妊娠報告のタイミング
妊娠を望んでいる人であれば、生理が止まり、妊娠検査薬に陽性反応が出る…というのは舞い上がるほど嬉しい出来事でしょう。夫や両親であれば、それほどタイミングを気にすることなく報告できるものですが、友達への報告はいつがよいのでしょうか?
仲の良い友人だからこそ喜びを分かち合いたいと思うものですが、中には妊活中の友人などもいるはずです。妊娠の事実を伝えるのもタイミングが重要です。
お互いが喜べるタイミングをきちんと考えた上で妊娠の報告をするのがよいでしょう。
グッドタイミング
検査薬で陽性反応後、病院での診察で心拍が確認できれば、初期流産の確立はぐっと下がると言われています。しかし、一般的には安定期と言われる5ヶ月に入ってからが無難かもしれませんね。
お腹もまだ目立つことはありませんから、それまでに気付かれる心配も少ないでしょう。安産祈願をした頃が目安です。
ただ、特に仲の良い友達には、妊娠初期に報告してもよいでしょう。きっと喜んでくれますし、その後何かあっても心の支えになってくれるはずです。
バッドタイミング
初期流産の恐れがある時期の報告は、友達に気を使わせることになるので気を付けましょう。また、妊娠報告前にお腹が目立ってきてしまっては、友達との関係にひずみが生じる恐れがありますので、こちらも気をつけなくてはいけません。
また、妊娠というのは、人によっては大変デリケートな話題ですから、報告する相手の状況を考えることが大切です。同世代の友達だと、同じように妊娠を望んでいる方もいらっしゃるでしょう。
治療中であったり、流産直後であったりと、避けたほうがよいタイミングであることも考えられます。そのタイミングを見極めることが大切です。
友人の状況に応じた報告の仕方
妊娠はとても喜ばしいことですが、周囲への報告のタイミングや状況を考えるのも大切なことです。同年代の友人ならば、同じ時期に妊娠出産を迎える人も多いですが、できるだけお互いがよいタイミングで報告ができるとよいですね。
タイミングを間違えるとその後の友人関係にも影響が出てしまうこともあるかもしれませんので注意が必要です。妊活中で妊娠を待ち望んでいる友人に対しての配慮も忘れないようにしましょう。仲の良い友人だからこそ、喜んでもらえるような報告をしたいものです。
最近出産した友達・妊娠中の友達の場合
妊娠中で周期が私よりも上の妊婦さんならつわりやおりものについての答えが明確。そして最近出産したママさんは、まだつわりの辛さも覚えているし、出産後の不安なこともあわせて聞けるのでとても頼りになります。
今後も相談に乗ってもらう機会が増えるので、早い段階で報告するのが無難でしょう。
子育て中のママの場合
安定期に入り少し余裕が出てきたら、子育て中の友人に報告するのもよいでしょう。二人三人と複数人の子育てを経験している友人なら、上の子を育てながら妊婦として過ごした話を聞け、勇気づけられることもありそうです。
既に子育てしている友人の話は実際の体験談なのでとても参考になりますし、とても心強く感じるでしょう。
不妊治療中の友人の場合
妊娠の報告で一番悩むのは不妊治療中の友人への報告です。この場合は、友人に変に気を遣わせないこと、話を長引かせないことを心がけるようにします。
妊娠初期は心身ともに疲れてしまう時期なので、できれば安定期に入ってから報告するとよいでしょう。
妊娠報告の体験談
先輩ママ達はどのタイミングで妊娠報告をしたのでしょうか?体験談を紹介します。
成功しました
私の場合は、妊娠した事早く伝えたかったけど、◯◯が妊活中って知っててプレッシャーとかストレスとかになってしまったらと思いずっと言えなかったと付け加えました。
でもその友達はすごく喜んでくれて『妊娠菌移してー♡』とも言ってくれました!仲のいい友達だったら祝福してくれるはずです?
妊活中の方の間では、「妊娠はうつる」というジンクスを聞いたりします。こうして、友達が喜んでくれるだけでなく、幸せをおすそ分けできるかもしれないと思える関係は、素敵ですね。
仲の良い友達は、妊活中であればこそ、直接もしくは電話で報告をする手もあります。
失敗しました
私は1度めの妊娠の時、うれしさのあまりすぐ報告してしまい、結果、流産してしまったのですが、仲の良い友達は自分のことのように落ち込んでしまい失敗したなと思いました。 出典: www.jineko.net
全ての妊娠が、全て出産につながれば問題ないのですが、なかなかそうならないのが現状ですよね。早く報告したい気持ちはとてもよく分かりますが、お友達にも悲しい思いをさせてしまうことになりかねません。
だからと言って、報告しないわけにもいかず…こういったタイミングで友達関係が変わっていく場合もありますね。
妊娠は嬉しいことです
筆者自身、結婚して7年、子供に恵まれませんでした。一度の流産を経験してから次の妊娠まで6年かかったのです。
それでもその間、私に妊娠報告をくれた友達のことを、とてもありがたく感じました。きっと言いにくかっただろうと…想像できるからです。こちらが大切だと思っている友達は、あちらもそう感じていてくれるのでしょう、必ず直接報告をくれました。
どんな友達であろうと、自分が大切にしたいと思っている相手であれば、直接伝えることが一番です。たとえ、相手にとってバッドタイミングだったとしても、きっと喜んでくれるでしょう。
- ユニ・チャーム「Lesson2:初めてのオメデタ報告」ムーニー(http://www.unicharm.co.jp/moony/hajimete/ninshin/lesson02_02.html)