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突然、あらわれた体の異変
ある日、高校生の男の子に一方的に「謝れ」と言われてしまった小2のケイくん。この高校生は、ケイくんと同じクラスのSさんの兄でした。「Sにひどいことを言った」という理由で責められます。ところが、ケイくんは身に覚えがありません。それでもしつこく責められ、泣きながらSさんと母親の前で謝罪をさせられたケイくん。とてもこわい思いをしてしまいました。
さらに、ケイくんの体に異変が訪れます。夜中に泣き叫ぶケイくん…。ですが、本人は覚えていない様子です。小学校の敷地内で起きてしまった今回のトラブル。夫に話すと、激怒します…。
理不尽なできごとに怒り心頭!それでも…
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息子が受けた理不尽な仕打ちに、怒りをあらわにする夫。相手がしたことは、決して許されることではありませんので、怒って当然です。
ですが、ここで感情のまま動いてしまっては、今後のケイくんの学校生活に悪影響がでることを懸念した ふくこさん。夫をなだめつつ、冷静に対処する道を選びます。
そして翌日、「学校に行く」というケイくんの意思を尊重し、車で送り届けた ふくこさん。すると、校長先生と担任の先生に呼び止められました。何か進展があったのでしょうか?
学校側に伝えた、正直な思い
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校長先生と担任の先生に、率直な思いを伝えた ふくこさん。とても理不尽なできごとを経験してしまいましたが、まずは「なぜ、こんなことが起きてしまったのか」を知りたいですね。
さらに、昨日は連絡が取れなかったというSさんの母親。高校生の息子を連れてきて、小学生を泣かせるなんて…。一体何を考えているのか、到底理解できません。
本作では、理不尽なトラブルに巻き込まれ、問題解決のために家族が奔走する姿が描かれています。とにかく、わが子の安全安心を守りたいふくこさん夫婦。果たして、相手の親はどのような人物なのか?情報を集め、多角的な視点で見極めます。
また、今回のトラブルは学校側に訴えても、ふくこさん家族が望むような方向へ解決しませんでした。そこで、教育委員会へ相談します。トラブルがなかなか解決しないときは、外部の機関へ相談すると、一気に解決へと向かうことがあるというよい事例ですね。
万が一、わが子がトラブルに巻き込まれてしまったら…。どのように対応すべきか、たくさんのヒントが散りばめられている作品です。