わが家の家族、働き方を紹介
まずは筆者の家族構成などについて、簡単に紹介させてください。
わが家は筆者、夫、今年4歳と2歳になる男の子2人の4人家族。実家はどちらも遠く頼れないので、全て私たち家族で毎日をこなしています。
長男が生後9ヶ月から、次男は生後7ヶ月から保育園へ預けるように。本来であれば1歳まで育休を取りたかったのですが、都内の保育園激戦区ということもあり、0歳児の4月に入園申請を出し、運良く入園できました。
筆者は一般企業の営業をしており、勤務時間は9時~18時のフルタイム勤務。職場が遠い為、保育園へは7:30~19:30の契約で預けています。毎日のお迎えは、だいたい19:15頃。
夫は同じく普通のサラリーマン。出張があったり帰りが遅くなったりするときもありますが、基本的に朝はいつも保育園へ送って行ってくれます。また早く帰ってこられる日には、夜のお迎えにも行ってくれます。お迎えに行ってもらっている間に食事のしたくなどもできるので、そういう日はとても助かります。
保育園にお迎えに行って帰宅後からのスケジュールを紹介
では早速、わが家のスケジュールについてご紹介したいと思います。
子供がぐずったり、スケジュール通りにいかなかったりすることも。しかし長男は保育園4年目、次男は2年目ということもあり子供たちもこのスケジュール感が習慣化されてきていたのか、そこまで大幅に遅くなることはなくなってきました。
スケジュール
- 18:00 退社
- 19:15 お迎え
- 19:35 帰宅
- 20:00 晩ご飯
- 20:45 お風呂
- 21:30 就寝
ざっくり時間で示すと、上記のようなスケジュールです。これは夫がいてもいなくても同じ。こんなに細かくできるの?ちゃんとやってるの?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、すべてを完璧にこなしているわけではなく、基本的に手を抜いています。
本当はもっとしっかりご飯を作ったり余裕を持ってこなしたりしたいのですがそこは諦め、子供を早く寝かせるということを第一優先にしています。というのも、わが家は夫婦ともに5時起き、子供たちも6時起きなので、あまり遅くまで起きていられないのです。
どの部分でどのように手抜きしているのかについて、紹介します。
家事をパパッと済ませる工夫
筆者のやり方ではありますが、家事や子供の世話を手早く済ませるため工夫していることについて、項目別に紹介したいと思います。
食事の準備
基本的に、食事は一度に多く作ってしまいます。汁物なら2~3日分は作って冷蔵保存。副菜もたくさんつくって冷凍しています。カレーなどを作ったときは3日間ほど連続で出すことに。幸い、夫も子供たちも同じメニューでも何も言わないので助かっています。
大切なのが、朝の15~20分。たとえば炒め物であれば、野菜類を切ってポリ袋に入れて冷蔵しておき、帰ったら炒めるだけにしておきます。おみそ汁はみそを入れる手前まで作っておき、冷ましてから冷蔵庫へ。カレーなども同様です。最後の仕上げは食べる直前の方がおいしいような気がするので、筆者はみそを入れたりルーを入れる工程は帰宅後行っています。これを2~3日で食べきります。
一度みそ汁をつくってしまえば、3日は汁物を作らなくてOK。帰ったらメインのおかずだけ作ればよいと気持ちが楽になります。帰宅後食事の準備が15~20分でできるよう、朝15分で下準備をしているという感じです。
子供の離乳食期間は、全て土日で大量の冷凍保存をしており、毎日電子レンジで温めれば大丈夫なようにしていました。ベビーフードを使うときもありました。子供がなんでも食べられるようになった現在は、冷凍食品に頼ったり、牛丼屋でテイクアウトしたり、お総菜を買って帰ることもできるように。
食器洗いに関してはあまり褒められた行為ではないかもしれませんが、子供が食事中でも空いた食器や料理の際に使用した鍋、フライパンから先に洗ってしまいます。早く片付け、子供との時間を作るということを優先にしています。
お風呂
次男がまだしっかり立てない頃は、2人を同時にお風呂へいれるのが一番大変でした。寝返りやハイハイをしない時期は大泣きでも脱衣所で待たせていたのですが、動き出すとどうしようもない状態に。
お風呂マットを敷いてそこに次男を座らせ、前に風呂おけとおもちゃを置いて遊ばせます。その間に筆者と長男を洗い、その後長男を湯船へ入れ次男を洗い、3人で湯船に入る。おもちゃを置いていても抱っこしていないと大泣きだったので、いつも大慌てで洗っていました。出るときはまず次男を出して着替えさせ筆者が着替え、そのあと長男を出します。お風呂から出ると疲れてため息が出ました。今は次男が大きくなったので、1人で2人をお風呂に入れるのもだいぶ楽に。
お風呂をパパッと済ませるためにしている工夫は、泡で出るボディソープを使うことと、お風呂におもちゃをあまりたくさん置かないこと。おもちゃがたくさんあると遊んで出たがらないので、最低限にしています。
そしてもう一つ大切なのが、夜最後にお風呂へ入った人が掃除をしておくこと。これをしないと、帰宅後お風呂掃除というタスクが増えてしまうので、必ず夜のうちに洗うようにしています。
夜のうちにやっていること
先ほど、夜のうちにお風呂を洗っておくと書きましたが、他にもわが家には夜のうちに済ませておくと決めていることがいくつかあるので紹介します。
まず、生ゴミ以外のゴミをひとまとめにしておくこと。朝起きて集めるのは大変なので、夜のうちにできるだけ一つにしておきます。
次に、洗濯機のタイマー予約をしておくこと。保育園へ行っていると洗濯物も増えるため、洗濯機を回す回数も増えるのではないでしょうか。わが家は夜にタイマーを予約しておき、朝5時に洗濯が終わるようにセット。起きたらすぐに洗濯物を干します。こうすることで、朝食や自分の化粧などの準備を、毎日同じタイムスケジュールでこなすことが可能。また、もし長男がおねしょをしたとしても、慌てずシーツの洗濯ができます。
これらの作業は子供たちが寝たあとか、もしくは時間があれば起きている間にやってしまいます。寝かしつけとともに筆者も寝てしまうことが多々あるので、夫がいるときはできる限り寝かしつけまでに行います。
無理なく手を抜き、時間を有効活用
どんな状況で働いているママでも、仕事が終わってからの一連の作業は本当に大変です。
子供は予想外の行動をする上に、思ったように動いてくれません。食べてくれない、歯を磨かせてくれない、寝ないなど、時間が押せば押すほど焦ったり、イライラしてしまうこともあると思います。
正直私も1回目の復帰後は、割とすぐにイライラしたり焦ったりしていました。早くしなきゃ、早く寝かせなきゃ、野菜食べさせなきゃ…と頭の中はいっぱいいっぱい。バタバタしているときに「絵本読んでー」などと言われたら、心の中で「なんでこんな忙しいときに!」とイライラしながら読み聞かせをしてしまっていました。そんな気持ちがあらわれていたのか、あるとき夫に「なんでそんなに焦ってるの?」と言われてしまいました。
言われたときは「こっちの気も知らないで!」と腹が立ちましたが、よくよく考えてみると、確かに「何に追われていたのだろう」と思うようになりました。少しくらい寝るのが遅くなったって大丈夫、野菜を食べなくたって大丈夫。なのに、自分で自分を追い込んでしまっていたのだと気づき、反省しました。
それからは、「要所要所で手抜きや短縮をしながら、時間を有効に活用するためしっかり工夫する。それでも子供は思い通りには動かないので、それを理由にイライラしない」と決めました。
もちろん今でも焦ることはありますが、「そんなに早く寝なくて大丈夫、早く寝かせるための工夫はすでにしているし、あとはゆったりした気持ちで過ごそう」と思えるようになりました。
働いていないときと比べると、子供の睡眠時間が減ってしまい、心配だという方もいるかもしれません。しかし、睡眠時間も大切ですが、まずはママの気持ちに余裕を持つこと、ママが安定することが、子供の安心につながっていくのではないかと思います。
手抜きをすると罪悪感を抱いてしまうこともありますが、今は便利な家電もたくさん販売されているので、取り入れるのも一つの方法。わが家は食器洗い乾燥機を購入しました。晩御飯が遅くなってしまったときに使用しています。手を抜けるところは手を抜いて、焦らずゆったりした気持ちで日々過ごしたいですね。