保育園の入園準備では、あらためて用意するものがたくさん
入園準備で必要になるものは、何も新しいアイテムだけではありません。たとえば、これまでも毎日使っていた洋服や下着。こうしたものは、園の規定に合わせたものを買いなおしたり、園にストックしておく分が不足してしまったりするときは、新たに買い足す必要が出てくるかもしれません。
出産、子育て、妊活中の女性向けアプリ「ママリ」にも、保育園に持っていくアイテムについてさまざまな投稿がされています。
・昼寝用布団セット
・洋服(肌着も含め上下別のもの。園に置いておくのは5組)
・よだれかけ(園に置いておくのは5組)
・お食事セット(巾着に、ナフキン・スプーンフォークセット・ご飯用スタイ)
・レッスンバッグ(毎日の汚れ物や食事セットが入るサイズ)
あとは、哺乳瓶(足しのミルクやおやつの時に)
哺乳瓶がいらなくなると、マグマグに、そして最終的にプラスチックのマグカップ?を持参するようになりました。
食べ物や飲み物をこぼしたり、おもらしをしてしまったりと、小さい子どもは何かと服を汚す場面がありますよね。仕事などがあって毎日頻繁に洗濯ができないママの場合は、どこの保育園であっても、入園前に想像していた以上に洋服や下着のストックが必要になるかもしれません。
さらに、今はまだおむつをしていても、今後トイレトレーニングがスタートするタイミングでは、セパレートの肌着が必須になるなど、成長の過程によっても必要な衣服は変わっていきます。
保育園で必要になる準備物リスト
保育園で必要になるものは、入園が決まった後で保育園からリストとして配布されるケースが多いようです。準備するものの種類や数量、それぞれのアイテムの仕様や規定は、保育園によって異なるので、説明会後などに準備を始めた方が確実かもしれません。
ここでは、多くの保育園で必要とされることが多い、基本のアイテムについて紹介します。
衣服
上記でもふれたとおり、Tシャツやトレーナー、ズボンなどの衣服や肌着などは、子どもが食べこぼしやおもらしなどで汚してしまうたびに着替えが必要になります。
汚れた衣服は持ち帰り、毎日ストックの不足分を2~3セット持参することになるので、多めに準備しておくことになりそうです。
昼寝布団用シーツ・布団カバー
お昼寝タイムに必要となる布団シーツやカバー、タオルケットなどの寝具は、保育園によって準備するアイテムの内容やそれぞれのサイズが異なります。園に確認するなどして、事前にチェックしておいた方がよさそうです。
週の初めに持参し、週の終わりには自宅で洗濯するために持ち帰る…というパターンの園が多いようなので、週末の洗濯が間に合わない場合には、予備の分を準備しておく必要があります。
おむつ・おしりふき
入園がトイレトレーニング前になる場合は、我が子用のおむつも一定の数を持参しなければいけないので、備蓄量は増えるかもしれません。使う分を毎日持っていくのか、ある程度のストックをまとめて置いておけるのかは、保育園によってルールが異なるので、こちらも注意しましょう。
使用済みのおむつについてのルールも園によって異なり、毎日持って帰らなくてはいけない保育園もあります。
コップ・マグ・タオル
お茶や水を飲むためのコップやマグ、口をふくためのタオルも、それぞれ用意する必要があります。
コップを使うのか、マグなのかは、子どもの成長に合わせてルールが決まっていたり、タオルについても、フックにかけるためのループひも付きであることが条件になっていたりと、こちらも園によって規定が異なるのでよく確認してから準備するとよいでしょう。
- トイザらス「いつから準備する?保育園・幼稚園別入園準備リストをご紹介」(https://www.toysrus.co.jp/f/CSfBacktoschool-article.jsp,2020年12月9日最終閲覧)
- 浦和ひなどり保育園「入園準備」(https://www.urawahinadori.jp/entrance/,2020年12月9日最終閲覧)
保育園で必要なものリスト(0歳児編)
入園するのが、もしも0歳児クラスだった場合には、上記で紹介したアイテムに加え、さらに0歳児用のいろいろなアイテムを準備する必要が出てくるかもしれません。
粉ミルク
まだミルクが必要な赤ちゃんの場合は、粉ミルクも用意しなければなりません。ただ、自分で必要な分を持っていくパターンの他、保育園によっては、園の粉ミルクを使ってくれるところもあります。場合によっては母乳パックの持参が許される園も存在するようなので、必要であれば確認しましょう。
哺乳瓶・離乳食用の食器
粉ミルクや母乳を飲ませている場合には哺乳瓶が、離乳食が始まった場合には離乳食用の食器が必要になります。環境が変わって子どもが不安にならないよう、これらは家で使っているのと同じものを準備するといいかもしれません。
スタイ
食事用に加え、よだれ用としても必要なスタイは、数枚準備する園が多いようです。使いやすい、シンプルなものを用意しておくとよいでしょう。
食事用のスタイは、タオルにゴムひもを通したものを指定されることもあります。自作するのは難しいものではありませんが、既製品も販売されていますのでうまく使いましょう。
- トイザらス「いつから準備する?保育園・幼稚園別入園準備リストをご紹介」(https://www.toysrus.co.jp/f/CSfBacktoschool-article.jsp,2020年12月9日最終閲覧)
- 浦和ひなどり保育園「入園準備」(https://www.urawahinadori.jp/entrance/,2020年12月9日最終閲覧)
入園前に知っておくとよいこと3つ
アイテムの準備だけでなく、入園前には調べておいた方がよいこと、知っておくと便利なこともいくつかあります。ここでは、そんな入園前の心得をご紹介していきましょう。
通園ルートを確認しておこう
自宅から保育園までの道については、わかっているつもりでも、事前に何度か周囲を含めて歩いてみるのがおすすめです。最短ルートだけではなく、たとえば自動車の通行量が少ない道、夜や雨の日でも安心の見通しがよい道などを探し出しておくと、さまざまなTPOに合わせてルート選択ができるようになります。
自転車通園の場合は、自転車でも通りやすい広めの道を探しておく必要もありそうです。
手作りが必要になる保育園グッズはないか確認しよう
市販品で準備しておいたものが、保育園の規定するサイズから外れていた…なんてトラブルもよくある話です。アイテムそれぞれについて、園のルールをよく確認しておくようにしましょう。もしも規定に合った市販品が見つからない場合は、手作りで用意する必要があるかもしれません。
最近ではアウトソーシングで作ってくれるサービスも数多く存在するので、手作りが苦手だという人は、ネットなどで探しておくとよいでしょう。
実はかなり大変な名前書き…スタンプやシールワッペンを活用しよう
衣服や肌着はもちろん、何枚もある毎日の使い捨ておむつに至るまで、準備するすべてに名前を書かないといけないのが、保育園の持参アイテム。そろえなければならないものの量を考えると、一つ一つに名前を書いていく作業は、かなりの重労働になります。
そこでおすすめしたいのが、名前スタンプやシールワッペンを活用する方法。いろいろな種類が発売されているので、保育園準備のために購入するアイテムと一緒のタイミングで準備しておくといいかもしれません。
事前の準備をしっかりして、初めての保育園生活をスムーズにスタートさせよう
子どもにとってはもちろん、ママにとっても初めての保育園ライフは、慣れるまでわからないことだらけ。事前の準備をしっかりと整えておくことは、そんなママの不安を解消し、親子の新生活をスムーズに始めるために役立つはずです。
一つ一つ準備を進めるたびに近づく保育園入園の日。親子の新しいスタートを待つそんな日々が、不安ではなく期待に満ちたものになるように、早めに早めを心がけながら、抜け漏れがないようしっかり進めていきましょう!