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ママリユーザーからの質問に、中尾明慶さんが本音でお答え
Eテレで放送中のアニメ『かいじゅうステップ ワンダバダ』でナレーションを担当している、中尾明慶(なかお・あきよし)さん。今回は、ご自身も『かいじゅうステップ』が大好きだという中尾さんに作品の魅力をお話しいただくとともに、ご自身の子育てや夫婦関係についてお聞きすることができました。
この記事ではそのお話の中でも、中尾さん自身の子育てや夫婦円満の秘けつについて、ママリ内に投稿された質問にお答えいただいた部分についてご紹介します。
中尾さんのお話の中には、夫婦生活を心地よくするためのヒントがたくさん。まねしたいポイントを見つけてみてくださいね。
Q.夫婦円満の秘けつは?
A.特別に夫婦円満だとは思わない、けんかもたくさんする
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中尾明慶(以下、中尾):これ、すごくよく聞かれるんですが、めちゃめちゃけんかしますし、やってられないと思うこともあるし…皆さんと同じ感じなんです。
でも、円満というか「ためこみすぎてどうにもならない」というところまでいっていないのは救いですね。お互いに思ったことは言うし、悪い部分は直すし、自分の非は認めて謝るので。
なんとなく仲直りするのではなく、ちゃんと話し合うようにしています。夫婦で話すこと自体が大切ですしね。
Q.子育てでイライラするママを、どう支えていますか?
A.同じだけ苦労や、つらい経験をしようという気持ちでいる
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中尾:ママの息抜きの機会をちゃんと作ることはもちろんですけど、あとは、ママと同じ経験をできるだけ多くパパもすることが大事じゃないかと思います。多分こんなこと言ってたら僕もそんなに完璧じゃないなんて言われそうですが。
だって、男が同じ経験しようと思ってもそこまでいけないんですよ。僕も自分の中では同じだけ経験していると思っていても、実際には奥さんの何分の1くらいだと思うんです。
でも、そんな中でも「同じだけやる」「それ以上やる」という気持ちでやっています。とくにつらい経験は、できるだけ一緒にやることが大事だと思いますね。
Q.パパになって自分が変わったと思う部分は?
A.人生の優先順位が変わったことと、涙腺が弱くなったこと
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中尾:やっぱり、人生の優先順位では家族が1番になりますね。これまでは、自分が幸せになりたいから仕事をしていたんですけど、今は家族を幸せにするために仕事をしています。
子どもが20歳になるまでは、僕が幸せにしてあげる責任があるし、仕事への向き合い方が変わったかなと思います。自分の仕事は不安定な職業だと思うので、より強く考えるのかもしれません。
それから、親になって変わったことといえば、俺、最近すぐ泣くなあって(笑)。卒園式でさえもう泣きそうでしたし、小学校に1人で向かう姿を見るだけでももう…。子どもの成長には日々泣きそうになりますね。
Q.子どもとの時間で大切にしていることは
A.通学路でのちょっとした会話をする時間が好き
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中尾:最近は息子が学校に通い出して、通学路を一緒に歩く時間があるんですけど、その時間が好きなんですよね。「好きな子できた?」とか「ポケットにダンゴムシ入れて帰るとママが怒るからやめろよ」とか…(笑)。
学校に通い出すときは慣れない環境なんで心配しましたけど、子どもはすぐに慣れるし、初日に友達ができたみたいで安心しました。僕の子どものときと似てるかな。
これから先も息子なりにいろいろあるんでしょうけど、ちゃんと何でも話してもらって、聞いていけたらいいと思ってます。
夫婦円満のカギは、家族時間を大切にすること
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インタビュー中、息子さんや奥さんの話をしながら、ずっと笑顔が絶えなかった中尾さん。「皆さんと同じように、わが家もいろいろあるんですよ」と笑いながらも、家族で過ごす時間を大切にされている様子がしっかりと伝わってきました。
中尾さんのお話のように、ときには夫婦げんかをしたとしても、共に家族としてさまざまな経験を積めたなら、いつかは幸せな記憶として残っていくのでしょうね。中尾家の円満の秘けつを参考に、毎日の家族との時間を大切にしていきたいものですね。
スマホ絵本『ママリといっしょに かいじゅうステップ』
ママリのためだけに描き下ろしてもらった『ママリといっしょに かいじゅうステップ』は、スマホ一つあれば読める絵本コンテンツ。音を出さずに楽しめるため、ご自宅だけでなく外出先でもお子さんと一緒に楽しめます。あわせてご覧くださいね。