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猛暑の中、停電に…「子連れ避難」が頭をよぎる
35度という猛暑のなか、台風のために停電になってしまった弓家さんの自宅。すぐに復旧するだろうと軽く考えていましたが、なかなか電気は復旧しません。1歳の息子、とっくんはおむつ1枚で汗だくになり、トイレが流れない、お湯が出ないなど、このままでは健康と生活に支障が出ると感じた弓家さん。
とっくんを連れて避難することが頭をよぎります。しかし、初めての子連れ避難。一体何を準備しようか頭を悩ませます。大人だけであれば多少のことなら我慢すれば済みますが、子どももいるとなるとそうはいきませんよね。
実家へ避難するも、息子は不安そう
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あまりの暑さに熱中症が心配になり、近くにある実家へ避難することを決めた弓家さん。とりあえず息子の3日分の衣類や食べ物、ミルクなどを持って行くことにしました。自分の荷物も入れるとかなりの大荷物に…。今回は迎えにきてもらえましたが、もし自力で移動するなら?と考えると、そこもまた課題になりそうですよね。
実家に着いてからもとっくんはどこか不安気で落ち着かない様子。夜泣きもあり、環境の変化を敏感に感じているようですね。災害時、子どもももちろんですが、お世話をする親もまた大変です。
息子がようやく寝てくれた!と思ったら、電気が復旧したという夫からの連絡が。うれしい知らせのはずですが、ようやく息子が寝たばかりの弓家さんにとっては複雑だったようです。
「災害時への備え」を考える、いいきっかけになった
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今回の停電をきっかけに、災害時のことについて話し合った弓家さんと夫。小さな子どもがいると、思っていた以上に準備が大変だとわかったのは大きいですよね。また、普段の備蓄と足りないものなど改めて見つめ直すことで、これから備えておくべきものもはっきりとわかったようです。
いつ起こるかわからないのが災害。備えあれば憂いなし!小さな子どもがいればなおさら日ごろからの備えが大切になりますよね。電気、水道、ガス、さまざまなパターンでシミュレーションをしておくことが家族を守ることにつながりますね。
子どもがいる家庭では一度は真剣に考えておきたい災害対策について、リアルに描かれたエッセー作品です。