チャイルドシートを拒否する我が子…どうしたらよい?
公共機関が使いにくい地域はもちろん、雨の日などの悪天候時は車を利用してのお出かけがとても便利ですよね。
しかし、今まで機嫌が良かったのにチャイルドシートに座らせた途端子供が大泣きしてしまう…という経験、皆さんにはありますか?こちらは急いでいるのに乗ることを断固拒否してらちが明かない、ずっと泣き叫ばれて運転に集中できないなど、悩みをかかえているママが実は結構たくさんいるようなんです。
チャイルドシートに座らせる度に毎回泣かれてしまうと、せっかくのお出かけが苦痛になりかねません。でも何が原因で泣いているのかが分からない…。
そんなときには先輩ママの解決法を見てみませんか?意外な着眼点があり参考になりますよ。
チャイルドシート大泣き問題、先輩ママはこうしていました
ここからは女性向けQ&Aアプリ「ママリ」に寄せられた、チャイルドシートを嫌がる子供に対する対処法を紹介していきます。
調べてみると、先輩ママたちも非常に悪戦苦闘しながら解決策を見出してきたのだな、と思わせる回答がずらり。中には「子供はこんな理由でチャイルドシートを嫌がっていたのか!」と驚くような内容もありました。
ぜひ参考にして実践してみてくださいね。
1.本人の布団やタオルを渡す
慣れない雰囲気、動きを制限されるシートベルトなど子供からしてみれば不快な要素が多い車内ですが、ご機嫌斜めの理由は眠気からきている場合もあります。
家の中なら横になってゆったり眠れるのに、チャイルドシートに乗っていると自由な体制で眠れずイライラ…という場合もあるかもしれません。
子供がすぐ眠れるようなタイミングを見計らって出かけるというのも作戦の一つかもしれませんが、今すぐ出かけないとならない!というときには悠長に子供が眠たくなるのを待っていられません。
そんなとき、普段使っている布団などを一緒に車内へ持ち込んでかけておけば、いつもの感覚になってぐずらずにそのまま夢の中…ということも。そうすればママも大助かりです。
眠たくなさそうな場合でも温度調節等で重宝するので、ぜひ一度持ち込んでみてはいかがでしょうか。
2.ママや家の中の匂いがするものを車内に持ち込む
^_^;
赤ちゃんは匂いで安心するみたいなのでママやいつもいる場所、家の匂いがついてる物を持たせるとか良いみたいですよー。
あと私はいつも寝かせる時と車ではジブリのオルゴールのCDを流してました☆
子供にとって普段いる家の中と車内とではどうしても安心感が違うもの。何かあったら抱っこしてくれるママが、車内だと抱っこしてくれないとなると、子供は相当不安なはずです。
そんなときに少しでも不安を取り除くため、普段家の中で使っている物やママの匂いがする物を持ち込めば、子供は安心できて気持ちも落ち着く可能性がありますよ。
普段子供がママと一緒によく使うものがあるようなら、出かける際に一緒に持ちこんでみて様子をチェックしてみるのもよいかもしれませんね。
3.子供が好きなDVDを車内で見せる
チャイルドシートに乗せ始めたのは確か半年なる前とかですが、今でもギャン泣きもギャン泣きです!!💦
持っていたチャイルドシートがまだ前向きにするには体重が足りなくて、1歳から前向きに出来るものを買いましたが変わらず大泣きで、、
持ち運びできるサイズのDVDプレーヤーを買って車に付けて、おかあさんといっしょのDVDを流したらずっと見ててくれてやっと泣かなくなりました!!
対策法としては鉄板ネタなのかもしれませんが、子供の好きなDVDをかける、曲をかけるというのは絶大な効果があるようです。ママリの回答でも非常にたくさん見かけました。
あまりにDVDを長時間見せ続けてしまうと車酔いなどの心配も出てきますが、大人しくチャイルドシートに座っていてくれるのなら、「車に乗っているときだけの特別だよ」と、子供に伝えたうえで見せるようにするのも良いかもしれません。
大きめ画面のタブレット端末を持ち込む、後部座席にモニターを付けるなどの方法でより子供が見やすいようにする工夫をしている家庭が多いようです。
4.チャイルドシートに座る=好きなことができると覚えてもらう
一歳すぎくらいからテレビに興味を持ち始めたら、車でDVDをかけるとほっとんど泣かなくなりましたよ(^^)
お気に入りのお菓子をチャイルドシート座ったら食べれるって学んだのも大きかった気がします(笑)
あ!あとはちょっと寝た姿勢になるのが嫌だったようで、チャイルドシートを座るやつに変えたら嬉しそうでした♫
いま二歳半になり、退屈でグズグズしちゃうこともあるけど、全く泣かずに乗ってます!
あんなに泣いてたのが嘘みたいに!
みぃーたんさんのお子さんも、気にいるものが見つかってチャイルドシート気に入ってくれるといいですね☆
今まで紹介してきた対処法は車内環境をなるべく家に近づける、というものばかりでしたが、こちらは「車内を特別な空間であると覚えさせる」という発想からのもの。
チャイルドシートにきちんと座ったらおやつを渡す、家にはない車内専用のおもちゃを渡すなどの工夫をしておけば、次第に「あのおもちゃで遊びたいから車に乗りたい」という発想が子供自身から芽生えてくることも。
もしかすると驚くほど静かで快適なドライブになるかもしれませんね。
5.チャイルドシートの具合を調節する
座る姿勢になった時に、すっごくないてて、気をそらしてもダメだったので、今まで当たらなかったお尻の骨が当たって痛くて泣いてるのかな〜と考えて、お尻の下にバスタオル一枚引いてみたら、案外あっさり解決しましたよ☆
一度試してみて下さい!何か不愉快なことが隠れてるのかもしれません😅
子供の成長スピードは本当に驚異的なもの。特に月齢が低い時は一ヶ月単位で身長がぐっと伸びたりするするので、親側が驚いてしまうほど。
それだけ成長スピードが早い分、チャイルドシートのベルトの長さや角度をこまめに調節しないとうまくフィットせず機嫌が悪くなる原因となってしまうことも。
万が一、チャイルドシートを購入してからほとんどベルトの長さや角度を変更していないようなら、ぜひ一度チェックしてみては?もし変更する方法が分からないという時は、回答者のママのようにバスタオルなどを使って応急処置をしてみるのも良い手ですよ。
6.自分が運転しない時でも子供の隣にはわざと座らないように
長かった…😭笑
窓の景色を眺めるようになったりするので、慣れや時期の問題かなと思いますが…、
主人が運転の時、以前は後部座席で隣に座ってたのですが、なんとなく、助手席に座るようにしました。隣に座ってたら抱っこしてくれる外してくれると思うかなーと。車に乗ったら、ママは前にいるから抱っこできないのはしょーがないよーって示したくて。
それでか、最近は泣きません✨
チャイルドシートへ座らせたときに子供が泣いてしまうと、「泣き止ませたいから抱っこしなくちゃ」とつい思ってしまうのが親心。ですが、毎回そのようにしていると「車内で泣けば抱っこをしてもらえる」と子供が思い込んでしまう懸念があります。
回答者のママのように、ちょっとだけ心を鬼にしてチャイルドシートの横には座らない、ということを徹底すると「車の中では基本的に抱っこできない」ということを理解してもらえるかもしれません。少し根気がいりますがとても有効的な方法なのでは、と思います。
子供が理解するまでに時間がかかる分、理解してくれた後はきっとすんなりと受け入れてくれるようになるのではないでしょうか。車で抱っこできなかった分、帰った後に「よく頑張ったね!」と言ってぎゅっとしてあげれば、きっと子供も笑顔になるはずです。
7.これからチャイルドシートに乗ることをあらかじめ子供に伝える
私も、何か対策がないかな…っていつも考えています(^^;;
車に乗せようとドアを開けた瞬間、洋服にしがみついて泣くんですよね。
上2人は、チャイルドシートに乗ったら寝る感じだったので、ちょっと参ってました。
最近は出掛ける準備が終わって、車に乗る前に、抱っこしながら声かけを沢山しています。
「今から、車に乗ってお買い物に行くよ!ブーンって、ママと一緒に行こうね!泣かないで、お座り出来たら嬉しいな〜」なんて…3回くらい同じことを伝えてます(^^)
チャイルドシートに乗せる時も、子供は泣いてるけど…私は満面の笑みでベルトを締めて、お出かけしようねー!って言ってます(^^;;
理解しているのかは???ですが、最近は泣かずに乗っていられる回数が増えましたよ。
前情報が無い状態で突然連れ出されるのは、大人だって不安になってしまうものです。自分の力で外に出歩けない小さな子供なら尚更のこと。そのことをふまえたうえで、あらかじめ子供に伝えておくのは不安を取り除く有効な手段なのではないでしょうか。
「今から〇〇に行くよ!とっても楽しい所に車で行こうね」、「ママが車を運転するからきちんとシートに座っていてね」と、子供の月齢が低いうちは単に一方的な声かけに終わるだけかもしれません。
ですが、だんだんと親の言うことが理解できて自分の気持ちを言えるようになったら、会話のキャッチボールも楽しめてドライブがますます楽しいものになるかもしれませんよ。
前述した対策法と同じで、きちんと理解するまではしばらく時間がかかるかもしれませんが、きっと根本的な解決につながるはずです。
8.家の中でチャイルドシートに慣らす
いつもは泣き止むおもちゃでも泣きやまなくって( .. )
こんなに小さいのに涙流しながら寝てる姿見るとしんどくなります←
今はなんだかいつもと違う場所に座らされて混乱してるんですかね?
よくチャイルドシートを家の中で座らせて慣らすというのを見るのですが実践されましたか?
こちらは読んでいて「その手があったか!」と感心してしまった対策法。チャイルドシートを自宅でも使って座る練習をして慣れていけば、嫌がる時間をぐっと短縮できそうですね。
例えば、子供に初めて靴を履かせて歩かせる時も、靴自体を嫌がる可能性があるので家でしばらく履く練習をしてから外にでる、とステップアップさせていくのがいいと言います。
それと同様にとらえて、チャイルドシートも最初のうちは自宅で座らせることから始め、だんだんと車内でも座る時間を増やしていくようにすれば、子供も急な変化に不安になってしまうことなくきちんと座っていられるようになるかも。
「急がば回れ」のことわざのように、じっくりと確実にステップアップしていくのが失敗を減らせるコツなのかもしれませんね。
イライラはますます大泣きのもとに。嫌がらなくなるときを待ちましょう
ママからしてみたら、なかなかチャイルドシートに座ろうとしてくれず、運転中ずっと泣きっぱなしなのはかなりのフラストレーションだと思います。
ですが、その気持ちのまま子供を叱ったり急かしたりしても、大泣きや拒否行動がひどくなるもとにつながりかねません。
きちんと子供に分かってほしいことこそ焦らずにじっくりと向き合うのが重要です。伝え続けていれば子供は理解し、チャイルドシートを嫌がらなくなるときがくると思いますよ。
少しずつチャイルドシートに慣れ、車に乗るのが楽しそうになったら、思いきり褒めていろいろな所へ車でお出かけしてあげてくださいね。