桐朋学園女子部門 桐朋小学校について
桐朋小学校は1940年財団法人山水育英会として設立された学校で、桐朋小学校は桐朋学園女子部門の中にある小学校です。
小学校内で使用される教材は、手作りの教材が使用され、算数に関しては全学年、小学校オリジナルのテキストで学習をするということが実践されています。
また生活面では、心と体をのびのびと育む姿勢を大切にするという校風で1980年より総合活動とよばれる自然との関わりを体感するということも取り入れています。
基本情報
- 住所:東京都調布市若葉町1-41-1
- 電話:03-3300-2111(代表)
- アクセス:京王線仙川駅より徒歩5分
- 願書配布日:毎年5月~10月 ※詳しい情報はお問い合わせください。
- 入学費用:入学選考料 25,000円・入学手続きの際にかかる費用 402,000円・学費 793,800円/年間・学園債(任意)50,000円/1口で2口以上
- 制服の有無:制服有
児童定員
児童定員は1学年72名です。入学試験で72名の募集がありますが、うち40名は幼稚園からの内部進学のため実際に小学校から入る人は32名程度です。
転編入は欠員が出たときはホームページ内に6月と1月に提示され、転編入試験は9月と4月に行われます。
桐朋小学校のおすすめポイント☆5選
桐朋小学校では、のびのびとした教育環境の中で子供たちが育っています。そんな桐朋小学校のおすすめポイント5つをご紹介いたします。
1.心強いパートナー制度
桐朋小学校では、パートナー制度というものを取り入れています。新1年生と上級生がパートナーになり入学式に参加するというコミュニケーションをはかる取り組みです。
これは入学式以降もしばらく継続的に行われ、通学や行事のサポートを上級生が行います。他校では通学に慣れるまでは親御さんが同伴する学校もありますが、桐朋小学校では親の同伴はありません。
2.学年の役割がはっきりしてる
様々な行事の中で各学年が役割を持ち運営されています。入学式の場合、新入生を祝うために各学年が掃除・出し物・飾り物の作成・お世話係など役割を持ち、各学年が様々な行事に関わりひとつの行事が行われています。
また上の学年から伝えられる・教えてもらうという上下学年の交流が盛んなので、子供たちは学年ごと自分たちの持つ役割を考えながら育ちます。
3.日本の文化に触れて体験出来る
運動会では日本各地の民舞を学び発表する機会があります。この民舞を体験しながら日本文化に触れことで、日本人としてのアイデンティティも育てていくことが育ちます。
グローバル社会に生きる子供たちには、自分が日本人であることを文化や歴史等を通して知り、誇りを持ち説明できることはより重要に感じます。
4.体験学習が多い
どの教科においても体験学習の機会が沢山あり、体系的に学んでいくことが出来やすい環境です。算数の授業では「おいしい算数」と題し、クッキーなどを使い食べて減ることや、ジュースと計量カップを使いきちんと液体の量を分けて測れるようにするなど、身の回りのものを使った体験学習があります。
これにより身近なものを使った体験学習は生活と学びを結び付けるので、学びを身近に感じることが出来ます。外へでての体験学習や八ヶ岳での自然の中での体験学習など、私立ならではの体験学習がたくさんあります。
5.個性を尊重してくれて自主性も育ててくれる
桐朋小学校には成績表がありません。毎学期の終了時には“成長の記録”を持ち帰ります。この成長記録には健康診断結果と出席日数の記載があるだけです。
子供たちそれぞれの個性を尊重してくれる環境が、子供たちをのびのびと育ててくれます。また何か問題があったりすると子供たち同士が話し合って解決できる環境を先生方が作り出そうと工夫をしてくれていることが伝わってきます。
主体性&生きる力を育む桐朋小学校
困ればいつでも先生と話せる環境があり、様々なイベントを通して先生方や他学年と関わることが多く、その中で学びや経験を積みかさねながらのびのびと過ごせる小学校です。
各学年においてもクラスだけでなく学年で過ごす時間も取られているので、これからの時代に大切な生きる力を身につけることができる小学校です!