「作りおき」ってよく聞くけれど、実際のところ何が作れる?
育児に家事、仕事といろいろなことが山積みだと、一つ一つのことに時間をかけるのは難しいですよね。毎日行う食事作りは、育児の合間に何を作るか考えて準備して…と、どうしても時間がかかってしまうもの。少しでも時短ができるよう、あらかじめ作りおきができたらうれしいですよね。
実際に、ママリでもこのような投稿がありました。
筆者も作りおきをするようになったのは、産後6ヶ月頃からでした。子どもの動く範囲が広がりますます目が離せなくなったことと、普段の育児や家事に加え、息子の離乳食準備も始まり、思うように食事準備へ時間がとれなくなったことがきっかけでした。
作りおきを始めようと決めた当初は、質問者さんのように「どんな料理なら傷まないのか」とレシピに悩みました。今回は、ほかのママたちがどのような料理を作りおきしているのか聞いてみました。
これを作っておけば時短につながる!わが家の作りおきメニュー
毎日の食事作りの中で筆者が産後感じたことは、「作っている最中に子どもがぐずり、思った以上にゆっくり作れない」ということ。そんなとき、普段の食事作りの時短になればと作りおきに挑戦しました。
今回は、ほかのママたちがどんな作りおきメニューを作っているのかをご紹介します。筆者のように、料理の時短を少しでもしたいママや作りおきメニューのバリエーションを増やしたいママは必見です。
1.常備菜の定番!甘じょっぱい味付けが、子どもも大好き「きんぴら」
常備菜として作りおきしているという声が多かった「きんぴら」。ニンジンとゴボウで作ったり、ピーマンやレンコンを使用したりと、筆者もよく作っています。
息子の分は味付けを薄めにしていますが、きんぴらを出すと必ずと言っていいほどおかわりをするくらい、大好きなメニューです。
2.箸休めの1品としてもよし、ごはんに混ぜてもよし「ひじきの煮物」
きんぴらごぼう→冷凍
大根のゆかり漬→冷蔵
鶏そぼろ→冷凍
ボロネーゼ→冷凍
小松菜とおかかの常備菜→冷蔵
よく作ります🤤
冷凍できるものは冷凍してると日持ちもするので、便利です💓
そのまま食べるのももちろんですが、炊き込みご飯に混ぜたり、卵焼きに混ぜたり、混ぜご飯にしたり、サンドイッチの具にしたりアレンジも効きます🥰
こちらも作りおきをしているママが多かった「ひじきの煮物」。筆者も作るときは多めに作っています。そのまま食べたり、ごはんと混ぜてひじきごはんにしたり、卵に混ぜて焼いたりと、バリエーションも豊富なメニューです。
3.栄養満点!「切り干し大根」
パプリカのピクルス
ほうれん草胡麻和え
肉そぼろ
レバーの甘辛煮
切り干し大根の煮物
筑前煮
などですかねぇ☺
うち大食いなので週の半ばにはもうほとんど無くなってます(笑)
きんぴらやひじきの煮物に続いて、作っているママが多かった「切り干し大根」。筆者もよく作りますが、1歳の息子は切り干し大根の煮物を細かく刻んでごはんに混ぜたものが大好きです。
優しいだしの味付けが、子どもも大人もホッとするのかもしれません。
4.食べる前に焼くだけ!「下味冷凍」
作りおきだけでなく、時短のためにお肉を下味つけて冷凍保存しているママもいました。
筆者もよくお肉が安いときにまとめて買い、下味をつけて冷凍しています。そうすると、食べる前に解凍して焼くだけなので、メイン料理もすぐにできて便利です。
5.一気に作って、余った分は小分けに冷凍「ギョーザ」
まとめて作って、食べない分は冷凍保存すると便利な「ギョーザ」。小分けで保存しておけば、食べたいときに食べたい分だけ焼きけばOKで時短につながりますね。
筆者もギョーザを作るときは、大人用をニンニクたっぷりなもの、子ども用はニンニクなしの薄味のものと作り分け冷凍保存しています。
6.切って漬けるだけ!さっぱりと暑い夏にうれしい1品「ピクルス」
野菜を切って、漬けるだけで作りおきメニューが1品完成する「ピクルス」。
これから来る暑い夏、食欲がないときなどにもさっぱりしてうれしい一品になりそう。また、いろいろな野菜で作れば彩りも鮮やかで食卓もが一気に明るくなりますね。
作りおきで、毎日の食事準備を楽にしよう
筆者自身ももともと料理をすることは嫌いではありませんでした。なので毎日キッチンへ立つこと自体は苦痛ではないのですが、料理をしているときに子どもが急に泣いたり、ずりばいでキッチンから見えないところへ行ってしまったりと、なかなか思うように調理時間が取れなくなってしまったことがきっかけで作りおきをスタート。
はじめは、きんぴらやひじきの煮物などの常備菜の作りおきから始め、今では常備菜のほかにお肉の下味冷凍、野菜を切って冷凍保存など、夫が休みのときにまとめて準備をしています。そうすると、平日はワンオペ状態なわが家でも「メインを焼くだけ」「お肉を解凍して、冷凍野菜と炒めるだけ」など、キッチンに立つ時間を短くできるように。
育児に家事、慌ただしい毎日を過ごしているママたち。できるときに作りおきをして、普段の食事準備を少し楽にしてみませんか。ただ、注意してほしいことがあります。それは「作りおきを作るために無理をしない」ということ。
「ギョーザを作りすぎたから冷凍保存しておこう」「夕飯のきんぴらを多めに作って作りおきしておこう」など、できる範囲で取り組んでみてはいかがでしょうか。
無理なく、明日からの食事準備が少しでも楽になりますように。