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「か」と読む漢字に「花」ではなく「華」を使う「いちか」という名前もあります。3文字名でも自然に「いちか」と読むことができて、優しくやわらかな印象の「一花」よりも、凛としたイメージがあると思われる華やかな名前です。
今回は「い」に「依」をご紹介していますが、「い」と読む感じはたくさんあるので、名字や画数などからぴったりの漢字を選べますね。
そして「いちか」の「ちか」に「千華」を使うととても華やかな様子がします。千の華を咲かせるような楽しくキラキラした日々を歩める子になりそうですね。
一知禾
「一知禾」は3文字で「いちか」と読む名前を付けたい方におすすめ。「禾」は訓読みでは「いね」や「のぎ」と読み、音読みでは「カ」と読む字です。へんとして使われると「のぎへん」になる字ですね。
「一知禾」という漢字を全体で見ると、「一つの知により実りを得る」というような意味を込められる名前ではないでしょうか。
「禾」を「いちか」の名前の中に入れることで、前部の「いち」の意味を実らせるような名前にできそうです。「唯智禾」と書けば頭脳で新しい世界を切り拓いていく子になりそうですね。
唯千香
「いちか」という名前では「唯」を「い」と読むのもおすすめ。「唯一の」という意味があるので、生まれてくる大切な子どものための名前としてピッタリですよね。
「香」は女の子の名前でよく使われる漢字ですが、「かぐわしく良い香り」という意味の他に、「美しい」という意味も持ちます]。この二つの意味を持つことを考えると、女の子名でよく使われるのも納得ですね。
そして「千」は「唯」とは対象的に、多くのものがある状態を指す漢字。名前全体で見ると、「たくさんの美しさを持つ大切な唯一の子ども」という意味を含められますね。
色愛
「色愛」と書く「いちか」という名前は、初めて見る方であれば読み方がわからないかもしれませんね。「色」を「い」、「愛」を「ちか」と読むのは通常の漢字の読みではありません。
しかし華やかさを感じさせる「色」と「愛」という漢字の組み合わせは、女の子の名前としてとてもかわいらしい印象を与えます。
「色」は虹をイメージさせる漢字ですから、「愛」と組み合わせることで「幸運と愛情に恵まれる人生を送れるように」との願いを込められます。読みやすさよりも漢字の印象や意味合いを重視したい方におすすめですよ。
壱夏
「壱」は男の子名でよく見られる漢字ですが、女の子でも使えます。「夏」も性別を問わず使われる漢字ですし、初めてこの名前を見た方からも、ストレートに「いちか」と読んでもらいやすいのでおすすめの組み合わせです。
「壱」は漢数字の「一」として使われることから、「最初の」という意味を持つ漢字。「ひとつしかない」と考えれば、「唯」と同じように「唯一の」という意味も持たせられるでしょう。
「夏」は明るく爽やかで、実りの多いイメージですよね。全体では「トップに立ち実りの多い人生を送れるように」「自分だけの個性や能力を発揮できる明るく爽やかな人になってほしい」などの意味が考えられます。
衣哉
男の子に「いちか」と名付けたいパパママにおすすめなのが「衣哉」という漢字です。男の子名によく使われる「哉」という漢字が入るので、名前を見て「女の子かな?」と思われることも少ないでしょう。
「衣」は「衣服」「着るもの」の意味がありますよね。衣食住という人が生きていくために欠かせないものを表すことから、困ることのない豊かな生活という意味を与えられます。
「哉」は感動の意味を表す特に強い意味のない漢字です。強い意味がないというと、名前の意味を重視される方にとっては物足りなく感じられるかもしれません。しかし意味が強くないからこそ、組み合わせやすく他の漢字の意味を強調できるという利点もありますよ。
- 藤堂明保 他「漢字源 改訂第五版」1977(学研,2010)
- 石飛博光 他「新版 常用漢字五体字集」368(NHK出版,2012)
- 三省堂「国語辞典第七版」(https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/dict/ssd13926,2022年6月21日最終閲覧)
ひらがなも人気
「いちか」という名前は、響きを重視する場合、あえて漢字を使わずひらがなで表しても良いかもしれませんね。ひらがなの名前はそれだけで印象に残りそうですし、読み間違いもされないので子どもにとってはメリットがありそうです。
「いちか」という名前に関する先輩ママの声を紹介
パパママで考えて「いちか」と名付けようと考えても、やはり周囲の人からの印象が気になるという方もいらっしゃることでしょう。
そこでここからは、先輩ママたちが「いちか」という名前にどのような印象を持っているのか紹介していきます。
第三者の意見を聞いてから名付けをしたい方は、ぜひ先輩ママたちからの意見を参考にしてくださいね。










