涙でにじんで画面が見えない!泣ける家族映画7選
邦画の良さは登場人物の心理描写に寄り添いやすいことではないでしょうか。今回は邦画作品の中から、思わず目頭が熱くなる、「家族愛」を扱った映画を集めてみました。
思い切り泣いてすっきりしたいママはぜひチェックしてみてください。
①そして父になる
順風満帆な人生を送ってきた主人公。しかしある日、6年間大切に育ててきた子供が病院内で他人の子と取り違えられていたことがわかる。
血縁か、これまで一緒に過ごしてきた時間かという葛藤の中、それぞれの家族が悩み…。
- 制作:2013年
- 監督:是枝裕和
- 主演:福山雅治
突然、衝撃の事実を突きつけられた夫婦と、ふたりの子供たちの苦悩がひたひたと伝わってきます。特に、クライマックスは涙なしには見られません!
②ALWAYS 三丁目の夕日
東京の下町に住む鈴木家に、集団就職で上京してきた六子が住み込むことになる。
また鈴木家の向かいの駄菓子屋の店主も、ひょんな成り行きから見ず知らずの少年と一緒に暮らすことに…。
- 制作:2005年
- 監督:山崎貴
- 主演:吉岡秀隆
昭和初期の古きよき日本を舞台に、「家族」を描いた心温まる人情ドラマ。血縁はないけれどひとつ屋根の下に住む「家族」間の掛け合いが、笑えて泣けます。
当時の日本が忠実に再現されているので、昭和の雰囲気もたっぷり楽しめます。
③いま、会いにゆきます
妻に先立たれた主人公、秋穂巧は、1人息子の佑司とささやかに暮らしていた。
ところがある雨の日、妻にそっくりな女性が現れ、自分は記憶喪失だと語る…。
- 制作:2004年
- 監督:土井裕泰
- 主演:竹内結子
死んだはずの妻が現れ、不思議な共同生活を送るという映画です。まっすぐな家族の愛に、思わず涙がこぼれます。
④うさぎドロップ
主人公のダイキチが祖父の葬式で出会った、6歳の少女りん。
祖父の隠し子だという彼女を引き取り、育てることになるのだが…。
- 制作:2011年
- 監督:SABU
- 主演:松山ケンイチ
不器用だけど心の温かい主人公が、男手ひとつで少女を育てるストーリー。
りんとの時間を作るために仕事のキャリアを諦めたり、電車に乗って遠方の保育園へ預けるのに苦労したりと、働くママのあるあるも満載といえるかもしれません。
⑤永遠の0
将来の進路に迷っていた健太郎は、太平洋戦争で零戦パイロットだったという祖父のことが気になり、かつての戦友たちを訪ねる。
そして、天才的な操縦技術を持ちつつも「海軍一の臆病者」と呼ばれ、生還することに執着した祖父の真実の姿を突き止める…。
- 制作:2013年
- 監督:山崎貴
- 主演:岡田准一
祖父の歴史を調べる孫の視点にたち、現代と過去を交錯させながら進むストーリーに思わず引き込まれます。
家族がずっと一緒にいられるのが当たり前ではなかった戦時中だからこそ、家族を思うシンプルな思いにじんとさせられます。
⑥映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
春日部に突如誕生した「20世紀博」。そこは大人たちの子供時代、70年代の暮らしなどを再現し、懐かしい世界にひたれるテーマ・パークだった。
大人は子供そっちのけで「20世紀博」にのめり込んでいくが…。
- 制作:2001年
- 監督:原恵一
アニメ映画ですが、パパやママが共感できるポイントがたくさん詰め込まれたボロボロ泣ける1本。
昔を懐かしむことにとりつかれた大人たちを、子供たちが必至で取り戻そうとする様子に感動します。
⑦マリと子犬の物語
ある日石川家に、生まれたばかりの子犬がやって来る。
役場に勤める父の優一は、幼いころに母を亡くした兄妹が子犬に「マリ」と名付け、かいがいしく面倒をみる様子を見守っていた。
やがてマリは成長し3匹の子犬を生むが、大きな地震が家族を襲う…。
- 制作:2007年
- 監督:猪股隆一
- 主演:船越英一郎
新潟県中越地震に実話をもとに映画化された作品です。
地震で無人になった村に取り残されながら、必死でわが子を守る母犬の強さに心が震えます。
さまざまな形の「家族」について考えさせられる
今回取り上げた映画の中の「家族」の形はさまざまでした。血がつながっていなかったり、母親を亡くしていたり、戦争で離れ離れになっていたり…。
でもどんな家族にも共通するのは、お互いを想う無償の愛。家族愛の素晴らしさを改めて実感することうけあいです。ぜひ観てみてくださいね。