先輩ママの失敗から学ぶ、妊娠中の会話での注意点
妊娠中は赤ちゃんの誕生を心待ちにするあまり、無意識にハイになっていることがあります。また、不安や心配ごとがある分、誰かに話したいという思いも大きいですよね。
そんな状況にあるときは、いつもなら相手を気遣うような場面でも、つい自分本位な発言をしてしまうかもしれません。ここからは、先輩ママの失敗談から、妊娠中の会話シーンで気を付けたい言葉についてご紹介します。
1. こんなに大きくなったの~
妊娠中は寝ても覚めてもおなかの赤ちゃんのことが気になり、妊娠のことばかり考えてしまうかもしれませんね。とはいえ、友人との話題もすべて妊娠生活のことでは、相手を退屈させてしまうかも。自分の近況報告はしつつ、相手の話も同じだけ聞くように心がけましょう。
また、SNSでの発信も要注意。特に、マタニティフォトやエコー写真の投稿は、好意的に見る人がいる一方で「見たくない」と思う人がいるのも事実。過度な発信は避けたほうが無難かもしれません。親族や、お互いにエコー写真を送り合うような友人とのやり取りにとどめましょう。
2. あなたも妊娠したらいいのに
その方が妊娠してから不妊治療してたということを知って、失礼なことばかり聞いてたなと反省しました。
いくら自分が「妊娠してうれしい」と思っているとしても、相手に「あなたも妊娠すればいい」などと発言するのは避けましょう。理由があって結婚や妊娠をしない人もいれば、人によっては不妊に悩んでいる場合もあるからです。
もしも相手側から「結婚(妊娠)ってどう?」と聞かれたときに自分の思いを話すのは良いとしても、相手の状況に口をはさむのはNG。お互いの今の状況を肯定し合うような会話を意識すれば、双方ポジティブな会話になりますよ。
3. 子どもを持つことで大人になった気がする
原因は間違いなく私だ、と思い直ぐに「不快に思ったのだとしたら申し訳ない」と謝りましたが、、
今の気持ちを素直に伝えているつもりでも、状況が違う人にとっては、価値観の違いから受け入れられないかもしれません。
幸せの基準や、大人になったと感じる基準は人それぞれ。意図しないような捉えられ方をしてしまう会話や投稿は、避けたほうがよさそうですね。友人同士で状況や考え方が違うからこそ、気遣いのある話し方が大切。自分の妊娠中の苦労を聞いてもらうとしても「お互いに頑張っているよね」と労いあうような会話ができるとよいですね。
お互いの状況に気遣って、良好な関係を続けよう
大切な友人とは、妊娠出産を経てもよい関係を続けていきたいもの。もしも会話のすれ違いで相手に嫌な思いをさせたと感じたら、素直に謝ることも大切です。お互いに気持ちがよい友人関係を続けていけるとよいですね。
友人同士、置かれている状況や価値観が違うからこそ、お互いに認め合えると心地よいもの。周囲に居る人への気づかいを忘れず、楽しいマタニティライフを過ごしてくださいね。