大事なのは優先順位!
子供を抱えて仕事復帰するには、まず優先順位を考えることが大切です。私の場合、一番は子供!
子供と仕事を天秤にかけるなら仕事は諦められるけど、家族のために働かなければいけない。だからこそ、優先順位を最初に考えたことで効率の良い働き方ができました。
働く私の1日の流れ
それでは、私の1日の流れをお話しします。私は息子が1歳半になる春から認可保育園に通い始めました。待機児童の多い地域なので0歳では入れず、1年待っての仕事復帰となりました。
朝起きてから出勤するまで
朝は7時に子供と一緒に起床して、私と子供の着替えを選んでからリビングに向かいます。
朝ごはんは簡素なもので、冷蔵庫に入れてあるサラダと前の日の残り物。子供が食べ進めるのが遅いと私の準備時間がなくなるので、必ず一緒に食べてフォローします。
子供の質問も真剣に聞いて、質問が1度で終わるようにきちんと回答します。食べ終わると2人で着替えて歯を磨き、メイクをして7時50分に自宅を出発!徒歩圏内の保育園に送ってそのまま電車に乗って通勤します。
9:45~16:30まで仕事
通勤時間が長いので、仕事は時短勤務です。通勤に1時間もかからなければもっと長く働けて稼げるのですが、会社が遠いのは仕方がないのです。
毎日1時間半以上×2ある通勤時間中は満員電車の中で電子書籍を読んだり、スマホのゲームをしたり、自分ひとりの時間です。仕事は必ず定時に終わらせて帰宅します。
帰宅してから子供が寝るまで
子供を18時過ぎに迎えに行き、帰宅して晩ごはんの準備をします。18時半から晩ごはんなので、レンジとコンロ2口をフル活用した時短料理ばかりです。
このときも子供と過ごせる貴重な時間なので、保育園であったことやお昼ご飯の話などしながら、子供が最後まで集中して食べられるようにします。19時を過ぎて一緒にお風呂に入り、20時には布団に入ります。
そして子供が寝たのを確認して私も21時までには寝るので、1日に10時間も睡眠を取っているので、睡眠不足で仕事に支障が出ることも、子供に対してストレスを感じることもありません。
私のルール:残業をしない
私の会社は営業ばかりで残業が当たり前です。そんな中、残業をせずに帰ることは勇気も覚悟も必要です。
では、なぜ私は残業をしないのか?それには、いくつか理由があります。
①初めての育児休業取得者
私は、職場で初めての育児休業取得者です。私が予定通り仕事に復帰しどのように働くかが、モデルケースになります。そのため、私がどう働くかはこれから妊娠・出産予定の女性社員や人事にとっても手本になります。
私が残業ばかり引き受けていたら、私の後に子持ちで復帰してくる人も同じように残業を強いられる可能性があります。
②残業は必要?
それでは、原点に返って残業について考えてみましょう。
私の勤める会社はほとんどの人が毎日残業します。それは業務量が不適切だったことと、残業が習慣になっていたことが原因です。
③復帰直後が肝心
特に復帰直後だと業務量が定まっていないので、処理に時間がかかることがありますが、最初から残業しないことが肝心です。
どんな理由があっても、子供のお迎えがあって残業のできない人になったと理解してもらう必要があります。残業出来る時とできない時があれば、残業できない日は周りからの評価や印象が気になるかもしれません。
しかし、最初から1度も残業しないと、「子持ちだと残業できない」と理解してもらえます。結果として定時に退社し、家事育児に仕事の影響が出ることなくオンオフの切り替えもできて良いですよね。
働く私の優先順位
最初にお話ししたように、私の最優先は子供です。だからこそ、家事は時短で効率的にこなすことが必要です。
仕事も残業をせずに定時で帰ることを目標にすると、実はすごく効率的に働けます。私の場合、産前より仕事は増えましたがほとんどの業務が2時間短くした時短勤務内で終わります。
そうして仕事に支障を出さないことで、「子供と旅行したいのでお休みします」「今日は雪なので早退させてください」も問題なく受け入れてもらえます。
働く以上、仕事では必ず成果を出さなければいけません。ただし、家庭に迷惑をかけることなく働くことはできると思います。
お子さんがいて、「時間がない」「忙しくて何もできない」と思っている人は、まず自分の睡眠時間を確保できるようにスケジュールを組み直してみてください。体の疲れがたまらなければ、心が疲れることも少なくなりますよ。