©︎ママリ
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娘の異変に戸惑った
小学3年生の終わりごろから、死への恐怖や不安を口にするようになったというみおちゃん。ママは「大丈夫だよ」と声をかけ続けていましたが、内心では娘の異変に戸惑っていました。みおちゃん自身も自分の異変に気づき、戸惑っている様子が感じられたそうです。
はじめは声をかければ落ち着いていたみおちゃんでしたが、次第にママの声すらも届かなくなっていきます。みおちゃん自身はとてもつらかったと思いますし、そばで見ているママも何もできないことがつらかったはず。
4年生になり、さらに悪化した
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4年生になると1日に何度も手を洗うようになったみおちゃん。目に見えない菌に恐怖を感じ、それがきっかけで死んでしまうのではないかと思い、パニックになってしまうこともあったそうです。病院に連れて行ったころには、すでに日常生活に支障が出ていました。
もう少し様子を見てから病院に行こう…そんな風に思っているうちに、どんどんと悪化してしまったのかもしれませんね。受診のタイミングは本当に難しいですよね。
ついに学校へ行けなくなった
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学校へ行くものの、教室のドアが汚く感じて開けられないみおちゃん。「手を洗わないと死んじゃうかも…」と不安な気持ちになり、手を洗わずにはいられませんでした。そして、みおちゃんは学校に行けなくなったそうです。集団生活は不潔なことに恐怖を感じるみおちゃんにとって、とてもつらい環境だったのではないかと思います。
実は身近にありえる、子どもの心の病気についてつづられた体験談。同じくらいの年の子がいる方にとっては、他人事ではないように感じられるエッセー作品です。
原案:そぴと