妊娠38週目の妊婦の様子
妊娠38週目は、母体、胎児ともにいつ出産を迎えても大丈夫なように準備が整います。子宮底長は約29~40cmになり、徐々に胎児の頭が下がってくるため、胃の圧迫感が解消され食欲が戻ってくる人もいるでしょう。
体に痛みやしびれが出る
妊娠38週目頃は胎児の頭が下がってくるため、骨盤周辺の神経が圧迫されて足のつけ根や恥骨など下半身を中心に痛みやしびれが出てきます。
症状が出てつらいときは、痛みやしびれを感じている部分を温めて血流をよくしたり、姿勢を変えてみたりして症状の緩和を促しましょう。横になってしっかりと休息を取ることも大切です。
むくみやすくなる
臨月の時も浮腫みが酷く、血流が滞るせいか痛みもありました。
でも薬を処方されたりするレベルではなかったようです。
脚を高くしておくのはかなりオススメですよ!
お腹も大きくて大変でしょうから、休憩がてらソファなどに横になって30分も置いておけば、かなり脚がスッキリします。
お風呂に浸かったり足湯なんかもいいですよ〜

妊娠中はホルモンバランスの影響や、体内の血液量が増加することでむくみが起こりやすくなります。
むくみが気になる場合はよく睡眠を取ることが大切ですが、その際、少し足を高くして寝ると楽になるでしょう。また、ウォーキングや足湯などもむくみの緩和には効果的です。
トイレが近くなる
昨日の夜中頻尿すごくなりました。
トイレに10回はいき、こんなに水分あるのってくらいお小水がでます。
そして恥骨がかなり痛くなってきました。
そして今も頻尿で昼寝もできません。
先週の検診で子宮口はまだ、卵膜薄くなってるとのことで、準備は入ってるようですが、そろそろなのでしょうか。
膀胱炎なのかなーとか思ったりしましたが、お産近づくと頻尿ですか?

妊娠38週目は、徐々に胎児が下がってくることや、ホルモンバランスの影響で子宮や膀胱(ぼうこう)を支える骨盤底筋が緩んでくるため、膀胱(ぼうこう)が圧迫されるため頻尿になります。
尿意を我慢してしまうと膀胱炎(ぼうこうえん)を起こす可能性があるため、できるだけ早めにトイレに行きましょう。
おりものの量が増える
おりものシートはもちろんですが、トイレの後は私は赤ちゃん用のトイレに流せるウエットティッシュで拭いて、気持ち乾かしてから下着履くようにしてます!気持ちさっぱりしますよ🙂

出産が近づいてくると、胎児が産道を通りやすくするためにサラサラとした形状のおりものが増えてきます。量が多くて気になる場合は、こまめに下着を替えたりおりものシートを使用したり工夫するとよいでしょう。
また、白くポロポロとしたおりものや、においが気になるおりものが出た場合は、カンジダ膣炎などの感染症が疑われるため、早めに病院を受診しましょう。
前駆陣痛など出産の兆候が出てくる
臨月に入ると、前駆陣痛や、胎児が下がってくることによって起こる恥骨痛など出産の兆候が現れる人もいるでしょう。
出産の兆候や兆候が現れる時期には個人差がありますが、おしるしや陣痛、破水といったサインが確認できるといよいよ出産が始まります。
妊娠38週目は、いつ出産の兆候が現れてもおかしくありません。いざ出産が始まったときに慌てないように、いつでも病院に連絡できるようにしておきましょう。
- 荻田和秀(監)「らくらくあんしん妊娠・出産」P140-141(学研プラス,2017年)
- 竹内正人(監)「この1冊であんしんはじめての妊娠・出産事典」P68-69.70-71.134(朝日新聞出版,2016年)
- 日本産科婦人科学会(監)「Baby+お医者さんがつくった妊娠・出産の本」P31.35(リクルートホールディングス,2015年)
妊娠38週目の胎児の様子
- 胎児の大きさ(CRL):約45~50cm
- 体重:約2,000~3,000g
妊娠38週目になると、胎児の体の発達はほぼ完了します。血管が薄く見えていた皮膚は厚くなり、脂肪をたくわえて丸みが出てきます。また、胎児の爪は指先から出るくらいまで伸びています。
胎児が母体の骨盤内に入ってくる
出産が近づくと、胎児は背中を丸め、頭を下にして母体の骨盤内に入っていきます。胎児は動きが制限されるため大きく動くことは少なくなりますが、胎動がなくなるわけではありません。
成長した胎児にとって子宮内は窮屈そうに思えるかもしれませんが、自由に手足を動かしながら出産までの時間を過ごします。
胎毛がなくなってくる
この時期の胎児は、皮膚の厚みが増すことによって身を守れるようになるため、徐々に胎毛が薄くなっていきます。胎児の中には出生後も肩やおでこ、背中に胎毛が残っていることがありますが、成長とともに少しずつ薄くなります。
- A.Christine Harris(著) 竹内正人(監)「はじめての妊娠・出産安心マタニティブック」P179-182(永岡書店,2006年)
- 竹内正人(監)「この1冊であんしんはじめての妊娠・出産事典」P68-69(朝日新聞出版,2016年)
妊娠38週目の過ごし方と注意点
妊娠38週は正期産の時期(俗にいう正産期)に入ってから2週目となり、徐々に出産の兆候が出始める人もいるでしょう。出産への不安を感じたり、もうすぐ我が子に会えるとワクワクしたり、さまざまな感情を抱く時期かもしれません。
気持ちのリフレッシュや出産後の生活に向けた体力づくりのためにも、体調に問題がなければ無理のない範囲で運動をしてみましょう。心身ともにリラックスできるように過ごすことが大切です。
性交渉はできるだけ避ける
妊娠中は、おなかの張りや安静の指示が出ていなければ性行為をすることは基本的には問題ありませんが、時期を問わず可能であれば控えた方がベターです。
妊娠38週になると、おなかは大きくなり出産に向けて体が変化する時期です。この時期は、性行為の刺激が破水を誘発する可能性があるため、できるだけ避ける方がよいでしょう。
ママの体調や気持ちを優先し、決して無理をしないことが大切です。
運動は無理のない範囲で行う
出産を乗り越えるためには体力が必要です。陣痛が始まってからスムーズにお産を進めるためにも、体調に問題がなく、医師から許可が出ている場合は、ウォーキングやストレッチなど無理のない範囲で運動をするとよいでしょう。
運動の途中でおなかの張りや痛みが出てしまったら、運動をやめて体を横にするなど休息を取るようにします。ただし、この時期は本格的な陣痛がきてもよい時期なため、ちょっとおなかが張り気味でも安静にする必要はありません。おなかの張りや痛みが治まらないときは病院に連絡しましょう。
- 澤井レディースクリニック「妊娠から出産まで」(http://sawai-ladies-clinic.com/progress.html,2018年10月4日最終閲覧)
- 荻田和秀(監)「らくらくあんしん妊娠・出産」P78-79(学研プラス,2017年)
- 石田医院「産科」(http://www.ishida-iin.com/s_maternity.html,2018年10月4日最終閲覧)
- A.Christine Harris(著) 竹内正人(監)「はじめての妊娠・出産安心マタニティブック」P179-182(永岡書店,2006年)
- 竹内正人(監)「この1冊であんしんはじめての妊娠・出産事典」P68-69(朝日新聞出版,2016年)
妊娠38週目はいつお産が始まってもおかしくありません
妊娠38週目になると、出産予定母が近づき早く我が子に会いたい、出産の日が待ち遠しいという人もいるでしょう。しかし出産予定日はあくまで目安です。いつ出産を迎えても大丈夫なように、出産入院のしたくや緊急連絡先をまとめておくとよいですね。
この時期はおりものが増える、足の付け根が痛くなるなど、出産の兆候ともいえる症状が出てきます。気になる症状が出た場合は早めにかかりつけの病院に連絡をして指示を仰ぐようにしてください。