簡単におしゃれできる新生児のスタイはいつから?
赤ちゃんのよだれなどで、服が汚れてしまうのを防いでくれる「スタイ」。最近ではその種類も豊富なものになり、洋服に合わせてコーディネートを楽しむなど、赤ちゃんでもファッション感覚で身に付けられるようになりました。
ところでこのスタイ、そもそもいつから使えるものなのかご存知でしょうか?
妊娠前にスタイを買う方は多いけれど…
出産準備品として買い揃える人が圧倒的に多いスタイ。筆者も出産前に、可愛いデザインのものを見つけては次々と新しいスタイを購入していました。
水通しを済ませ、スタイはもういつでも使える状態に。ところが無事に1ヶ月健診を終えたある日、筆者はふと気付いたのです。
「あれっ?そういえばこのスタイ、全然使ってない…」
実はスタイには、意外と知られていない衝撃の事実があったのです!
プレママ必見!赤ちゃんのスタイにまつわる、知っておきたい3つのこと
せっかく揃えたスタイ、赤ちゃんに使えないとショックですよね。
そんな後悔をしないためにも、出産準備をする前に今一度、スタイについての知識を身につけておきましょう!
1.新生児のうちは意外とよだれが出ない
個人差はもちろんありますが、生まれてすぐの新生児期から生後3ヶ月あたりまでは、唾液の量はさほど多くありません。
その後、離乳食が始まったり歯が生え始めたりすると、唾液の量が増えてくるようです。唾液の量は増えるものの、この時期の赤ちゃんはまだ飲み込む力が未熟なので、よだれとして目立つようになります。よだれが肌に触れたままだと炎症が起きやすいので、スタイなどでやさしくふいてあげるとよいですね。
2歳になる頃にはよだれも落ち着き、スタイが外れるのが一般的。これはお顔まわりの筋肉が発達して、唾液を飲み込む力やお口を閉じる力がついてくるからです。
2.必要な枚数は赤ちゃんによって違う
「スタイは何枚必要なのか?」という、誰もが抱く素朴な疑問。様々な情報が飛び交う中で、正解を見つけるのは難しいですよね。
でも実際は、スタイが一日に10枚以上必要な子もいれば、まったく必要ない子もいます。よだれが出るかどうか、量はどれくらいかは、かなり個人差があるため、必要な枚数もそれぞれで異なるのです。
せっかく出産前に用意しておいても、まったく使わなければムダになってしまいます。スタイは産後、赤ちゃんの様子を見ながら、その必要に応じて揃えていくのが賢明でしょう。
3.スタイの中にも色々なタイプがある
お店に並ぶ、たくさんのスタイ。デザインばかりに気がいって、赤ちゃんの首元に留める部分を見ずに選んでしまっていませんか?
一見どれも同じように見えても、留める部分には色んなタイプがあるのです。筆者が知っている限りでは次のような種類があります。
- スナップボタン式
- マジックテープ式
- リボン式
- ボタン式
使う時期や用途によって、そのメリット・デメリットは様々。まだ小さいうちはマジックテープの音でびっくりしてしまうし、走りまわってじっとしていられないときに、首の後ろでリボンを結ぶのは困難ですよね。
赤ちゃんがより快適に過ごせるよう、月齢に合ったものを選んであげてくださいね。
知識さえあれば、怖いものなし
みなさんが実は知っていたものや、意外だったものはありましたか?
価格こそお手頃で集めやすいスタイですが、実は出産準備として揃えるには、相当の知識が必要なアイテムなのです。
今回は「スタイ」にまつわるものだけに着目しましたが、日を追うごとに成長していく赤ちゃんを見ていると、毎日が驚きの連続です!
でも出産を控えたプレママさんだって、知識さえあれば怖いものなし。赤ちゃんの成長をしっかりとサポートしてあげられるよう、幅広い知識を身につけていきましょう。