赤ちゃん用エプロンは必要?
離乳食を開始するのに、赤ちゃん用エプロンは必須アイテムです。
まだミルク以外のものを口にしたことが無い赤ちゃんにとって、食べ物は未知の世界のもの。離乳食を吐き出すことや、口からこぼしてしまうのは当然のこと。そのためにも赤ちゃん用エプロンは欠かせません。
しかし、いざ赤ちゃん用エプロンを買いに行っても、布製からシリコン製まで種類が多くどれを購入するか迷ってしまいそうですね。どのような基準で選ぶとよいのでしょうか?
赤ちゃん用エプロンの種類と選び方
エプロンの選び方には、素材で選ぶ方法、デザインで選ぶ方法、シーンに合わせて選ぶ方法があります。
しかし、実際のところは赤ちゃんの好みに左右されることが多いこともあります。では、詳しくご紹介していきますね。
赤ちゃん用エプロンの種類と選び方①素材で選ぶ
離乳食が始まると、普段よだれ汚れを防ぐために付けているスタイとは違う、よだれ汚れだけでなく離乳食の食べこぼし汚れを防ぐ、しっかりと防水・撥水(はっすい)加工が施された赤ちゃん用食事エプロンが必要となります。
赤ちゃん用エプロンには、防水・撥水(はっすい)できる素材として、ビニール製のもの、シリコン製のもの、大きく分けてこの2種類の素材が使われたアイテムがあります。
ビニール製のエプロン
ビニール製のアイテムは、小さく折りたたむことができる上に軽く、持ち運びがしやすいことが長所として挙げられます。
また、短所としては、薄い生地なので食べこぼしをキャッチするポケットが付いていても、うまくポケットが開かずにキャッチされることなく下にこぼれてしまうことが挙げられます。
シリコン製のエプロン
シリコン製のアイテムの長所は、食器と一緒に水で洗うことができ、乾くのも早いので離乳食ごとにきれいな状態で使うことができ、カビが生えにくいことが挙げられます。
反対に短所としては、ものにもよりますが他の素材のアイテムと比べて重さがあり、持ち運ぶときにかさばってしまうことが挙げられます。
- べビギフ「スタイとは?使うなら知っておきたい基礎知識【使い方・選び方・注意点】シーン別おすすめスタイ10選」(https://www.babygoose.jp/media/item/bib2/,2020年10月26日最終閲覧)
赤ちゃん用エプロンの種類と選び方②デザインで選ぶ
赤ちゃん用エプロンは、スタイタイプ、立体タイプ、長袖・スモックタイプの3つのデザインに分けられます。
どのデザインがわが子には合うのか、どのデザインを選べば良いのかよく分からないママもいるかもしれません。それぞれのメリット・デメリットを踏まえ、詳しくご紹介します。
スタイ
普段使っているよだれ対策として使うものと同じ形の「スタイタイプ」。
このタイプはビニール製のアイテムなので、軽量でコンパクトに折りたたむことができ、持ち運びやすくて保管にも場所を取りません。また、普段使っているスタイと同じ感覚で使えるので、スタイに慣れている赤ちゃんはスムーズに受け入れてくれることが多いはず。
しかし、薄手で軽い生地なので、嫌がる赤ちゃんは自分で引っ張って取り外してしまうことも…。やっとつけてくれたと思っていても、フロント以外はノーマークなため、洋服の袖などを汚してしまうこともありえます。
立体タイプ
「立体タイプ」は、シリコン素材で作られているため、形状がしっかりしていてポケットが開かないということも起きずに、赤ちゃんが食べこぼした分は正面のポケットがしっかりキャッチしてくれます。
しかし、形がしっかりしているがゆえ、丸めて折りたためても、「スタイタイプ」や「長袖・スモックタイプ」のように薄くコンパクトには収まらず、持ち運びや保管には場所をとってしまうことも。保育園などで予備として2つ以上必要なときには「立体タイプ」は不向きかもしれません。
長そで・スモックタイプ
「長そで・スモックタイプ」はビニール製のアイテムで、「スタイタイプ」ほどではありませんが、軽量でコンパクトに折りたたむことができます。
そして、洋服の上にすっぽりかぶるように着用するので、ご飯に夢中だと汚しがちな袖もしっかりカバーでき、元気な赤ちゃんでもこのタイプだと自分1人で脱いでしまう心配も少なくなります。
しかし、脱ぐことが難しいように、身に着けることも難しいかもしれません。一度嫌がってしまうと、なかなか袖を通してくれなかったりしてエプロンの着用に時間を取ってしまうことも。
また、布部分が多い分だけ気になるのがカビの発生。3つのタイプの中で乾くのに1番時間が掛かるので、カビリスクも高くなってしまいます。注意しましょう。
赤ちゃん用エプロンの種類と選び方③シーンで選ぶ
赤ちゃん用エプロンは、シーンによってどのエプロンを選ぶべきか対象が変わってきます。
おでかけのときには、コンパクトに折りたためるタイプや使い捨てタイプがおすすめ。赤ちゃん連れでのおでかけは山のような荷物と一緒なので、おでかけには少しでも荷物の邪魔にならないものがベスト。
「コンパクトに折りたためるタイプ」、「使い捨てタイプ」それぞれどのように使い分ければよいのでしょうか?
お出かけ用にはコンパクトに折りたためるタイプ
「コンパクトに折りたためるタイプ」は軽くて場所も取らず、外出のお供にぴったりです。家でも使っているエプロンなら、環境の変化があっても赤ちゃんはスムーズ身につけてくれるはず。
汚れた赤ちゃん用エプロンを洗う必要があるため、近くに水道設備があることを確認しておくと安心できますよね。もちろん持ち帰って洗うことも可能ですが、時間が経過すると汚れが取れなくなってしまうので注意が必要です。
お出かけ用に便利な使い捨てタイプ
「使い捨てタイプ」も「コンパクトに折りたためるタイプ」と同じく、軽量で荷物にならず、おでかけのお供には最適です。
泊まりがけや遠出の場合、いつエプロンを洗えるか分からない状況だと、紙でできた「使い捨てタイプ」が便利。そのまま捨ててしまえば、荷物も減ります。
しかし、紙製ということもあって赤ちゃんが破ってしまうこともあるので、1枚だけでなく2~3枚あれば安心ですね。
赤ちゃん用エプロンの種類と選び方④赤ちゃんの好み
赤ちゃん用食事エプロンは、ビニール製またはシリコン製のものがほとんど。
しかし、このビニール製やシリコン製のエプロンの場合、赤ちゃんによっては着け心地が気に入らず、身に付けること自体を嫌がる場合もあるようです。
ママリにもこのような声が寄せられていました。
なので袖付きの食事用エプロンにしたところ服を着てるのと同じ感覚なのか全く嫌がりませんでした‼︎
長袖の時は袖も汚れないのでとても便利ですよ♡
いくら小さいとはいえ、赤ちゃんにも好みはあり、その好みはそれぞれ違います。
なかなかエプロンを付けてくれないと、エプロン自体を嫌がっているように思ってしまうものですが、赤ちゃんはエプロンに使われる素材を嫌がっているということも考えられます。
その場合、いくつか種類を試したほうがよいかもしれません。
赤ちゃん用エプロンとスタイのおすすめ12選
たくさんの種類があって選びきれない赤ちゃん用エプロン。特に初めての育児となると余計に分からないことばかりですよね。
そんなママに、おすすめの赤ちゃん用の食事エプロン・スタイをご紹介します。離乳食のアイテム選びに向けて、ぜひチェックしてみてくださいね。
ベビービョルン「ベビースタイ」
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シリコン製スタイの3D形状が赤ちゃんのおなかにぴったり沿い、広く深く作られたポケットが常に食べこぼしを落とさずキャッチする、ベビービョルンの「ベビースタイ」。
ネックストラップは細かく調整可能になっています。さらに、赤ちゃんの首周りのデリケートなお肌に刺激を与えないよう、丸みをもたせた優しいデザインになっています。
使用後は、食器洗いと同じように水で洗い流すだけの簡単なお手入れとなっていて、自動食器洗浄機も使用可能となっています。
カラーバリエーションも豊富でわが子に合ったものを選ぶことができ、離乳食初期にはぴったりのスタイですよ。
「ベビーエプロン」
キュートなパステルブルーの「ベビーエプロン」。ネクタイ柄が、よりかわいさ度を上げていますね。
また、首回りは3段階で調節可能となっており、お子さんの成長に合わせて変えることできます。
シリコン素材なので、もし汚してしまってもシミにはならず、水で洗い流すだけできれいになります。忙しいママにはうれしいポイントですよね。
また、カラーはブルーのみとなっていますが、デザインがかわいらしいので男の子だけなく女の子でも全く違和感なく使えますよ。
mushie「シリコンスタイ」
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持ち運びにも便利な「mushie シリコンスタイ」。
正面のポケットで食べこぼしをキャッチし、スタイの汚れはぬらした布巾で拭き取って水洗いするときれいに落とせます。また、食器洗浄機の使用も可能となっています。
首元でサイズが4段階調整できるため、離乳食初期から幼児期までお食事エプロンとして幅広い月齢で使用できます。
カラフルで洗練されたデザイン全20種類から選ぶことができ、出産祝いなどプレゼントとしても最適です。
トリックホリック「シリコンビブ」
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トリックホリックのブランケットなどベビーアイテムに合うような、くすみカラーのシリコンビブが登場しました。星柄があしらわれたシンプルなデザインで、とてもおしゃれな赤ちゃんエプロンです。
BPA・フタル酸・PVC不使用の100%シリコーン素材で食洗機での洗浄も可能となっています。
赤ちゃんの身体にフィットしたデザインで、腕が動きやすいように工夫されています。大きめポケットで食べこぼしをしっかりキャッチし、汚れから洋服をガードします。
やわらかい素材なので、丸めてかさばらずに持ち運ぶことができますよ。
「シリコン製お食事エプロン」
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赤ちゃんの食べこぼしをしっかりポケットがキャッチし、床に落ちずにお洋服にもつきにくい、汚れてもお手入れが簡単な「シリコン製お食事エプロン」。
元気になるポップなカラーに、遊び心のある動物たちのお顔がかわいいこちらのアイテムは、見た目も機能性にも優れたおすすめ商品となっています。
ボタンは4段階の調節が可能となっていて、子どもの成長に沿って使うことができますよ。お子さんの成長にあわせて4段階の調節が可能なので、 離乳食を始めたばかりの時期から1人で食べる練習の時期まで長期間活躍してくれます。
CHILDLIKE「PRINTED BIB」
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重量わずか82g!とても軽くて優しい手触りが特徴な「CHILDLIKE PRINTED BIB」。お食事エプロンが重くて、付けることを嫌がるお子さんにおすすめです。
そして、13種類のとびきりかわいい手書きイラスト入りで、子どもの目はくぎ付けに!持ち運びに最適なEVA素材のポーチが付いているので大変便利です。
6つのホールと2つのボタンでサイズは調整可能なので、長期間使えますよ。
タック「赤ちゃん食事エプロン」
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薄くて軽いナイロン素材で作られている「タック 赤ちゃん食事エプロン」。撥水(はっすい)加工が施されているので、赤ちゃんがどれだけ汚しても安心です。
小さく折りたためてシンプルなデザインでありながら、食べこぼしポケット付きでしっかりと役割は果たしてくれるので、おでかけ先でも大活躍間違いなし!
さらに、首元と腰の部分の2カ所にベルトがあるので、動き回って自分でエプロンを取ってしまう元気な赤ちゃんもこれだと簡単には外せず、安心して食事が進められます。
「 食事用エプロン4枚セット」
汚さない素材でつくられており、ガード力が抜群な「食事用エプロン4枚セット」です。
汚れても、さっと拭くだけできれいになりますよ。洗いやすく乾きやすいので「予備が無い!」と焦ることも無く、ママも安心できますよね。
4枚が1セットになっているため、洗い替え用としても、保育園入園準備グッズとしてもこのセットを買えば、ばっちりですね。
バンキンス「お食事エプロン 3枚セット」
カラフルなデザインで、離乳食の時間が楽しくなりそうな「バンキンスお食事エプロン 3枚セット」。
見た目がかわいいだけでなく、フロントポケットで食べこぼしをしっかりキャッチ!機能性もばっちりです。
軽くてソフトな生地なのでとても使いやすく、防水加工が施されているので汚れてもサッとふき取れます。汚れが染み込みにくく、匂い移りもしにくい素材なのは、ママもうれしいですよね。
面ファスナーで簡単に着脱でき、サイズの調節も可能です。大きめサイズになっているため、汚れからしっかり守ってくれるところもおすすめなポイントです。
「日本製 ベビーお食事長袖エプロン」
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飽きの来ないギンガムチェックがかわいい、食べこぼしをキャッチするポケットが付いた「「日本製 ベビーお食事長袖エプロン」。
撥水(はっすい)加工が施され、摩擦にも強く、ドライ感のある素材なので洗濯してもすぐに乾きます。また、繰り返し洗濯しても耐久性のある生地なのでママも安心です。
着脱はワンタッチ面のファスナー式となっていて、とても便利ですよ。
「お食事エプロン長袖2枚セット」
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洗いやすくて乾きやすい素材を使用した、洗い替え用にもうれしい「お食事エプロン長袖2枚セット」。9種類から自由に2枚組み合わせられるので、好みのカラーを選べます。
長袖タイプなので、袖までしっかりガードし、洋服を汚れから守ります。離乳食タイム以外にも、お絵描きや粘土遊びなどさまざまな時間で大活躍してくれますよ。
折りたたむと手のひらサイズに!持ち運びも楽々です。保育園用にもおすすめです。
「ベビーお食事エプロン」
もし離乳食をこぼしてしまっても、エプロンに汚れが染み込まない、防水加工が施された長袖タイプの「ベビー用お食事エプロン」。
食べこぼしキャッチ用の立体ポケットに変わるポケット付きで、後片付けがぐっと楽になり、ママも大助かりです。
赤ちゃんの繊細な肌を傷付けないように、素材にこだわって作られており、あらかじめひもを結んでさえおけば、自分で着脱可能となっており、自らの「やりたい」を応援するエプロンです。
子ども次第?わが家の赤ちゃん用食事エプロン
たくさんの種類の中から、わが子に見合った赤ちゃん用食事エプロンを探すのは大変なことですよね。しかし、離乳食を開始する上で欠かせないアイテム。準備は必要です。
それぞれにメリット・デメリットがあり、それを踏まえた上でわが子にぴったりな赤ちゃん用食事エプロンを選びましょう。しかし、どれだけ考えても子ども次第なのが現実。
着心地よいエプロンで、気持ちよく離乳食をスタートさせてあげてくださいね。