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あなたなら育休取る・取らない?働くママ達の意見をご紹介

働いている女性が増えている中で、妊娠出産による産休や育休の問題もクローズアップされやすくなっています。働いているママの中には育児休業を取得したいと考えているママも多い中で、産休のみで早く職場復帰したいと考えているママもいらっしゃいますし、育休を取りたくても取れないママも多くいます。そこで、今回は働くママが考える育休の在り方について、育休を取りたい派・取らない派の意見をご紹介したいと思います。

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これからママになる皆さん、育休を取りたいですか?

現在妊娠中、あるいはこれから将来的にママになる予定の皆さん、皆さんは出産後に育児休業を取りたいと考えていますか?

筆者はといえば、「できればすぐに職場に復帰したい」と妊娠中は考えていました。しかし、出産後、日に日に赤ちゃんと過ごす時間が愛おしくなってきたこともありますが、現実的な理由で最終的には育児休業を取りました。

現実的な理由とは今巷で何かと話題になっている「待機児童」の問題です。

妊娠中、周りの先輩ママからは保育園はいざとなったらどうにかなると聞いていたので、子供が生まれてから考えることにしていたのですが、産んでみてわかったのは「保育園はいざとなってもどうにもならない」という現実でした。

結果的に、育児休業を取得して子供と過ごす時間が増えたことは嬉しいですが、育児休業中に保育園が決まるかと言えばそれもまた別問題なので、いろいろ難しいなと感じています。

ママたちが育休を取りたい理由

育児 PIXTA

働いているママが育児休業を取りたいと考える理由にはどういうものがあるのでしょうか?

育休が取れる環境にある

育休制度が充実している職場であったり、育休に理解があって取得している方が既にたくさんいたりする職場など、育休を取得しやすい環境にあると育休を取りたいなと自然と思われるママが多いようです。

職場によっては2年や3年など長期にわたって育休が取得できるところもあるようですから、期間いっぱい丸々取得して育児に専念される方もいらっしゃいます。

子供と一緒に過ごしたい

親子 PIXTA

可愛い我が子となるべく一緒に居たいと思うのはママ全員が思うこと。特に0歳から1歳になるまでの間は子供のめまぐるしい成長期間でもあります。

近くで子供の成長する様子をしっかりと見届けたい、一緒に長く過ごしたいと考えているママは妊娠中、早い人だと妊娠する前から育休取得を考えている人も多いようです。

産後の体力的な問題

体調 PIXTA

出産は想像できないほどの重労働で体力的にも精神的にも大変です。産後の体調の回復にも個人差があり、すぐに妊娠前と同じような状態まで回復される方もいれば、産後の体調が優れずになかなか回復できない方もいらっしゃいます。

そのため、育休を取得して1年の間で育児をしながらゆっくりと妊娠前の体力になるまで回復を考えるママもいらっしゃいます。

育児をしながら自分のスキルアップをしたい

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育休を取得するママの中には、赤ちゃんが寝ている時間などを利用して資格取得の勉強や趣味に高じてみるなど自分のスキルアップの時間に充てているママもいらっしゃいます。

1年という普通だとなかなか取れない自由な時間ですし、赤ちゃんが小さくてまだ手がかからない時期はママにも自由な時間があったりしますから、そういった時間を有効活用するのも有りかもしれませんね。

のんびり過ごしたい

親子 PIXTA

1年間のお休みというのは普通に働いていたら出来ないですよね。育休中、育児はあるもののある程度の時間の融通は働いている時よりかはあります。

赤ちゃんが寝ている時間はママも一緒に寝て過ごしてみたり、好きな時間に子供と買い物に出かけてみたりということができます。

職場復帰したら仕事と子育ての両立でなかなかゆっくりとした時間を持つというのは難しいでしょうから、育休の時間をゆっくりする時間として取られてもいいのかもしれませんね。

ママたちが育児休業を取らない理由

働いているママが育児休業を取らない、あるいは取れないと考える理由にはどういうものがあるのでしょうか?

働きたいというママ自身の意思

オフィス PIXTA

子供を産んでもすぐに復帰したいと考えて産休のみで職場に復帰しているママも勿論いらっしゃいます。

「すぐに働きたかった」「仕事を辞めたくなかった」「これまでのキャリアを考えて」というようにママ自身の意思で育休は取得しないという選択をされています。

中には、旦那様が育休を取ってママが職場に復帰というケースもあるようです。

生後2ヶ月ほどの子供が保育園あるいは子供の祖父母など保育してもらえる環境が整っていないと出来ないことかもしれませんので、この場合は周りの協力体制が不可欠ですよね。

会社が育休が取れそうな雰囲気ではない

働く  PIXTA

育休は制度上は誰でも申告すれば1年間は取得できるものですが、働いている職場や業種によっては現場が忙しすぎたり、代替要員が確保できなかったりするというような場合、育休を申し出にくく産休のみで復帰するというママも少なくないようです。

そもそも育休が取得できない

働く  PIXTA

パートや派遣社員などのいわゆる非正規社員であることによって、会社の制度として規定されておらず、育休がそもそも取得できないというママも多いようです。

産休は取れるけれども、育休が申告出来ずにやむを得ず復帰するという選択をせざるを得ないママも多く、選択の余地すらないという現状しかないというのもいろいろ考えさせられますよね。

経済的な理由から働かざるを得ない

お金 PIXTA

家庭の経済的な事情により、育休を取らずに働かなければならないという理由も存在します。子供が生まれれば、これまで以上に色々なことにお金がかかってしまいますから、必要以上に休みは取らずに仕事に復帰して働いているママも少なくありません。

育休休暇取得の条件に満たない

退職 PIXTA

育児休業を取るためには条件があり、「今の勤務先で1年以上勤務」「週に3日以上勤務」「1歳未満の子がいる」「子供が1歳になってからも勤務先での雇用が見込まれている」場合に取得できます。

そのため、そもそも育休が取れず、これまでの職場や仕事内容などを考えた結果、育休は取得せずにそのまま退職を選択するママもいらっしゃいます。

働く女性たちの悩みの一つ、育児休業…あなたならどうしますか?

質問 PIXTA

職場の環境、家庭の事情、保育園のことやご自身の意思、いろんな理由から育児休業を取得しない・取得出来ないママたちもいますし、逆に育児休業をしっかり取得できるママもいます。

育児休業は取得するメリットもある一方でデメリットも残念ながら存在するものです。また、育休に対する制度や環境などが改善されるとまた状況が変わってくるのかもしれませんが、ママたちが願うほど簡単にはいかないのも現状です。

自分ならどうするか、どうしたいか、自分の希望だけではどうにもならないこともありますが、状況や会社の制度などを踏まえた上でしっかり考えていくことが大切なのではないでしょうか。

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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