赤ちゃんの歩行器はいつから使える?
歩行器を使える期間の目安として、一般的に生後7か月くらいから15か月頃までとされています。
生後3か月から4か月頃に首がすわるようになり、その後5か月から6か月で「寝返り」ができるようになります。そして、7か月から8か月を過ぎたあたりから「おすわり」ができるようになるため、この頃から歩行器を使えるようになります。
歩行器の使用は、「おすわり」がしっかりできるようになって、体の筋肉とバランスが取れるようになってからが望ましいため、「生後7か月を過ぎたけど、うちの子どもはまだおすわりがしっかりできない…」という場合には、歩行器の導入は少し様子をみましょう。
子どもの発達に合わせて、しっかり見極めることが大切です。
- 大幸「経済産業省認定基準商品 「クレエ」の特徴」(https://www.creer-dk.jp/歩行器の特徴/,2020年10月23日最終閲覧)
- 河原内科&松尾小児科「歩行器」(http://www.km-clinic.jp/genki/no/239.html,2020年10月23日最終閲覧)
歩行器を使うメリットはある?使用する際の注意点
赤ちゃんが歩行器を使うメリットをみてみましょう。今まではいはいしかできていなかった子どもを歩行器に乗せると、目線が高くなって視界が広くなります。そのため、はいはいでは見えなかったものが見えるようになったり興味をひくものが増えたりと、高い視線で移動をすることに楽しさが芽生えます。
歩行器に乗せてみると楽しそうに遊んでくれるかもしれませんね。
使用上の注意点
使用する際には注意点もあります。歩行器に乗ったまま段差のあるところや、高さのある障害物があるところへ行ってしまうと、転倒や転落の危険性があります。子どもに歩行器を使わせる際は、ケガの原因となるものが近くにないかをしっかり確認して、子どもから目を離さないように注意しましょう。
家事などでどうしても手が離せないときに、子どもを歩行器に乗せておくと子どもは1人で遊びだすので便利なものですが、安全面に十分配慮をしましょう。
また、歩行器はサイズが大きく幅をとるものが多く、置くスペースに困るという方がいるかもしれません。最近の歩行器は折りたたみ式のものもあるため、コンパクトに収納ができて場所を取らずに便利な特徴があります。収納で悩んでいる場合は、折り畳み式のものを検討してみましょう。
さらに歩行器の使用期間は比較的短期間のため、せっかく購入してもすぐに使わなくなってしまうのはもったいないですよね。そんなときは、歩行器としても手押し車としてもつかえる「1台で2役」をしてくれるものを選ぶとよいでしょう。子どもの成長に合わせて、歩行器から手押し車としても使用できるとよいですね。
- 日本育児「はらぺこあおむし 2in1ウォーカー」(https://www.nihonikuji.co.jp/eric_carle/item/2in1walker/,2020年10月23日最終閲覧)
- 大幸「経済産業省認定基準商品 「クレエ」の特徴」(https://www.creer-dk.jp/歩行器の特徴/,2020年10月23日最終閲覧)
- 河原内科&松尾小児科「歩行器」(http://www.km-clinic.jp/genki/no/239.html,2020年10月23日最終閲覧)
- 中村こどもクリニック「よくある質問」(http://www.nakamura-kodomo-cl.com/qa/,2020年10月23日最終閲覧)
- 西松屋「赤ちゃんに歩行器は必要?メリット・デメリットをご紹介」(https://www.24028.jp/mimistage/childcare/1809/,2020年10月28日最終閲覧)
おすすめの歩行器3選
いざ歩行器を購入しようと思っても、いろいろな種類のものがあるとどれにしようか迷ってしまいますよね。子どもが興味をひきそうなアイテムがたくさんついているものや、使い勝手が便利なものを中心に、おすすめの歩行器を3つご紹介します。
1.大幸「クレエ」

大幸「クレエ」は日本製で丸型のため、安定感があり安心できるというのが1番の特徴です。また、内側の広さが55cmで設計されているため、とてもゆったりしていて子どもが自由に歩ける設計となっています。デザインも角がなく丸みがあるため、子どもにもやさしい作りですね。
テーブル面が広く設計されているため、食事や遊びなどさまざまな用途で使用ができて、万が一汚してしまっても簡単に拭けるようになっています。また、キャスター部分は床に傷が付きにくいようになっていて、走行の際に大きな音が出にくい「消音キャスター」となっているため、騒音が気になる場合でも安心です。
子どもが勝手に動かないように歩行器の動きを止めておく「ルンルンマット」がオプションでつけられるため、より安全面に配慮をしたい場合はこちらも合わせて購入するのがおすすめです。
2.永和「ベビーウォーカー ブラウン」

永和「ベビーウォーカー ブラウン」は、ブラウンカラーの落ち着いたデザインのため、リビングに置いておいてもなじみやすい特徴があります。最低で34cmから最高で43cmまでの7段階で高さの調整ができるため、子どもの成長に合わせて設定ができます。
歩行器が勝手に動き出さないように「安全ストッパー」がついているため、安心して利用できて、使用しないときは小さくたためるようになっているため、収納や持ち運びにも便利です。
「やさしいメロディ」や「動物の鳴き声」、キラキラと光る「きらきらミラーボール」など、子どもが夢中になりそうなものがたくさんついているところも、この歩行器の特徴です。
3.西松屋「SmartAngel エンジョイレーサー」

西松屋のSmartAngelエンジョイレーサーは、安全ベルトがついている歩行器のため、子どもをしっかりガードしてくれて安心できます。また、大型ストッパー付きなので、歩行器の動きをしっかり止めてくれて勝手に動き出さないように設計されているため、安心です。
ライトが光ったり、音楽や効果音が鳴ったりと子どもが興味を示しそうなものがたくさんついていて、消音キャスター付きなのでフローリングで使用しても音が気にならないところがおすすめです。
買わずにレンタルという選択肢も!
子どものために歩行器を使ってみたいと思っても、いざ買うとなると「子どもが嫌がったり興味を示さなかったりしたら、どうしよう。」と考えてしまったり、金銭面が気になったりと、ためらってしまう部分もありますよね。また、せっかく買っても子どもが成長をしていくにつれていつかは使わなくなってしまうため、購入するのはもったいない気持ちも出てくるものです。
そんなときは、購入ではなくレンタルをしてみてはいかがでしょうか。レンタルならば、子どもに歩行器が合わなかった場合でも気にする心配がありませんし、レンタルで様子を見つつお気に入りをみつけてあとから購入をするという方法もあります。
インターネットで検索をすると、歩行器などを取り扱っている「ベビーグッズのレンタルショップ」が出てきます。歩行器をレンタルすると聞くと、取り扱っている種類があまりないように感じますが、お店によって、シンプルなデザインのものからキャラクターのものまで数多くの種類を扱っているところが多く、きっと子どものお気に入りが見つかります。
レンタル期間は、お店によっては最短で1週間から受け付けているところもあるため、「まずは、お試し間隔で借りてみたい!」という場合に最適です。また、最長で6か月と長い期間借りられるお店もあるので、とても便利です。
- スーパーレンタルショップ ダーリング「赤ちゃん用歩行器 レンタル」(https://www.darling.co.jp/item-category/baby-walker,2020年10月23日最終閲覧)
- ナイスベビー「歩行器」(https://www.nicebaby.co.jp/products/list/351.html,2020年10月23日最終閲覧)
- ダスキン「ベビー用品」(https://www.kasite.net/baby/,2020年10月23日最終閲覧)
- ベビレンタ「【レンタル】おもちゃ・ベビートイ の商品一覧」(https://babyrenta.com/?mode=cate&cbid=1463610&csid=6,2020年10月23日最終閲覧)
子どもの成長に合わせて歩行器を検討してみましょう
歩行器が使えるようになる時期や、メリットや注意点、おすすめの歩行器についてご紹介しました。歩行器を使うことで子どもの視野が広がり歩く練習になる一方で、長時間の使用は避けたり事故に注意したりなど、気をつけるべき点もあることがわかりましたね。
購入を検討している人向けのレンタルショップもあるため、試しに使ってみるという選択肢もあります。子どもの成長や家庭環境に合わせて歩行器を導入し、子どもと楽しい時間を過ごしましょう。