バレンタインは手軽においしいパーティーメニューを作ろう
育児の合間を見て食事作りをする毎日ですが、イベントのときは普段と違うメニューを食卓に並べてあげたいと思いますよね。
クリスマスはローストビーフ、お正月はおせち料理、節分には太巻き…このようにイベントによってさまざまな料理を作る方もいらっしゃるかと思いますが、バレンタインはどんなものを準備しますか?
バレンタインは日頃の感謝を家族に伝えるよい機会。お店では甘いバレンタインスイーツがところ狭しと並び始めましたが、スイーツほど料理には注目が集まっていません。ケーキやお菓子は渡すけれど、料理までは考えていない…という方もいるかもしれませんね。
妊娠、子育て、妊活中の女性向けアプリ「ママリ」で、バレンタインに関しての質問を見つけました。
バレンタインにどんなものを作ろうか思いつかないママからの質問です。バレンタインは甘いものをプレゼントする印象が強いかもしれませんが、甘いものが苦手という家族や夫がいる方は料理で感謝を伝えるとよいかもしれません。
今回はバレンタインにぴったりのメニューを紹介したいと思います。料理が苦手な方でも簡単に作ることができるので、心配いりません。
時短調理を取り入れているので、子育てで忙しい方もチャレンジしやすいですよ。
先輩ママが教える、バレンタインのレシピアイデア
まずはママリの質問に答えてくれた、先輩ママたちのおすすめレシピを紹介します。いろいろな料理を作ってきたママたちだからこそ思いつくアイデアなので、おいしくできるのではないでしょうか。
いつものバレンタインをちょっと特別なものにしませんか?
1.ロシアの定番料理、ビーフストロガノフで豪華に
こちらのママはバレンタインにビーフストロガノフを作ったそうです。ビーフストロガノフはロシアの料理で牛肉、タマネギ、マッシュルームを炒めて煮込んだもの。酸味の効いたサワークリームと一緒にいただきます。名前を聞くと一見難しそうに感じますが、意外にも手軽にできる料理なんですよ。
バターライスやサフランライスなどにかけて食べると絶品です。もちろんパンも相性抜群なので、お好みのものと食べてみてください。
2.熱々とろとろなチーズが絶品、チーズインハンバーグ
肉汁たっぷりのハンバーグからとろとろ熱々なチーズが出てくるチーズインハンバーグは、パパや子どもも大よろこび間違いなしのメニューです。
筆者の夫もハンバーグが大好きで、イベントのときはよく作ります。ソースを変えてバリエーションを広げやすいのも魅力。フードプロセッサーがある場合は、材料を入れて任せてしまえば手を汚さずにこねることができます。
3.炊飯器におまかせ!トマトの炊き込みご飯
●三合の場合
材料は
トマト1個(湯むきはお任せ)
ツナ缶 1缶
コンソメ(大さじ2)
クレイジーソルト適量
お醤油 ひと回し
ガーリックオイル(なければオリーブオイル)ひと回し
サフランパウダー(あってもなくても。あるとご飯が黄色くなり、マーブルでキレイ)
お好みで玉ねぎみじん切りかミックスベジタブル
有ればローリエ
普通に3合のお米を研ぎ、通常量のお水をイン。
トマトは下手をとってくし切り様の切り込みを入れて、ど真ん中にオン。
サフランパウダー、お野菜、ツナ缶知るごとをトマト周りに入れて上から調味料。
炊き込み機能で炊飯で完成(*^_^*)
男子供の好む味です(笑)
炊飯器にすべての材料を入れてスイッチを入れるだけで完成するトマトの炊き込みご飯は、バレンタインにぴったりのメニューです。トマトに切り込みを入れて、まるごと炊飯器に入えて炊き込みます。ミニトマトを使えばカットする必要もないので洗い物が少なくて済みますね。
手軽なので子どもと一緒に作れるレシピです。とてもおいしそうな炊き込みご飯なので、筆者は今年のバレンタインに作ってみたいと思います。
4.濃厚クリームが絡み合う、芽キャベツとベーコンのクリームマカロニ
バレンタインの時期は寒いので温かいクリーム系の料理も取り入れたいですよね。こちらのママが紹介してくれた芽キャベツとベーコンのクリームマカロニを作ってみませんか?
芽キャベツが売っていない場合はキャベツで代用してみましょう。マカロニをゆでている間に芽キャベツとベーコンを炒め、手作りのホワイトソースまたは市販のホワイトソースを入れて、マカロニをあえて塩などで味をととのえればOK。
5.生ハムでかわいくバラを作ってみよう
サラダのトッピングやチーズと一緒に、おつまみとしても活躍してくれる生ハムをそのまま乗せるのではなく、バラの形にかわいくアレンジしてみましょう。
包丁や鍋が必要ないので子どもと一緒にたのしく作れます。もちろんバラではなく、バレンタインにちなんでハートの形にしてもOKです。
筆者おすすめバレンタインメニュー3選
一見難しそうなメニューも実は簡単にできることがわかりました。ご飯だけでなくパンにも合う料理ばかりなので、パパや子どもたちの好みに合わせられます。
次に、筆者おすすめのバレンタインメニューを集めました。バレンタインなどのイベントメニューとしてはもちろん、普段の食事でも作ってみてくださいね。
1.鍋に入れて放置するだけ、やわらか鶏ハム
材料(2~3人分)
- 鶏むね肉:2枚(約500g)
- 塩:大さじ1
- 砂糖:小さじ2
作り方
- 鶏むね肉にフォークでブスブスと穴を数ヶ所あけ、砂糖をまんべんなく塗りこむ。
- 10分ほどたってから塩をまぶす。耐熱性の保存袋に入れて空気を抜きながら閉じる。
- 熱湯を沸かし、いったん鍋の火を止めて2を入れる。火を止めたまま1時間以上放置して完成。
鶏むね肉を使った鶏ハムは、そのまま食べてもサラダやパンのトッピングにしてもおいしく食べられます。使う塩をハーブソルトやガーリックソルトなどに変えて作るとバリエーションも広がります。
耐熱保存袋に空気を抜いて入れたら、しっかりかぶるくらいの湯を沸かしておきます。必ず火を止めてから中に入れましょう。袋が浮かんでしまう場合は上から皿や器を乗せて重石にしてください。ゆっくり火を通すのでパサつかず、やわらかくジューシーな鶏ハムになります。
2.ガッツリ食べられる、スパイシーサンド
材料(2~3人分)
- 食パン:4枚
- バター:大さじ2
- ごま油:大さじ1
- すりおろしニンニク:小さじ1
- 焼肉のタレ:大さじ2~3
- 豚バラ肉:100g
- 水菜:30g
- マヨネーズ:大さじ2
作り方
- フライパンにごま油、すりおろしニンニクを入れる。弱火にし、香りが出たら豚バラ肉を炒めて焼肉のタレで味付けをする。
- 食パンにバターを塗り、水菜、豚バラ肉、マヨネーズを乗せて挟む。ラップで包み、5分ほど置いてから切れば完成。
白いご飯や炒めたご飯もよいですが、食べ応えのあるサンドイッチを作ってみるのもいかがでしょうか。
卵やハムではなく、肉のうまみがギュッと詰まった豚バラ肉を挟んでボリューム満点に。水菜を加えてシャキシャキ食感も加えました。食パンはそのまま使ってもよいですが、トーストした食パンでホットサンドにすると違う味わいになります。
3.思わず抱えて食べたくなるマッシュポテト
材料(2~3人分)
- ジャガイモ:200g
- ピザ用チーズ:50g
- 牛乳:80g
- 塩:小さじ1/2~1
- すりおろしニンニク:小さじ1
- すりおろしショウガ:小さじ1/2
- パセリ(なくてもOK):少々
- バター:大さじ1
作り方
- ジャガイモをよく洗い皮をむく。適当な大きさに切り、耐熱容器に入れラップをする。600wの電子レンジで5~6分加熱して柔らかくし、つぶす。
- フライパンにピザ用チーズ、牛乳、すりおろしニンニク、すりおろしショウガ、パセリを入れて煮詰める。
- 1を加えて混ぜ、バター、塩で味を調えたら完成です。
こちらのチーズマッシュポテトは、筆者の家ではイベントメニューの定番です。くせになる濃厚な味で、食べだしたら止まりません。思わず抱えて食べたくなってしまいますよ。
ハンバーグやステーキの横に盛り付けたり、ハムやソーセージなどと一緒に混ぜたりしてもおいしくなります。
バレンタイン料理で日頃の感謝を伝えましょう
市販のルーやソースなどを肉や魚にかけるだけでも豪華なディナーに早変わりします。料理が苦手でもこれなら作れますよね。
バレンタインはチョコレートやクッキーなどのスイーツだけでなく、普段と違う料理を作って感謝の気持ちを伝えるよい機会です。なかなか言えない気持ちを伝えれば、家族皆で幸せな気持ちに包まれますよ。どの料理も特別な調味料や食材は必要ないので、今すぐにでも挑戦できます。普段と同じ料理にするという方は、ご飯や野菜をハートの形にするだけでもよいかもしれません。
料理と共に「ありがとう」を伝えてみませんか?
著者:Ray_M