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産後の思わぬ落とし穴。里帰り出産は要注意?マタニティブルーの対策は妊娠中にしておこう

出産後は赤ちゃんを迎えるために環境を整えたり、赤ちゃんの服など必要なものを用意したりと慌ただしくなります。もうすぐ出産を控えていて、事前に用意を始めて赤ちゃんを迎える準備は順調という方もいるでしょう。しかし、ママ自身の気持ちを支える準備はできていますか?産後は思いもよらないことも起こりやすく、ママの気持ちも不安定になりがち。産後を快適に過ごせるように、妊娠中に準備してほしいことを漫画を通して紹介します。

@ukkari_yome

産後、突然訪れた産後ブルー

今回紹介するのは、現在2児のママであるよめんぬ(@ukkari_yome)さんが、1人目出産のときに産後ブルー(マタニティーブルー)のような経験をしていたことを振り返って描いた漫画「産後ブルーを振り返る」です。

漫画の一場面を切り取り、マタニティーブルーは産後誰にでも起こり得ることで、よめんぬさんが産後ブルーをどのように乗り越えたのかを伝えていきます。

産後ブルーのきっかけは自分を優先しなかったこと

©よめんぬ

©よめんぬ

©よめんぬ

よめんぬさんが産後ブルーを感じたきっかけは、産後、母親としてやっていけるか不安を感じたこと。

産後は1か月実家に帰る計画だったものの、よめんぬさんは産後の生活について「みんな里帰りしてる」「母親に孫の顔を見せるのも親孝行」「夜泣きで夫を起こすのはかわいそう」と、自分と赤ちゃんよりも周りのことを優先して考えていたそうです。

同じように自分がどうかということよりも、周りはそうしているから、一般的にはこうだからといった理由で行動を決めてしまっていませんか?最も大切なのは、赤ちゃんのお世話をするママ自身が一番過ごしやすい環境かどうかです。

慣れない環境での育児の大変さを痛感

©よめんぬ

©よめんぬ

普段はマンション暮らしをしているよめんぬさんでしたが、実家は戸建てで底冷えがするなど、慣れない環境だったことがよめんぬさんのストレスになってしまいました。

夜間のミルクのたびに1階まで降りる必要があり、家族を起こさないようにと気を遣うことも多かったようです。

普段住み慣れている家が変わってしまうと、それだけでストレスになってしまうことがあります。不便さを感じるたびに自分の家だったらもっと楽なのに…と考えてしまうこともストレスに。

里帰り出産ではこういった予想外の不便さを感じてしまうこともあるのが現実です。事前にシミュレーションしておくことも大切でしょう。

ささいな言葉に傷つきやすかった

©よめんぬ

©よめんぬ

©よめんぬ

©よめんぬ

©よめんぬ

産後は睡眠不足などでストレスを感じやすく、何気ない母親の言葉で過剰に傷ついてしまうこともあります。

周りからすれば悪気はなくアドバイスのつもりで言った言葉でも重く受け止めてしまいがち。実家にいると母親にあれこれと口を出されて、まるで自分と母親の子どものように感じてしまうことも…。

産後は精神的に不安定になりやすいということも、事前に知っておくことはとても重要に思います。

自分の「こうしたい」という気持ちを大切に

©よめんぬ

©よめんぬ

©よめんぬ

母親や夫、子どものことばかり考えて優先していたよめんぬさんでしたが、限界を感じて自宅に帰ることに。

子どものお世話について夫と一緒に考えながらやっていくことで、産後に抱えていた孤独感はなくなり、自分の気持ちを優先したことで、ストレスがなくなり気持ちも穏やかになったそうです。

初めての出産は里帰りした方が楽と感じるのは、人ぞれぞれです。かえってストレスになってしまうことも。

これから出産を控えている方は、周りがどうしているかは参考程度にし、自分にとってどのような方法が一番子育てをしやすかを今一度考えてみましょう。

妊娠中に産後生活についてしっかり考えておこう

©よめんぬ

©よめんぬ

©よめんぬ

産後にどう過ごすのが良いのかは人によっても異なります。

よめんぬさんのように、環境の変化が変わることや家族に頼るのが苦手という人は、必ずしも実家に帰るのが最適とは言えません。

里帰り出産であれば、生活環境が変わることについても考えておく必要がありますし、無理に里帰りをしなくても、産後のケア施設や家事代行サービスなどを利用するという方法もあります。

ママ自身の心の準備も大切ですので、周りのことよりも自分自身が一番子育てしやすい環境を優先し、自分だけで何とかしようとせず、周りに相談しながら子育てをしていきましょうね。

「産後ブルーを振り返る」を1話から読みたい方は下記のバックナンバーよりごらんください。

産後ブルーを振り返る
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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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