保育園見学の流れや質問チェックリストを掲載！見学時期まで徹底解説

保育園の見学は必須？

保育園探しで大変なことの一つが見学ですよね。しかし、保育園の見学は必ず行かなければいけないわけではありません。認可保育園の申し込みは各都道府県に提出するので、もし都合で見学できない場合でも問題はないのです。

昨今の社会状況で園での見学が難しい場合も出てきていますし、自治体によっては動画で園の紹介をしている自治体もあります。

しかし、認可外保育園であれば見学をしないと申し込みできないことも。また、見学をしないことで選考されにくくなることも考えられます。

認可保育園であれば見学しなかった場合や、見学できない場合でも申し込めますが、認可外保育園であれば見学が必須となる園の場合は見学しなければ申し込みができません。事前に入園のためのルールをよく確認しておいてくださいね。

保育園見学はいつ行くべきか

それでは、保育園の見学はいつ行くべきでしょうか。申請期限ギリギリの保育園見学でも良いのか、途中入園のケースも含めてご紹介します。

保育園見学はいつでも大丈夫

保育園の見学は認可保育園や認可外保育園で対応が異なります。自治体が運営をしている保育園の場合は、自治体のホームページに詳細が掲載されるので、子どもを通わせたい自治体のホームページをしっかりとチェックしましょう。

また「一斉見学会」と「個別見学」など園によって対応できる内容もちがうので、不明な点は直接、園に問い合わせるのが確実ですね。

一方、認可外の保育園の場合は、園ごとに見学日が設けられていたり、事前の申請が決まっていたりするので、当該保育園のホームページやお知らせをチェックすることをお忘れなく。

次年度の4月入所の場合、保育園の申し込み期間は10～12月なので、見学に適した時期は8～10月中旬まで。見学の予定を立てたら、保育園に事前予約を申し込んでから見学に行きましょう。

ただし、人気の認可外保育園の場合、さらに早い時期から見学を受け付けていることもあります。早め早めに確認しておきましょう。

途中入園の場合の保育園見学時期

途中入園の場合、保育園が設定している一斉見学日に合わせられないことや、随時設定されている見学日と都合が合わないこともあるでしょう。

このように、途中入園の場合は4月入園の場合と違い、申込み期間が限定されないので随時見学を申し込むことが可能です。しかし昨今の状況から園側でもすぐに見学受け入れの体制が整わないこともあるので、入園の予定がでてきたら早めの保育園見学をおすすめします。

コロナ禍で保育園見学はどうなっている？

以前なら保育園見学の方法も慣れ親しんだものでしたが、コロナ禍の現在、保育園の見学方法も以前とは少し違っています。中には、保育園の見学が中止されたり、制限されていたりするケースも…。

現在では多くの保育園がコロナウイルスの影響により見学を中止しています。たとえ見学を受け付けていたとしても、園内の見学は不可とされているなど、保育園見学の形態も変化したのです。

保育園入園前の子どもを持つパパママとしては、保育園見学ができないことに不安を抱くと思います。そこで、オンライン見学会を利用するのがおすすめ。

見学を中止した保育園では、Youtubeなどを利用した動画配信で、園内の様子を見学できるようにする措置などを取っています。見学できない保育園に子どもを預けるのは不安でしょうから、インターネットや資料を利用して、少しでも多くの情報を集めましょう。

保育園見学に行くまでの流れ

入園希望の保育園がコロナ禍でも見学を実施しているなら、やはり直接見ておきたいのがパパママの思いではないでしょうか。そこで、保育園を見学するためにはどうすれば良いのか、申し込みから順を追ってお話していきますね。

1. 保育園見学の予定を立てる
2. 保育園に電話をして事前予約をする
3. 持ち物を準備する
4. 事前に保育園の情報を集めておく
5. 予約日に見学に行く

保育園を見学するには、まず事前予約が必要です。保育園側の都合で希望日に見学できない場合もあるので、見学希望日はいくつか考えておくと良いでしょう。

保育園に事前予約をする場合は、朝の登園前の時間帯や、13～14時ごろのお昼寝タイムが迷惑になりません。電話をする際には、保育士さんたちの対応もチェックしておくとおおよその園の雰囲気がわかります。

事前予約をしたら必要な持ち物を準備して、保育園に関する情報を調べておきます。予約日当日は保育士さんの子どもへの接し方やお世話の仕方など、細かなところまでしっかりと確認してくださいね。

保育園見学当日の服装・持ち物

保育園の見学には持ち物が必要だとお話しましたが、何を準備しておくべきなのでしょうか？ここからは、保育園見学当日に必要となる持ち物と、ふさわしい服装について見ていきましょう。

保育園見学にふさわしい服装は？

保育園見学のときの服装に規定はありません。普段通りの服装でよいでしょう。

また、A4サイズ以上の大きめのバッグを用意しておくと便利です。保育園見学では資料をもらうことが多いので、A4サイズがすっぽりと入るバッグがあればきれいに持ち帰れます。

保育園見学に必要な持ち物は？

保育園の見学に行くなら、予約の際に持ち物の指定されたものを忘れず持っていけば問題ありません。何か質問がある場合、聞いたことをメモしたい場合は筆記用具を持っていくとよいですね。

保育園見学でチェックすべきポイント

それでは次に、保育園の見学でチェックしておきたいポイントをより詳しくお話していきます。パパママによって保育園に求めるものは変わるでしょうが、保育園見学で確認・質問しておきたい事項について見ていきましょう。

保育園見学でチェックしておきたい園の様子

まずは、保育園見学時にしっかりと見ておきたいことについてです。保育園見学は園内を直接見られる貴重な機会ですから、次のチェックリストを参考にしながら細かなところまでチェックしてくださいね。

• 保育園の雰囲気
• 保育士さんの子どもへの接し方
• お世話の仕方
• 入園中の子どもたちの様子
• クラスの人数
• 園庭・プール・遊具の種類や安全性
• 設備や備品の充実度
• 園内の衛生状態

保育園を見学することの最大のメリットは、子どもたちや保育士さんの様子を直接見られることですね。クラスの人数が適切で子どもたち1人1人に目が行き届いているか、子どもたちは楽しそうにしているかなどのポイントは、子どもを安心して保育園に預けられるかどうかのカギとなります。

もちろん、保育園の設備や備品、遊具などがきれいに整えられているか、安全であるかなどもチェックしたいところ。見学中に信頼できる保育園かしっかりと見極めてくださいね。

保育園見学で質問しておきたいことチェックリスト

保育園見学をしても、質問しなければわからないこともたくさんありますよね。そこで、保育園見学が決まったら、次のチェックリストを参考にして質問したいことをまとめておきましょう。

認可保育園であれば自治体のホームページ、そうでなければ園のホームページでわかることもたくさんありますので、自分でできる調査は行いましょう。

• 保育時間・保育料金
• 入園時に準備するもの
• 外遊びの方法
• 病気やケガへの対応方法
• おむつの取扱方針について
• 昼食やおやつの食材へのこだわり
• 食物アレルギーへの対応について
• 母乳持参への対応について

いずれも子どもを保育園に預けるなら、必ず知っておきたいことばかりです。母乳持参への対応は保育園により違うので、もし持参したいと思われている方は必ず保育園見学時に質問しておいてくださいね。

保育園見学に関する先輩ママの体験談

保育園見学について幅広くお話してきましたが、やはり説明よりも実際の体験談の方が見学のイメージが湧きやすいですよね。そこで参考として、先輩ママたちの保育園見学体験談を紹介します。

コロナ禍での保育園見学の状況は？

今まで通りではないコロナ禍の状況において、保育園見学をどうすればいいのかわからないという方も少なくないと思います。コロナ禍での入園をされた先輩ママたちは、保育園見学をしたのでしょうか。

コロナ禍で保育園見学ができるかどうかは、自治体と園の方針により違うようですね。関東など感染拡大が深刻な地域であれば、全面中止で保育園を見学できないかもしれません。

しかし、実際に見学ができる地域もあるようです。見学しなかった場合は保育園に入園できないこともあるので、コロナ禍で見学がどのようになっているかは各自治体や保育園に確認してくださいね。

保育園の見学は1日でどのくらいできる？

保育園見学に行くなら、1日でまとめて複数の園を見学できれば効率的ですよね。たくさんの保育園へ見学に行って、比較してから決めた先輩ママたちはどのようにしたのでしょうか？

1日で複数の園を見学することもできるようですが、時間指定があると難しそうですね。保育園の比較は同じ時間帯で見たほうが良いとの意見もありましたが、たしかに同じ時間帯で比較すると、園の子どもたちの様子が比較しやすいので日程をずらして見学したほうが良いのかもしれません。

保育園の見学は事前に準備を整えて

保育園の見学を有意義にするためには、質問チェックリストを用意するなど事前の準備を整えておくことが欠かせません。途中入園や申請期限ギリギリでも、保育園見学は随時受け付けられているのでまずは保育園に予約の連絡を入れましょう。

ただし、現在はコロナウイルスの影響で保育園を見学できない場合も少なくありません。見学しなかった場合も、オンライン見学会などを利用して少しでも保育園の情報を集めると安心ですね。