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発達っ子の幼稚園問題
発達グレーゾーンの息子がいる鳥野さんは、幼稚園探しに想像以上に苦戦します。幼児教育の問題点を肌で感じた鳥野さんは、教育委員会や市長へ訴えます。ところが、思ったような進展はなく、諦めかけていました。
ですが、そんな中出会ったのが2人の市議会議員さんでした。鳥野さんの声に耳を傾け、問題解決のために一緒に活動してくれます。
まずは、正式に訴えるために陳情書を作成。そして、無事に議題として取り上げられることに。ところが予想外の大仕事が待ち受けていました。議員さんに説得され、スピーチに挑戦することを決めた鳥野さんなのでした。
「議会でのスピーチ」だと思っていたけれど…
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陳情書を通して行政へ訴えたあと、すぐに議会で話し合いをされるワケではないのですね。まずは、専門の委員会で議題を精査されます。そして、鳥野さんは、この委員会でスピーチをすることとなりました。
行政の仕組みについて、勉強になったエピソードでした。
次は、いよいよスピーチ当日がやってきます。何度も練習をした鳥野さん。議員さんの前で訴えた内容とは?
幼稚園探しで直面した課題
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緊張したと思いますが、自分の思いの丈を、精いっぱい訴えた鳥野さん。心に響く、すてきなスピーチでした。障害のある・なしに関わらず、子ども同士が刺激し合って過ごし、将来の選択肢を広げてあげること。まさに、理想の教育現場ですね。
そして、子どもの数年はあっという間に過ぎていきます。行政の改革を待っている間に、幼稚園に通う対象年齢ではなくなってしまいますね。
本作では、鳥野さんが幼稚園探しに苦労し、率直に感じた疑問や矛盾が描かれています。そして、市議会議員の力を借りながら、陳情書を通して行政へ正式に訴えます。
陳情書の作成から、スピーチの準備にと、わからないながらも、けん命に挑戦した鳥野さん。行政の政策を変えるためには、文句を言うだけではなく、具体的に行動することが必要ですね。