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監修:佐藤りか

市販の離乳食に罪悪感はいらない!手作りしないメリット3つ

忙しい育児の中で、離乳食作りを負担に感じている方はいるかと思います。そんなとき、少しは時短したい…と思いながらも「市販品をあげるのは抵抗がある」と考えていませんか。しかし、離乳食の手作りをやめることは、決してサボりではありません。この記事では、離乳食を作らず、市販品を利用することによるメリットをお伝えします。

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市販の離乳食を利用する3つのメリット

スーパーや赤ちゃん用品店では、さまざまなベビーフードが販売されています。店舗に行くことが難しい場合は、ネットで購入することもできます。

このように気軽に手に入るベビーフードを利用することを「赤ちゃんへの愛情が足りない気がする…」と感じて、ちゅうちょする方もいるようです。しかし、そんなことはありません。離乳食を作らないことにもメリットがあるのです。

1. 子どもと関わる時間が増える

つみき PIXTA

切り刻んだりすりつぶしたり、離乳食をつくるには時間がかかります。この時間がなくなればその分、子どもと関わる時間を増やすことができるでしょう。

離乳食を食べる時期は、子どもが立つようになったり、歩くようになったりと、大きく成長をする時期です。好奇心旺盛な時期に、より深くたくさん関われるのは親子にとってプラスではないでしょうか。

離乳食作りから解放された時間を使い、親子で新しいことにチャレンジしてみるのもよいですね。

2. 大人にとってのストレスが減る

笑顔 PIXTA

離乳食作りは、最初こそ目新しさがあって張り切るものです。慣れてくると、離乳食を作ることが負担だと感じはじめ、だんだんとストレスになるケースもあるでしょう。

さらに、手間暇かけて作った離乳食を子どもが拒否したとき「せっかく作ったのに!」とイライラが増してしまうことも。子どもは悪くないとわかっているのに、ネガティブな気持ちになるのはつらいですよね。

その点、離乳食を作る手間をかけない選択をしていれば、作らない分だけストレスがないかもしれません。少しだけ心に余裕ができることで、子どもに対しておおらかな気持ちになれたらよいですよね。

3. 離乳食を作れない日も、慣れた味のものを食べさせられる

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長い子育ての中では、大人が突然の体調不良になるなどして、子どもを誰かに託すという場面がありえます。また「疲れがたまっていて動けない」という日もあるかもしれませんね。

こんなときに、市販品の中でお気に入りのものを見つけておきストックしてあれば安心。子どもは慣れた味のものを抵抗なく食べられますし、子どもがしっかり食事をとれれば、大人も安心ですね。

市販品のベビーフードは常温で長期保存できるものがあり、備蓄品としても重宝します。多めにストックしておいてもよいでしょう。

食事の時間を、穏やかに過ごせるのが大切

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離乳食は食べる練習であり、スプーンに慣れたり、食事での口の動かし方を覚えたりするためのものです。その時間が親子ともに「つらい」ものになってしまったら「食べる」=「楽しくない」となり、練習もスムーズにいかないかもしれません。

親も子も穏やかに「楽しいね」「おいしいね」と過ごせるのが理想。そのために手作りをやめることに対して、罪悪感を持つ必要はなく、むしろ「子どものため」と割り切ってOKです。無理なく、マイペースで、離乳食時間をお過ごしくださいね。

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記事の監修

株式会社子育て研究所 代表取締役

佐藤りか

株式会社子育て研究所代表、教育コンサルタント。
ベネッセコーポレーションなど教育業界で長年勤務。幼児教育から高等教育まで幅広く知見を深める。その後、株式会社子育て研究所代表取締役に就任。子どもとママ向けのアットホームなサイト「アフェクション」、編集業「ものかき」などの運営を手掛け、自身の執筆・監修や講和も多数。各種ビジネスコンテストで大賞や優秀賞の受賞歴がある。その他、東京都主催「TOKYO STARTUP GATEWAY」にてメンター&講師を務める。プライベートでは2児ママとして仕事と家庭の両立を強く意識して活動中。

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