「冷蔵庫の中にいる動物ってなんだ?」「食べると安心するケーキは?」など、なぞなぞを出す簡単なゲームです。連想遊びと同じく、柔軟な発想でポンポンと答えが飛び出すこともあれば、真剣に考え込んでしまうことも。
なぞなぞの問題集や幼児向け冊子もあるので、始めやすいのも魅力のひとつ。大人も一緒に遊ぶことができそうです。
2.逆さ言葉遊び
言葉の文字を逆さまに並べ替えて遊ぶゲームです。例えばぬいぐるみであれば「みるぐいぬ」、オレンジであれば「じんれお」と逆さまにして、どんな単語が隠れているのかを当てていきましょう。
単語を理解し、そして逆さまに並び替えたり、もとの単語に戻したり、という一連の動作が豊かな発想力につながります。子どもが出題する側(がわ)に回って大人が回答するのも楽しいですよ。
3.アナグラム
アナグラムは、言葉の文字を全て、もしくは一部のみ入れ替える遊びのことです。逆さ言葉遊びとは少し異なりますね。ぬいぐるみであれば「るいぬみぐ」、オレンジであれば「じおれん」など、単語の文字をシャッフルさせます。
シャッフルさせることで、逆さ言葉よりも難易度がぐっと上がります。なぞなぞや逆さ言葉では物足らない!というお子さんにぴったりです。
言葉遊びを通じて豊かな知識を
言葉遊びで得られるものは単語そのもののバリエーションだけでなく、発想力や思考力、表現力など多岐にわたります。遊びを通じて会話を広げていくことで自然に言語を習得できるうえ、自分の今の気持ちを表現したり、相手の気持ちを考えてみたりと、コミュニケーションが円滑に取れるようになるきっかけにもつながります。
保育園や幼稚園での遊びのなかで、先生やお友達とたくさん話してどんどん言葉を学んでいき、言葉の力を育てていってくださいね。
- うるま市役所「幼児期に言葉の感覚を豊かにするための援助のあり方 ~「言葉遊び」「お話作り」を通して~ 」(https://www.city.uruma.lg.jp/userfiles/files/page/culture/1234/kuniyoshi.pdf,2020年12月17日最終閲覧)
- 厚生労働省「保育所保育指針解説 序章」(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/hoiku04/pdf/hoiku04b_0002.pdf,2020年12月17日最終閲覧)
- J-STAGE「幼児のことば遊びの発達“しりとり”を可能にする条件の分析」(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjdp/8/1/8_KJ00003368000/_pdf/-char/ja,2020年12月17日最終閲覧)










