女の子の名前は「愛」が2014年以来、5年ぶりに1位を奪還。2018年と比べても4位からのジャンプアップになっています。
2018年に続き、自然や植物をイメージさせる「自然派ネーム」の人気も続いています。「莉」「花」「菜」「奈」「咲」といった、植物を連想させる漢字がよく選ばれていました。
元号は名前にも影響が
2019年は元号が令和に変わった年になりました。この元号の変更は、名付けにも少なからず影響を与える結果に。令和の令を含む名前は、2018年の年間ランキングでは男女合わせて20人。それが、2019年は男の子153人、女の子129人、合計282人と約14倍にも増える結果に。
実際にはどのような名前が選ばれたのでしょう。
令和の名前 男の子編
男の子の名前では、「令(りょう、れい)」「令真(はるま、りょうま)」「令翔(はると、れいと)」「令旺(れお)」など50種類以上の名前に令の字が用いられました。
また、漢字の作りが令のものも人気が上がった傾向に。例えば男の子の名前「怜(れい)」は、2018年の88位から2019年は68位へと浮上。名前のよみでも「れい」は61位→38位に。
令和の名前 女の子編
女の子の名前では「令奈(れいな、れな)」「令華(りょうか、れいか)」「菫令(すみれ)」「令愛(れいな)」など20種類以上に令和の「令」の字を用いたものがみられました。他にも漢字のつくりに「令」が含まれる「澪」が17位→11位に。
「令和」の典拠である『万葉集』のイメージとみられる彩葉(あやは、いろは)」が55位→27位、「詩(うた)」が43位→35位、「詩乃(しの)」が84位→57位という結果になりました。
子供の名前はどれも素敵
2019年は、男の子だとスケールの大きさが感じられる名前、女の子だとレトロな印象が感じられる名前が選ばれる傾向にありました。
ご自身の子供の名前や身近な子供の名前に当てはまるものはランキングにありましたか?長い時間をかけて決めた場合もあれば直感で決めるケースや、ママやパパ以外の方に決めてもらったケースもあると思います。しかし、どんな決め方にしても思いのこもった名前は、きっと宝物になることでしょう。










