冬の保育園は「意外と暖かい」
「冬の園生活はどんな生活になるの?」と、イメージがつきにくいかもしれませんね。教室も広く、床は冷えそうだと感じたり、外遊びのために厚着させなきゃと思ったりする方もいるでしょう。しかし、実はそれほど厚着は必要ありません。
暖房設備は園によりますが、0~2歳児クラスの保育室には床暖房が設備されていることもあります。1クラスの人数が増える3~5歳児クラスでは、教室で汗をかく時もあるほど暖かいことが多いです。
また、子どもたちはじっとしていることが少なく、動き回っていることが多いため、室内では特に厚着をする必要はないのです。
冬の登園服、どんな服が理想的?
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園生活では外遊びはもちろん、製作も行います。絵の具やのり、オイルパステル等を使用したり、泥んこ遊びをしたり。給食時の食べこぼしで汚れる可能性もあります。まず季節に関わらず、保育園用の服では基本的に以下のようなものを勧めています。
- 汚れてもいい服(お下がりや高価でない物)
- 薄手の物
- 子ども自身で脱ぎ着しやすい物
- ボタンや装飾がない物
- フードがついていない物
子ども自身が生活しやすいことが一番の目的。特に、装飾品がついている服やフード付きの服は、子どもの危険にもつながります。それぞれの園でも禁止されていることがあるのではないでしょうか。
冬服で特に注意すること
保育園生活に合う冬服は、以下のようなものです。
上の服
- 長袖Tシャツ
- 肌着は袖なしまたは半袖
- 裏起毛はNG
- ジャンパーはフードなし
上の服は活動しやすいよう、ゴワゴワする素材よりも薄手がおすすめ。肌着にロンTの上からTシャツを着るなど、重ね着をして調節しましょう。子どもはよく汗をかくため、汗を吸わない裏起毛は避けましょう。また、長袖の肌着は脱ぎ着が難しいのでおすすめしません。
ジャンパーはフードつきを禁止している園がほとんど。1枚あると便利ですので、早めに用意すると安心です。
ズボン
- ピタッとしたものより、少しゆったりめが◎
- ズボンの中にタイツははかせない
- すそが長い物はきちんと折ってはかせる
0~2歳児は少しゆったりめのズボンがおすすめ。ゆったりめの方が、脱ぎ穿きの練習には適しています。また、すそ口が広い方が足を入れやすくスムーズに行えます。少し大きめサイズでしたら、引きずらないようにすそはきちんと折ってはかせるようにお願いします。
タイツの着用は自由としている園でも、1人で脱ぎ着、裏返しができるかどうか見てあげてください。また、ズボンをはくのであればタイツはいらないと思います。
手袋、マフラーは園生活では不要
園生活では、手袋やマフラーは基本的には必要ありません。ただし、地域によっては必要なところがあるかもしれません。積雪する地域などは園に確認をお願いします。
登降園時にマフラーや手袋をさせる方も、園に到着したら保護者の方が持ち帰り、お迎えの際にまた持ってくるようお願いします。
快適な服装で楽しい園生活を
園生活に合う服装を選ぶことで、子どもたちも冬場の園生活をエンジョイすることができます。ぜひ、記事を参考に服装を選んでみてくださいね。