妊娠中のバストケアってどんなもの?
妊娠をすると、産後の赤ちゃんのために乳腺が発達し、母乳を作る準備を始めます。産後すぐから母乳を与えるためには吸いやすく飲みやすいおっぱいになっていることが大切です。
妊娠中期になった頃から乳房や乳頭のマッサージをすると良いとされていますが、お腹が張りやすい方にはおすすめできないので、必ず、かかりつけの産婦人科の医師に確認してから行いましょう。また、お腹の張りを感じた場合はマッサージを中止してくださいね。
病院によってはマッサージの仕方を教えてくれるところもあるので、実践での指導をしてもらいたいという方は調べてみましょう。
- 山本産婦人科「お乳の手入れ(乳房マッサージ)について」山本産婦人科(http://www.yc-tsu.jp/dekigoto/tyuki/3.html)
- 岡山中央病院「母乳育児(入院中からの授乳・卒乳について)」岡山中央病院(http://www.kohjin.ne.jp/womens/mama/bonyu_aftercare02.html)
- ユニ・チャーム他「妊娠6ヶ月」プレママタウン(https://www.premama.jp/hyakka/ninshin/mm/06.html)
- みちおかレディースクリニック「妊娠中のおっぱいケアについて」みちおかレディースクリニック(http://www.michioka-lc.com/faq/entry-67.html)
妊娠中、胸の状態は変化する
妊娠中、女性の体は生まれてくる赤ちゃんのために変化していきます。
胸の変化としては、赤ちゃんの栄養となる「母乳」を作る準備が始まっています。
バストケアはもちろんのこと、締めつけ過ぎないようにサイズの合っているブラを付けてくださいね。「まだ今のブラのままでいけるだろう。」そう思っているママは要注意!妊娠中に胸が大きくなってきたなと感じたらマタニティブラなど、締め付けないタイプのものにチェンジしましょう。
- 花山ママクリニック「出産について」花山ママクリニック(http://www.curam.co.jp/mama/birth/birth03/)
- あかつきウィメンズクリニック「おっぱいの話」あかつきウィメンズクリニック(http://akatsukiwomens.com/obstetrics.html#obs_06)
母乳育児にはママ側にもメリットが
出産後、母乳を与えることでメリットがあるということをご存じでしょうか?
赤ちゃんが生きていくための栄養素ということを漠然と認識している方が多いかもしれませんが、お母さんにとってもメリットがあるのです。
- 産後の体の回復を早める
- 自然と太りにくい体に
- 赤ちゃんとスキンシップができる
- ミルク代の節約
- お出掛けの際の荷物が少なくて済む
実際、母乳育児が軌道に乗るかはさまざまな要因が重なり、個人差もあります。しかし上記のようなメリットがあるのは事実なので、できるだけケアしていきたいですね。
ただし、特にスキンシップについてはミルク育児でも十分できることです。ミルクをあげているからといってマイナスに考える必要はありません。
- 花山ママクリニック「出産について」花山ママクリニック(http://www.curam.co.jp/mama/birth/birth03/)
- あかつきウィメンズクリニック「おっぱいの話」あかつきウィメンズクリニック(http://akatsukiwomens.com/obstetrics.html#obs_06)
バストケアはやっぱり必要?
乳房と乳首(乳頭・乳輪)のマッサージをしておくと、産後、赤ちゃんが吸いやすいおっぱいを作る準備になります。乳房を刺激することで母乳が作られるのを促進し、乳頭を柔らかくすることで赤ちゃんが吸いやすく、また、乳首のトラブルの予防にもつながります。
ただし、お腹の張りやすさには個人差があります。今の妊娠週数でどれくらいの頻度やどのくらいの時間、おこなえばいいのかは、個人で判断せず医師の指示に従いましょう。
- みちおかレディースクリニック「妊娠中のおっぱいケアについて」みちおかレディースクリニック(http://www.michioka-lc.com/faq/entry-67.html)
- 山本産婦人科「妊娠中期の出来事」山本産婦人科(http://www.yc-tsu.jp/dekigoto/tyuki/3.html)
- 岡山中央病院「母乳育児(入院中からの授乳・卒乳について)」岡山中央病院(http://www.kohjin.ne.jp/womens/mama/bonyu_aftercare03.html)
無理せず、楽しくバストケアを!
スムーズに赤ちゃんにおっぱいを与えたくても、出産したら誰でも自動的にできるようになるわけではありません。また、妊娠中に毎日頑張りすぎて体調に支障が出てしまっては元も子もありませんよね。かかりつけ医に相談しながら、ご自分のペースで焦らずゆっくりケアしましょう。