2歳7ヶ月~2歳8ヶ月 発達の特徴
体の成長と共に、心の成長も少しずつ見えてくるようになります。
社会性が発達し、友達と遊べるようになる
友達と一緒に遊ぶことができるようになります。
「自分」について認識できるようになり、2歳半~3歳ほどで自分のことを「ぼく」や「わたし」と一人称で呼ぶことができるようになります。自分の性別や年齢を認識するという子もいます。
運動能力が一層発達します
手を使わずに足だけを左右交互に出すことで、階段を上ったり降りたりできるようになります。
また、三輪車で地面をけって進むことができるようになる子もいるでしょう。
想像力豊かな遊びをします
想像力を働かせて、いろいろな遊具を使えるようになります。
積み木やブロックを家に見立ててつくることなどができるようになります。
「昨日」「今日」の区別がわかるようになる
「いつ」の概念がわかるようになります。それに伴い「昨日」「今日」、「さっき」「今」など時間の概念である言葉を使うようになります。
「いつ○○したの?」という質問に答えられるようになったり、「昨日○○した」と言えるようになる子もいるでしょう。
- ユニ・チャーム「生後2歳6ヶ月~8ヶ月【赤ちゃんの発育・発達】」ベビータウン(http://www.babytown.jp/hyakka/hh/26.html)
- 西坂小百合(監)「0~6歳 わかりやすい子どもの発達と保育のコツ」(ナツメ社)
- 湯汲英史「0~6歳 子どもの社会性の発達と保育の本」(0~6歳 子どもの社会性の発達と保育の本)
- 佐藤眞子「新編 2才児イヤイヤ期の育て方」(主婦の友社)
- 秦野悦子(監)「ひよこクラブ特別編集 最新版 1才6カ月から入園まで子育て大百科」(ベネッセコーポレーション)
2歳7ヶ月~2歳8ヶ月 お世話のポイント
では次に、そんな2歳7ヶ月~2歳8ヶ月の子供に合った上手なお世話のコツを紹介したいと思います!
公園で思い切り遊ばせましょう
外へ出て遊ぶ、具体的には公園の遊具などで遊ぶ機会を増やしましょう。
公園には砂場、ブランコ、すべり台、トンネル、鉄棒、ジャングルジムなど、さまざまな遊具が豊富にあります。遊具でバランス感覚や運動能力を養えるでしょう。
また友達と関わる機会にもなります。
交流の場に積極的に行ってみましょう
子育て支援センターなどの名前で、子ども同士を遊ばせながらママたちが交流できる場を提供しているところがあります。
特に保育園などに通っていない子供など、普段ママと2人きりの場合はこうした場所に足を運んでみるのが良いでしょう。子供が友達と関わる機会を持つためにも、またママの気分転換のためにもおすすめです。
子育てサークルなども含め、そうした交流の場の情報を自治体で提供していることもあるので、チェックしてみましょう。
- ユニ・チャーム ベビータウン 「生後2歳6ヶ月~8ヶ月【お世話】」ベビータウン (http://www.babytown.jp/hyakka/osewa/26.html)
- 秦野悦子(監)「ひよこクラブ特別編集 最新版 1才6カ月から入園まで子育て大百科」(ベネッセコーポレーション)
- 西坂小百合(監) 「0~6歳 わかりやすい子どもの発達と保育のコツ」(ナツメ社)
- 吹田市「子育てサークル活動」吹田市(http://www.city.suita.osaka.jp/home/soshiki/div-jidou/kosodate/_71935/_71945/_71946.html)
子供の発達と成長を理解して関わっていこう
2歳7ヶ月~2歳8ヶ月の成長や発達を紹介しました。イヤイヤが続いているなど余裕がなくなってしまうママもいるかもしれません。
しかし子供は確実に成長しています。運動能力はもちろん、遊びやおしゃべりの中から子供の成長を見つけ、喜び、その発達に合わせたお世話をすると良いでしょう。