャワーを浴びることはできますが、それまでは汗を洗い流すことができません。
助産師さんが顔や体をホットタオルで拭いてくれることはありますが、自分のタイミングですっきりしたいとき、「汗ふきシート」が活躍してくれます。自分の顔や体がべたつくのは不快ですよね。顔や体をふけば、気持ちまでもスッキリします。洗う手間なく、使い捨てなところも良いですよね。
6.髪をまとめるゴムやシュシュを忘れずに
普段は髪をおろして生活している方も、出産時は髪を結ぶヘアゴムやシュシュが必須アイテム。お産のときや赤ちゃんを抱っこするときは、髪の毛が長いとかなり邪魔になってしまいます。
また、寝ているときにシュシュを使用することで、引っ張られずに頭が痛くならなかったという声も。ロングヘアのママはもちろん、髪が結べる長さのママは、ヘアゴムやシュシュを忘れず持って行くようにしましょう。
7.産褥パッド、赤ちゃんのおむつの数量に要注意
急遽旦那に自宅に買い置きしてあった夜用ナプキンを持ってきてもらいました。
赤ちゃんのオムツもギリギリで、これまた旦那に用意してもらいました。
産褥パッドや赤ちゃんのおむつは、産院で準備してもらえる場合が多いかと思われますが、注意すべきはその数量。投稿者さんのように破水から始まったお産なら、産褥パッドが足らなくなってしまうこともありえるのではないでしょうか。
筆者の産院では、産褥パッドはひと通り準備してもらえていたのですが、入院時の持ち物リストに夜用ナプキンと書かれていました。産褥パッドはお産のときにしか使わないのですが、夜用ナプキンだと余ってもゆくゆく生理が再開したとき使えて無駄になりませんよね。心配な方は、夜用ナプキンも用意しておくとよいかもしれません。
赤ちゃんのおむつは、入院中はいくらでも産院で用意してもらえるのか、使える量が決まっているのか確認しておきましょう。
8.後陣痛をやわらげるのにカイロが活躍
出産の痛みを乗り越えた後にやってくるのが「後陣痛」。投稿者さんのコメントにもあるように、後陣痛は個人差が大きいとのことです。この後陣痛をやわらげるには、カイロが役に立ったという投稿がいくつかありました。温めることで楽になるようですよ。
痛いことばかり考えるだけでつらくなってしまいますが、それもかわいいわが子のため。カイロを準備して乗り越えましょう。
9.赤ちゃんを傷つけないように自分用の爪切りを
赤ちゃん用の爪切りは準備していたり、産院で貸してもらえたりしますが、忘れがちなのは自分用の爪切り。
いつタイミングがやってくるかわからないのが出産です。前もって爪を切っていれば良かったものの、思いがけない出産となれば爪を切ることなんて頭にありませんよね。しかし、爪が長いとかわいい赤ちゃんの肌を傷つけてしまう可能性も。入院期間は約1週間、そのことを考えても爪切りは入院セットの一つとして考えておくと良いですね。
10.母乳パッドは持参すべき
母乳パッドが産院のお産セットに入っていなかったり、すぐには必要ないと思って用意せずにいたりすると、気付かないうちに下着がびっしょりぬれてしまっていたとの声も。
筆者も、入院の際に用意しておらず、思いのほか出てくる母乳に驚き急いで家族に母乳パッドを買ってきてもらいました。赤ちゃんの泣き声を聞くだけで胸が張り、母乳が滲んでブラジャーだけでなくパジャマまでぬれてしまうことも。
お産セットに母乳パッドが無いようであれば、用意しておきましょう。
11.乾燥防止にリップクリームは必須
先輩ママからの声も多かった「リップクリーム」。病院は、体温調整が未熟な赤ちゃんのために24時間通して暖房がついているため乾燥していることが多く、唇が切れてしまったという方もおられました。出産時に唇が切れてしまっていたら、変に力が入ってうまくいきめないような気もしますよね。
また、ボディクリームやハンドクリームが役に立ったとの声も。保湿剤は入院準備グッズとしてあらかじめ用意しておくのがベストです。
これで準備ばっちり!安心してお産を迎えよう
たくさんの意見を聞いて、ぼんやりしていた「出産」へのイメージがくっきりとしてきたのではないでしょうか?
先輩ママたちの声を参考にして、必要なもの・準備するべきものをしっかり確認し、赤ちゃんが生まれてくるそのときのために準備を進めていきましょう。入院の準備しているうちに、ママの心の準備も整ってくるはず。
お産が近くなってドキドキしているママ、生まれてくるわが子のためにもうひと頑張りです!