会って話す前の報告
本来なら直接伝えるのがマナーですが、伝える相手が忙しくて中々時間が取れない時などは先に文面での報告が良いかもしれません。それでは、具体的にどのような文面で報告をしたらスムーズに状態が伝えられるのでしょうか?実際の事例を以下にあげてみました。
事例1
「突然ですが、妊娠致しました。予定日は○月○日頃です。産休中のことなどご迷惑おかけしますが宜しく・・・」という辞める気なし!と意志表示したメールを出しました。 出典: oshiete.goo.ne.jp
事例2
私事ですが、このたび妊娠しました。予定日は○月○日です。○ヶ月に入る前にこちらでの契約を終了させていただきたいと思います。現在○ヶ月ですが、担当のお医者様から体については特に問題がないと診断されております。
出典: oshiete.goo.ne.jp
それぞれシンプルな文ですが、「これからどうしたいのか」が分かりますね。またつわりがある場合など、どうして欲しいのかわかりやすいと思います。直接伝える機会があれば、「お時間を頂けますでしょうか」と一言付け加えると良いですね。
事例の妊婦さん達は事前に伝えていたので、つわりや体調不良で席を外す際も周りにフォローして貰える事が出来た様です。
注意!気を付けたい表現
文面を作成するうえで、注意したいポイントがいくつかあります。ちょっと心がけるだけで反応が変わってくるので念頭においておきましょう。
赤ちゃんを授かって・・・
「赤ちゃんを授かって」や「赤ちゃんが産まれるので」など「赤ちゃん」という言葉に違和感を感じる方も。「妊娠」「出産」という言葉を使うようにしましょう。
来週から休ませてください!
会社にも都合がありますので急に言われても対応しきれない事も。休んで当然な文面は厳禁ですよ。「ご迷惑をおかけしてすみません」の一言と、「安静が必要とのことで休業を願い出たいと思います」という低姿勢な文面が良いと思います。
育児休業(もしくは退職)までの間に変な誤解をされ、あらぬ事を言われて嫌な気持ちになりたくないですよね。
注意!休業取得について
今後の働き方や育児休業の取得などの要望を伝える場合は以下に注意するとより良いでしょう。
- 妊娠したこと
- 出産予定日
- 育児休業を取りたいこと
- 〇歳頃に復帰したいこと
- 迷惑をかけて申し訳ない気持ち
この5点を丁寧に書くと良いと思います。要望を明確にしていることで職場の方の理解も得られやすいですし、産後の復帰がしやすいと思います。
例えば、急に起こりうる切迫流産など入院が必要で会社を休む場合は、こういった早めの報告があると理解を得やすくなりますね。
文面で伝えたら口頭でも
どうやって伝えよう…。と不安になりますが、いかがでしたか?文面で伝えたから妊娠報告はもう終わりと思わないように。あくまでも直接伝えることができない場合ですので、機会ができたら必ず直接伝えましょう。誠意も伝わりますし、これからの職場での過ごしやすさが違うと思いますよ。