気になる距離感。教えて義実家との関わり
皆さんは義実家にはよく行きますか?義実家が近所の方も、遠方の方も、年に一度は行く機会があるのではないでしょうか?義両親と仲が良い人、悪い人それぞれありますよね。
まったく義実家に顔を出さないのは失礼だし、かといって毎週のように行くのも気を使って疲れてしまう。他の家庭は義実家とどのくらいの距離に住んでいて、どのくらい会っているのか気になりませんか?
そこでまずは、私の義実家との距離感についてご紹介します。
わが家と義実家
我が家は、夫(30歳)と私(29歳)、息子(1歳)の3人で暮らしています。現在は、夫の地元近くにある家で暮らしています。夫は3人兄弟の長男で、地元が大好き。趣味である剣道のため、毎週のように地元に帰ります。
義実家は現在、義父、義母の2人暮らしをしており、犬を1匹飼っています。夫の妹は結婚して家を出て、実家からは3駅ほどの距離に住んでいます。弟は現在学生で寮生活を送っています。
私の家から義実家までは車で20分ほどかかります。電車で行くには遠回りになるので、車が一番早いです。夫は趣味のために毎週地元には行きますが、実家へは用事がない限り行きません。家族3人そろって義実家へ行くのは年に3~4回程度といったところでしょうか。
義実家訪問がゆううつだった理由
年末年始や連休などに夫の実家へ帰省される方も多いかと思います。皆さんは義実家へ行った時に、「大変だった」「つらかった」という経験はありますか?「親しき仲にも礼儀あり」ではないですが、仲が良くても悪くても、何かと気を遣うのが義両親ですよね。夫と子供と一緒に帰省するのが億劫になってしまうなんてことも。
そこで、私が義実家に帰省して大変だった事、つらかった事を3つご紹介いたします。
1.育児になにかと口を出してくる
めったに帰省しないと、孫がいつの間にか大きくなっていることに驚きますよね。久しぶりに会う孫ですから、やっぱり可愛がられます。孫の事が可愛すぎて気になるのか、育児に対しての口出しも多くなってくるもの。
育児について色々と言われる中でも食べ物の事が一番多いです。普段何をあげているのか、野菜はちゃんと食べているのか、好き嫌いはしていないかなど、まるで取り調べ室にいるかのように聞いてきます。
食事の時などに少しでも息子がいやいやすると、普段からきちんと食に関して管理ができてないかのように言われてしまうのです。
2.子供に勝手に色々なものを食べさせる
まだ1歳の子供ですから、全部の食材・食品を食べさせているわけではありません。きちんと1日3回の食事を食べてほしくて、おやつの時間や量などもある程度決めています。義両親は何かと息子に食べさせたがります。息子の食べる姿や喜ぶ顔が見たい気持ちがあるようですが、食事の時にきちんとご飯を食べなくなってしまう事が心配なので断ります。
チョコレートやクリームなどは、わが家ではまだ食べさせたくはないので、事前に話しておきます。しかし、私が見ていないと、隙あらばといった感じであげようとするので、阻止するのに毎回神経を使い疲れます。
3.旦那が何もしなくなる
夫にとっては実家ですから、ゆっくりくつろげる空間といったところでしょうか。自分が育ってきた家ですから、何も気を遣うことはないですよね。
我が家の夫は普段から積極的に家事や育児をしない人ですが、まったく動かないわけではありません。たまにオムツも変えてくれますし、食後のお皿洗いなどの手伝いもしてくれます。
しかし、義実家に行くと人が変わったかのように全く何もしなくなります。ソファーに座ってすぐにケータイゲームをはじめます。少しは私や息子にも気を配って欲しい気持ちです。
私はこうして乗り切った!嫌な状況を脱するための心得5選
義実家に行くたびに私はストレスを感じるようになっていました。なにかと理由をつけては義実家へ行くのを避ける時もあります。しかしそこは義両親ではありますが家族です。全く行かないわけにはいきません。
つらい気持ちや大変さを少しでも減らすため、義両親と良い関係性が築けるように、いろいろと試行錯誤しました。私が実際に義実家へ行くときに注意していることを5つご紹介します。
1.手土産は必ず持っていく
これ、実は一番大切なことかもしれません。家が近所で毎日のように会っている方は毎回必要ないとかと思いますが、1年のうち数回しか義実家へ行かないという人は要注意です。
金額や中身は高ければ高いほうが良いなどではなく、気持ちで良いので義両親が喜んでくれそうな手土産を選ぶのがポイントです。お菓子などでしたら子供も一緒に食べることができるような物を選ぶと一緒に食べられるので良いかもしれません。
2.笑顔と元気をアピール
印象はとても大切です。久しぶりに会ったのに真顔で元気がなかったら嫌ですよね。義実家へ行くことが億劫になっていても、そこは笑顔で元気よくご挨拶をしなければならないですよね。
笑顔で元気よく挨拶をすれば、義両親だって悪い気持ちにはなりませんよね。まずは最初が肝心と言いますし、義実家へ行った際はいつも以上に笑顔でいることを心がけています。
周りが笑顔だとなぜか自分も自然と笑顔になるとこがありますよね。
3.感謝の言葉を伝える
こちらも忘れてはいけない重要なポイントです。特に、料理などをしてくれるお姑さんへの感謝の気持ちは必ず伝えるようにします。
笑顔で挨拶するのと一緒で、「ありがとうございます」と言われて嫌な気持ちにはなりませんよね。ささいな事でも良いので、常に意識して感謝を伝えてください。
4.子供の食事の用意をしていく・又は事前に確認しておく
上記に記載の大変だったことに書いてありましたが、困るのは息子の食事面です。大きくなり、大人と同じ食事が食べられるのであれば良いですが、まだ離乳食の時期であった場合は困りますよね。
息子がまだ離乳食だったころは、自宅から冷凍したものを持っていきました。レンジで解凍するだけだったので、簡単でお姑さんの迷惑にもならなかったと思います。
今はだいたい大人と同じ食事内容になっていましたが、まだまだ食べられないものも多いので、義実家で食事をごちそうになる場合は事前に聞いて、息子が食べられるものを持参すると良いかもしれません。
5.夫に事前に話しておく
義実家に行くと、孤立感を味わうことがありました。子供も夫もいるのですが、どこか自分の居場所がないような感覚です。そういう気持ちを少しでも持つと気持ちがおちこんだり楽しめなかったりするので、モヤモヤとした気持ちが湧いてきたときは、事前に夫に話を聞いてもらうようにします。
事前に話すことによって、鈍感な夫もたまには気を配ってくれますし、協力的になります。こういった時こそ、夫の力を借りています。
気を使うけど、やっぱり好き
義実家へ行くたびに辛いことや大変なことばかりではありません。義両親の夫や子供、私への暖かい気持ちを感じる瞬間もたくさんあります。
いつも帰りにはお土産をくれます。義両親が出かけた先で買ったお菓子や食べ物、息子の洋服など、行きよりも帰りの方が荷物の多いときもあるくらいです。いつ来ても良いようにと美味しい乾燥パスタなどもわざわざ買っておいてくれるんです。
普段はなかなか会えないですが、いつも気にかけていてくれるんだとうれしくなりますよね。
「いつわりの自分でいいや」と割り切るのも手
義実家へ行くときは何かと神経質になってしまったり、気を張ってしまったりすると疲れますね。良い嫁にならないとと思うほど疲れるはずです。そんなときは、まずは一旦心を落ち着かせて「私は女優」と自分に言い聞かせてみましょう。本当の自分はどうあれ「今だけ頑張る」「素の自分は変えなくていい」と思えば、少しの間は割り切って過ごせるかもしれません。私の場合はそうでした。
「自分をいつわるなんて」と思うかもしれませんが、思い切って「いつわりの私でいいや」と思う方が気が楽になることもありますよ。
夫の協力も必要ですので、事前に心配なことは打ち合わせをしておくことがポイントになります。ここぞとばかりに夫に甘えてみるのも良いかもしれません。子ども含めて家族みんな楽しく義実家訪問できるといいですね。